問屋サイトとは別名「仕入れサイト」とも呼ばれる、ネット上でメーカーとの取引を仲介してくれるサイト。
メーカーとの繋がりがなくても商品を卸価格で購入できるため、メーカーを探して交渉する手間が不要です。
今回は、そんな問屋サイトの中でも最も扱いやすい「スーパーデリバリー」を紹介します。
問屋サイトとは別名「仕入れサイト」とも呼ばれる、ネット上でメーカーとの取引を仲介してくれるサイト。
メーカーとの繋がりがなくても商品を卸価格で購入できるため、メーカーを探して交渉する手間が不要です。
今回は、そんな問屋サイトの中でも最も扱いやすい「スーパーデリバリー」を紹介します。
スーパーデリバリーとは、
など、幅広いカテゴリーを扱っている問屋サイトです。
無料で問屋と繋がれるので、初心者には特におすすめのサイトです。
スーパーデリバリーは無料で使えるフリープランと、有料版のスタンダードプランがあります。
フリープラン | スタンダードプラン | |
月会費 | 0円 | 2,200円 |
ポイント還元 | なし | 「後払いPaid支払い」を利用した商品代金(税抜)の2%分還元 |
商品情報のダウンロード機能 | ✖️ | 購入した商品のみ可能 |
後払いPaid | ◯ | ◯ |
クレジットカード | ◯ | ◯ |
代引き | ◯ | ◯ |
卸価格
取引可能企業 購入回数 |
プランによる変更なし |
使用できる機能にほとんど差がないので、まずはフリープランで開始してみましょう。
後払いPaidを利用しての月額の仕入れ価格(税抜)が110,000円を超えてきたら、ポイント還元を考慮してスタンダードプランへの変更を検討してみても良いでしょう。
まずはスーパーデリバリーのホーム画面右上の「会員登録する(無料)」をクリックします。
出典:スーパーデリバリー
メールアドレスを入力して「登録を始める」をクリック。
出典:スーパーデリバリー
スーパーデリバリーからメールが届きますので、メール内のURLをクリックします。
情報入力画面に遷移するので、まずは業種を入力します。
出典:スーパーデリバリー
記入例
自身が運営している業態に合わせて入力しましょう。
次に、運営状況・販売形態を選択します。
出典:スーパーデリバリー
すでに開業している方は「開業中」。まだ準備中の方は「開業準備中」を選びましょう。
販売形態は、「ネット販売」を選ぶとURLの入力が必須となります。
販売サイトをお持ちでない方は「店舗販売」を選ぶとURLの入力は不要で次に進めます。
続けて、商品を販売する店舗の情報を入力していきます。
出典:スーパーデリバリー
「店名、屋号」はAmazonなどで使用している屋号を入力。
「担当者名」は自身の名前、もしくは外注先の代表者名。
住所は2列にする必要があるので、下段に番地などを入力しましょう。
電話番号はネットショップの電話番号のみの入力でOKです。(携帯番号をネットショップの電話番号欄に入力も可)
最後に店舗の運営会社を入力します。
出典:スーパーデリバリー
これは店舗情報で入力したものと同一なら、
をそれぞれクリックすれば、自動入力されます。
全ての必要事項を入力できたら「未入力の必須事項があります」のボタンが「確認画面へ」というボタンに変わります。
「確認画面へ」を押して、情報の入力作業は終了です。
最後に全ての入力情報に誤りがないか確認をして、「申し込む(規約に同意する)」をクリック。
出典:スーパーデリバリー
以上でスーパーデリバリーの登録は完了です。
スーパーデリバリーで使える、独自の便利機能を紹介します。
上手く活用して、リサーチ効率を向上させましょう。
問屋サイトでは、表示されている全ての企業と取引できるわけではありません。
取引企業申し込みをして、申請が通った企業とだけ取引が可能となります。
とはいえ、最初はどの企業に申し込みを送って良いかわからないでしょう。
そんな人のために「取引企業一括申し込み機能」があります。
出典:スーパーデリバリー
この機能を活用すれば、数百社の企業に一括アプローチをかけることができます。
交渉などのやり取りも不要なので、スーパーデリバリーを開始したら、まず最初に一括申し込みをしておきましょう。
利益の取れそうな商品や企業を見つけたら、検討中リストに入れて管理できます。
出典:スーパーデリバリー
検討中リストに入れた商品や企業はホーム画面にも表示されるようになるので、視認性も良く管理し易くなります。
出典:スーパーデリバリー
利益商品を見つけても、問屋に在庫がない場合があります。
そんな時は、入荷時に知らせてくれる通知機能を活用しましょう。
問屋に商品が再入荷した際、通知を受け取って素早く仕入れを行うことができます。
出典:スーパーデリバリー
ここからは、スーパーデリバリーでのリサーチ方法について詳しく解説していきます。
リサーチ方法はカテゴリーリサーチを活用します。
メーカー卸取引で利益商品を見つけやすい、下記4カテゴリーに絞ってリサーチしていきましょう。
利益率は、8%〜15%程度を目安とします。
まず、カテゴリーから商品を探します。
前提条件の4カテゴリーから選びましょう。
人気順、卸価格順などに並び替えてソートするとリサーチしやすいでしょう。
値引きされている商品などを優先して、リサーチしていきます。
利益が取れそうな商品を見つけたら、Amazonで検索して仕入れ判断を行っていきます。
その際、「商品名」を使うと間違いが起きやすいので「JAN」を使いましょう。
JANの部分でダブルクリックして選択し、Amazonの検索窓にコピペします。
ここからは通常のリサーチと同様です。
画面は無料で使えるモノトレーサーを使っています。
ランキング、価格、出品者の推移を確認して仕入れ判断を行いましょう。
バリエーションがある商品は、必ずバリエーションも確認しましょう。
レビューが付いているものの中でも、販売価格の高いものからリサーチしていくと良いでしょう。
利益が出ることが確認できたら、JANをコピペしてスーパーデリバリーで再確認します。
この時、商品を一旦カートに入れてみて送料の確認と送料無料ラインの確認をしましょう。
(送料無料ラインについては後述します)
売り切れている場合は、入荷通知をオンにしておきましょう。
以下の条件を満たしていれば、実際に仕入れを行います。
以上が、スーパーデリバリーでの一連のリサーチ方法になります。
スーパーデリバリーを活用したリサーチには、4つ注意点があります。
大きな損失を出さないためにも、リサーチ前に頭に入れておきましょう。
問屋サイト全般の問題として、参入障壁が低いので利用人口がとても多い傾向にあります。
それはつまり、多くのライバルが同じ商品を見ているということです。
ライバルが多い分、値崩れなどのリスクがあるので、ランキングや価格の推移には十分注意して仕入れ判断を行いましょう。
Amazon販売を嫌っている企業があるので、注意が必要です。
万が一、ネット販売不可商品を出品した場合は企業側から出品取り下げや仕入れ中断のメールが届くことがあります。
仕入れた商品を別ルートで捌くための手間や、適正価格で販売できなることによる損失が発生してしまいます。細心の注意を払いましょう。
Amazon出品の可否については取引条件で確認できるので、必ず仕入れ前に確認するようにしましょう。
「ネット販売◯」となっていれば大丈夫です。
出店企業と簡単に繋がることができるのが、問屋サイトの最大のメリットです。しかし、それはあくまで問屋サイトを仲介している場合に限ります。
問屋サイトを利用して繋がった後で、直接企業と取引することは規約違反となりますので避けましょう。
スーパーデリバリーでの仕入れでは、基本送料を負担することになります。
しかし、送料無料ラインという仕組みがあります。
同一企業で一定金額以上の仕入れを行うと、送料が無料になる仕組みです。
送料無料ラインは店舗毎に異なるので、仕入れ判断をする時は必ず確認するようにしましょう。
今回は、問屋サイト「スーパーデリバリー」について解説しました。
メーカー卸取引の登竜門としては、参入障壁が低くおすすめの問屋サイトです。
反面、ライバルも多いので仕入れ判断は慎重に行いましょう。
さらに、メーカー卸仕入れ初心者ガイドではメーカー卸仕入れに関するノウハウが完全無料で学べます。ぜひチャレンジしてみてください!
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