長期的に見ると、メーカー卸取引はせどりよりも高い利益が見込める上に安定して稼いでいける手法です。
ただし、その分開始するためのハードルはたくさんあります。
そこで本記事では、メーカー卸取引に必要な知識を網羅的に解説していきます。
長期的に見ると、メーカー卸取引はせどりよりも高い利益が見込める上に安定して稼いでいける手法です。
ただし、その分開始するためのハードルはたくさんあります。
そこで本記事では、メーカー卸取引に必要な知識を網羅的に解説していきます。
せどり | メーカー → 卸問屋 → 小売店 → 自分 → 一般顧客 |
---|---|
卸取引 | メーカー →卸問屋→ 自分 → 一般顧客 |
メーカー取引 | メーカー → 自分 → 一般顧客 |
間に業者を挟まないほど、利益率は高くなっていきます。
利益率という点で考えると、メーカーと直接取引する方法が最も効率が良いです。
メーカー卸取引 | せどり | |
---|---|---|
ライバル | 少ない | 多い |
利益の安定性 | 安定しやすい | 安定しにくい |
規約に抵触するリスク | 小さい | 大きい |
独占販売権 | 獲得できる | 獲得できない |
利益率 | 10~20% | 店舗:約20% 電脳:約15% |
参入障壁 | 高い | 低い |
必要な資金 | まとまった資金が必要 | 少額から始められる |
せどりは、少額から開始できるので参入障壁が低い分、ライバルが多く安定しにくいという特徴があります。
メーカー卸取引は、必要な資金が多く参入障壁が高い分、ライバルが少なく安定感があります。
ホームページ作成方法は2通りあります。
WordPressで作成した方がメリットは大きいですが、ホームページを作ったことがない方は、ホームページ作成サイトで作成するのも良いでしょう。
おすすめは、無料で使える以下のようなサイトです。
用意されているテンプレートに写真や文字を当てはめていくだけで、ホームページを作成できてしまいます。
ホームページに記載する「会社概要」は、会社の信頼感に直結する重要な項目ばかりです。
しっかり作り込みましょう。
最低限、以下の項目は入れておきましょう。
ホームページを見て興味を持ってくれたメーカーがコンタクトを取るための手段として、問い合わせフォームの設置は必須です。
近年では、SNSでの発信内容も重要視される傾向にあります。
自身が運用しているTwitterやInstgramなどのSNSもホームページから見られるようにしておくと、より会社のイメージが伝わりやすくなります。
直接メーカーと会う機会に備えて、名刺も作っておきましょう。
直前になって困らないように、早めに作っておくことをおすすめします。
名刺は「ラクスル」や「プリントパック」などで簡単に注文できます。
名刺の内容も会社概要同様、とても重要です。
以下の項目は全て準備して、明記しておきましょう。
Amazonアカウントの作成方法は以下の記事で詳しく解説しています。
メーカー卸取引の流れは3ステップです。
順番に解説していきます。
仕入れ先のメーカーを探す方法4選
売れている商品からメーカーをリサーチする方法は2種類あります。
Amazonの検索窓の左にある「すべて」から検索窓を開くことができます。
ここで表示されるカテゴリーからリサーチする方法です。
DVDより下に表記されているカテゴリーを狙います。(クレジット・ギフトカード・Amazonアウトレットは除く)
カテゴリーを絞ったら「売れ筋ランキング」の上位からリサーチしていきましょう。
メーカー卸取引と、特に相性が良いカテゴリーが4つあります。
まずは、下記のカテゴリーからリサーチしてみると良いでしょう。
メーカー卸取引をすでに行なっているセラーの商品リストから、利益商品をリサーチする手法です。
メーカー卸取引が可能な商品を1つでも見つけることができたら、その商品を販売しているセラーの商品リストをチェックしましょう。
セラーリサーチに活用したセラーはリスト化しておくと便利です。
最低限以下の情報はメモしておいて、リストを作っておきましょう。
リサーチの基準は以下です。
Amazon本体がいなくて、独占販売者のいない、売れている商品にターゲットを絞ってリサーチしましょう。
仕入れ対象となった商品が、どのメーカーから販売されているかを表にまとめておきましょう。
「利益商品=メーカーと取引できる商品」ではないので、メーカーをリスト化しておくと便利です。
リストには以下の情報を留めておくと良いでしょう。
メーカー卸取引において、OEM/ノーブランド商品は以下の理由によりリサーチ対象外となります。
OEM商品には、以下のような特徴があります。
「OEMであること」は概要欄などには明記されていません。
上記の特徴から判断しましょう。
効率よく利益商品をリサーチするために、OEM商品やノーブランド商品はリサーチ対象から外しましょう。
リサーチの効率を最大限に高めるには「Keepa」の活用が欠かせません。
Keepaでは、仕入れ判断で必要となる3つの要素を確認することができます。
さらに、プロダクトファインダーを活用すればリサーチ基準を満たしたカテゴリー商品を1発で検索できます。
メーカーの公式サイトに記載されているメールアドレス・お問い合わせフォームなどから、直接コンタクトを取る方法です。
ただし、大手企業メーカーが、個人に商品を卸すことはほとんどありません。
まずは中小企業メーカーからコンタクトを取ってみましょう。
基本的には断られる前提で、メールのテンプレートを作成して根気よくコンタクトを取り続けるのがコツです。
展示会とは、メーカーが目玉商品や新商品を紹介するイベントです。
展示会に出展しているメーカーの担当者は「商品を買って欲しい」というスタンスで参加しています。
メーカー担当者と交渉しやすい環境が整っているということです。
中小企業の展示会であれば、個人でも参加できるので積極的に参加していきましょう。
展示会に関しては「世界の見本市」というサイトで最新情報を確認できます。
問屋サイトは別名「仕入れサイト」とも呼ばれています。
ネット上でメーカーとの取引を仲介してくれるサイトです。
メーカーとの繋がりがなくても商品を卸価格で購入できるため、メーカーを探して交渉する手間が不要です。
代表的な問屋サイト▼
問屋サイトの例 | 主な仕入ジャンル |
---|---|
スーパーデリバリー | アパレル・生活雑貨・家電・食料品 |
NETSEA | アパレル・ファッション雑貨・家電 |
卸問屋.com | 家電・雑貨・小物 |
ただし、参入障壁が低い分ライバルも多く、値崩れの危険性が高いので注意が必要です。
商品の出品者数や、価格の推移をしっかりリサーチしてから仕入れるようにしましょう。
よくあるパターン | 対処法 |
メールの返信が来ない | 電話・FAXを使う |
卸問屋や代理店を紹介される | 直取引を交渉 無理なら卸問屋・代理店と交渉してみる |
電話がかかってくる | すぐには出ず、メーカーを特定する 予め、聞かれそうなことを準備してかけなおす |
会いたいといわれる | 先に見積もりだけもらう |
断られたとき | なぜダメなのか理由を聞いて、次に活かす |
Amazonで販売できないケースもあるので、実際に商品を仕入れる前に出品登録をしておきましょう。
商品が出品可能であることがわかったら、見積書をもらって利益を計算します。
理想の利益率は10%ですが、最初は5~8%狙いでOKです。
継続すれば20%になるケースもあります。
メーカー卸取引は作業工程が多いので、煩雑になりがちです。
外注化できる部分を探して、自由な時間を確保しましょう。
外注化によって、
など、自由になった時間を活用して事業を拡大させていくことができます。
メーカー卸全体の流れを確認し、外注化できそうな工程を探していきましょう。
外注先は、クラウドソーシングサイトに登録して探すことをお勧めします。
直接取引はトラブルや詐欺に遭うケースがあるので、避けましょう。
採用までの流れは以下になります。
マニュアルは動画で作る | ZOOM録画を活用しましょう。 テキストのマニュアルよりも、細部まで要領を伝えることができます。 |
主婦の方を採用する | 在宅で仕事を探している優秀な人が多いので、採用するターゲットは主婦層を狙いましょう。 |
1万円以上の報酬で募集を出す | 報酬は出し惜しみせず、1万円以上で募集をかけるようにしましょう。 人が集まりやすくなり、優秀な人を人選できます。 |
合わないと思ったら依頼しない | 雇用契約を結んでいるわけではないので、合わないと思ったら依頼しないようにしましょう。 外注後も同様です。 |
外注に関して、もっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください▼
メーカー卸取引のやり方まとめ
必要な準備
・ホームページを作成する
・販売アカウントを作成する
メーカー卸取引の流れ
・4種類の方法でメーカーを探す
・メーカーに交渉する
・商品を仕入れて出品する
さらに、メーカー卸仕入れ初心者ガイドではメーカー卸仕入れに関するノウハウが完全無料で学べます。ぜひチャレンジしてみてください!
【2024年最新】稼げる物販手法はコレ!
初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★☆ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 30万円以上 |
中国から商品を輸入し、自分でページを作って販売するので、せどりのような即金性は少ないが、小資金からスタートでき初心者にも再現性が高く仕組み化できるのが中国輸入。
オリジナルブランドで自分の資産となる商品を作成できることも魅力的です。
初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 50万円以上 |
せどりで伸び悩んでいる、限界を感じる人は問屋仕入れで仕組み化を目指そう!
問屋開拓までの忍耐力は必要だけど、基本的にリピート仕入れで完結するので、せどりのように、掘り出し物を探すのに頭を悩ませる必要は無くなります。
初心者おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
即金性 | ★★☆☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 50万円~ |
目指せる利益額 | 100万円以上 |
せどり・転売で物販に慣れてきて、物販を副業レベルでなく事業化させたい方におすすめです!
メーカー仕入れの全体像や利益を出すまでの流れが体系的に学べます。
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