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【完全ロードマップ】メーカー卸取引の始め方を解説

助手
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メーカー卸取引って、どんなビジネスモデルですか?

メーカー卸取引とは、製造業者(メーカー)から商品を大量に仕入れて、直接消費者に販売するビジネスモデルじゃ。
博士
博士

長期的に見ると、メーカー卸取引はせどりよりも高い利益が見込める上に安定して稼いでいける手法です
ただし、その分開始するためのハードルはたくさんあります。

そこで本記事では、メーカー卸取引に必要な知識を網羅的に解説していきます。

メーカー卸取引とは

助手
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メーカー卸取引って、せどりとは違うんですか?

せどりとの大きな違いはその商流じゃ。
博士
博士

せどり メーカー → 卸問屋 → 小売店 → 自分 → 一般顧客
卸取引 メーカー →卸問屋→ 自分 → 一般顧客
メーカー取引 メーカー → 自分 → 一般顧客

間に業者を挟まないほど、利益率は高くなっていきます。
利益率という点で考えると、メーカーと直接取引する方法が最も効率が良いです。

せどりとの比較

助手
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メーカー卸取引は、せどりよりも良いってことですか?

どちらの方が良いかは一概には言えないぞい。
メーカー卸取引とせどりを比較してみるのじゃ。
博士
博士

メーカー卸取引 せどり
ライバル 少ない 多い
利益の安定性 安定しやすい 安定しにくい
規約に抵触するリスク 小さい 大きい
独占販売権 獲得できる 獲得できない
利益率 10~20% 店舗:約20%
電脳:約15%
参入障壁 高い 低い
必要な資金 まとまった資金が必要 少額から始められる

せどりは、少額から開始できるので参入障壁が低い分、ライバルが多く安定しにくいという特徴があります。

メーカー卸取引は、必要な資金が多く参入障壁が高い分、ライバルが少なく安定感があります

助手
助手
せどりの方が簡単に開始できるけど、安定しにくいんですね。

そうじゃな。せどりでビジネスの基礎を学んだ後、スケールアップとしてメーカー卸取引にチャレンジするのが良いじゃろう。
博士
博士

メーカー卸取引のメリットとデメリット

メーカー卸取引のメリットとデメリットもまとめておいたぞい。しっかり把握しておくのじゃぞ。
博士
博士

メリット
・一次流通の物販ができる(せどりは二次流通)
・取引先を増やせば増やすほど売上が増える
・社会的な信用がある
・資金力があれば大きな売上を生み出せる
デメリット
・先払いが基本(クレカ不可が多い)だから資金力が必要
・すぐに利益生み出せるわけではない
メーカー卸取引は、資金力が必要な上利益が生み出されるまで時間がかかる場合が多いじょ。
博士
博士

助手
助手
その分、社会的な信用があって売り上げも伸ばしていきやすいんですね!

メーカー卸取引の事前準備

助手
助手
メーカー卸取引がどんなものか、理解できました!
開始するには、まず何をしたら良いですか?

メーカー卸取引の開始に必要な事前準備は、大きく2つあるぞい。
博士
博士

  • ホームページを作成する
  • 販売アカウントを作成する

ホームページを作成する

まず最初に必要になるのが、ホームページじゃ。
博士
博士

助手
助手
ホームページ作成は難しそうです!
自分で作れる気がしません!

ホームページがあった方が、有利に取引を進められるのじゃ。
無料で簡単に作れるサイトもあるので、必ず作っておくのじゃぞ。
博士
博士

ホームページ作成方法は2通りあります。

  • WordPressで作成する
  • ホームページ作成サイトで作成する

WordPressで作成した方がメリットは大きいですが、ホームページを作ったことがない方は、ホームページ作成サイトで作成するのも良いでしょう。

おすすめは、無料で使える以下のようなサイトです。

用意されているテンプレートに写真や文字を当てはめていくだけで、ホームページを作成できてしまいます。

ホームページの作成に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にするのじゃ。
博士
博士

メーカー仕入れをするならホームページ制作が必須!?理由や作り方を解説
メーカー仕入れを始めるのに、専用のホームページって必要なのかな…? ホームページがあったほうが、有利に取引を進められるぞ…

会社概要を作り込む

ホームページに記載する「会社概要」は、会社の信頼感に直結する重要な項目ばかりです。
しっかり作り込みましょう。
最低限、以下の項目は入れておきましょう。

  • 社名
  • 本社を含め事業所の所在地
  • 代表者
  • 設立年月日
  • 沿革
  • 資本金
  • 売上高
  • 従業員数
  • 事業内容
  • 取引企業
  • 問い合わせフォーム

ホームページを見て興味を持ってくれたメーカーがコンタクトを取るための手段として、問い合わせフォームの設置は必須です

近年では、SNSでの発信内容も重要視される傾向にあります。
自身が運用しているTwitterやInstgramなどのSNSもホームページから見られるようにしておくと、より会社のイメージが伝わりやすくなります。

名刺作成

直接メーカーと会う機会に備えて、名刺も作っておきましょう。
直前になって困らないように、早めに作っておくことをおすすめします。

名刺は「ラクスル」や「プリントパック」などで簡単に注文できます。

名刺の内容も会社概要同様、とても重要です。
以下の項目は全て準備して、明記しておきましょう。

  • 会社名・屋号(ロゴも入れましょう)
  • 固定電話番号...050より市外局番がベター。固定電話番号がスマホアプリでも電話機でも使える「03plus」がおすすめ。
  • 独自ドメインのメールアドレス...gmailでも独自ドメインが作成可能です。
  • その他・FAXやホームページアドレスなど...「インターネットFAX」を活用しましょう。
  • 役職...「代表取締役」「営業部部長」など。

「営業部部長」は組織が大きく見えるので、おすすめの役職じゃ。
博士
博士

販売アカウントを作成する

助手
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販売アカウントって、Amazonでも良いですか?

Amazonで問題ないぞい。
ある程度経験を積んだら楽天やYahoo!ショッピング、自社ECサイトとステップアップしていくのが良いじゃろう。
博士
博士

Amazonアカウントの作成方法は以下の記事で詳しく解説しています。

Amazon出品者アカウント登録の手順書【必要書類から手続き方法まで丸っと解説】
個人で物販を行う場合、販売場所として最も一般的な「Amazon」。世界最大級のショッピングサイトでありながら、誰でも気軽…

メーカー卸取引の流れ

助手
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事前準備はバッチリできました!

では、ここからはメーカー卸取引のやり方を具体的に解説していくぞい。
博士
博士

メーカー卸取引の流れは3ステップです。

  1. 仕入れ先のメーカーを探す
  2. メーカーに交渉する
  3. 商品を仕入れて出品する

順番に解説していきます。

仕入れ先のメーカーを探す

助手
助手
仕入れ先のメーカーって、どうやって探したら良いですか?

簡単に仕入れ先のメーカーを探す方法が4つあるぞい。
自分に合ったやり方を探すためにも、全て試してみることをおすすめするじょ。
博士
博士

仕入れ先のメーカーを探す方法4選

  • 売れている商品からメーカーを調べる
  • メーカーの公式サイトを検索する
  • 展示会で直接交渉する
  • 問屋サイトを利用する

売れている商品からメーカーを調べる

売れている商品からメーカーをリサーチする方法は2種類あります。

  • カテゴリーリサーチ
  • セラーリサーチ

カテゴリーリサーチ

Amazonの検索窓の左にある「すべて」から検索窓を開くことができます。

ここで表示されるカテゴリーからリサーチする方法です。
DVDより下に表記されているカテゴリーを狙います。(クレジット・ギフトカード・Amazonアウトレットは除く)

カテゴリーを絞ったら「売れ筋ランキング」の上位からリサーチしていきましょう。

メーカー卸取引と、特に相性が良いカテゴリーが4つあります。
まずは、下記のカテゴリーからリサーチしてみると良いでしょう。

  • 食品
  • 家電
  • おもちゃ
  • 日用品

セラーリサーチ

メーカー卸取引をすでに行なっているセラーの商品リストから、利益商品をリサーチする手法です。
メーカー卸取引が可能な商品を1つでも見つけることができたら、その商品を販売しているセラーの商品リストをチェックしましょう

セラーリサーチに活用したセラーはリスト化しておくと便利です。
最低限以下の情報はメモしておいて、リストを作っておきましょう。

  • 出品者名
  • ストアのURL
  • 出品者ID(セラーID)
  • 出品している商品
  • 取り扱っているメーカー名

リサーチ基準

リサーチの基準は以下です。

  • Amazon本体のカート取得率が80%未満の商品
  • 出品者数...FBA出品者が2人以上
  • ランキング...50000位以内

Amazon本体がいなくて、独占販売者のいない、売れている商品にターゲットを絞ってリサーチしましょう。

リサーチのコツ

リサーチ時のコツを3つ紹介するぞい。
博士
博士

リサーチ表を作る

仕入れ対象となった商品が、どのメーカーから販売されているかを表にまとめておきましょう。
「利益商品=メーカーと取引できる商品」ではないので、メーカーをリスト化しておくと便利です。

リストには以下の情報を留めておくと良いでしょう。

  • ASIN(商品の識別用に設定された番号)
  • メーカーの公式サイトのURL
  • メールアドレス
  • 担当者名
  • メール送信日・返信日(過去3回分程度)
  • 取引状況(連絡待ち・交渉中・契約済みなど)
  • ロット数(商品の注文単位)
  • 掛け率
  • 利益率

OEM/ノーブランド商品は避ける

メーカー卸取引において、OEM/ノーブランド商品は以下の理由によりリサーチ対象外となります。

  • 無名なので売れない
  • 売値が安い商品が多く、利益を出しにくい

OEM商品には、以下のような特徴があります。

  • スポンサープロダクトにありがち
  • 無名ブランド
  • 安価すぎる
  • 出品者が中国人セラー

「OEMであること」は概要欄などには明記されていません。
上記の特徴から判断しましょう。

効率よく利益商品をリサーチするために、OEM商品やノーブランド商品はリサーチ対象から外しましょう

Keepaを活用する

リサーチの効率を最大限に高めるには「Keepa」の活用が欠かせません。

Keepaでは、仕入れ判断で必要となる3つの要素を確認することができます。

  • Amazonでの価格推移
  • Amazonでのランキング推移(売れ筋ランキング)
  • Amazonの出品者数推移

さらに、プロダクトファインダーを活用すればリサーチ基準を満たしたカテゴリー商品を1発で検索できます。

Keepaの完全マニュアル|基本的な使い方から仕入れ判断方法まで網羅的に解説!
Keepaってなに…?どんなことができるの…? KeepaはAmazonの販売価格や売れ筋ランキング、ライバル出品者数な…

メーカーの公式サイトを検索する

メーカーの公式サイトに記載されているメールアドレス・お問い合わせフォームなどから、直接コンタクトを取る方法です。

ただし、大手企業メーカーが、個人に商品を卸すことはほとんどありません。
まずは中小企業メーカーからコンタクトを取ってみましょう

基本的には断られる前提で、メールのテンプレートを作成して根気よくコンタクトを取り続けるのがコツです。

展示会で直接交渉する

展示会とは、メーカーが目玉商品や新商品を紹介するイベントです。

展示会に出展しているメーカーの担当者は「商品を買って欲しい」というスタンスで参加しています。
メーカー担当者と交渉しやすい環境が整っているということです。

中小企業の展示会であれば、個人でも参加できるので積極的に参加していきましょう。

展示会に関しては「世界の見本市」というサイトで最新情報を確認できます。

問屋サイトを利用する

問屋サイトは別名「仕入れサイト」とも呼ばれています。
ネット上でメーカーとの取引を仲介してくれるサイトです。

メーカーとの繋がりがなくても商品を卸価格で購入できるため、メーカーを探して交渉する手間が不要です。

代表的な問屋サイト▼

問屋サイトの例 主な仕入ジャンル
スーパーデリバリー アパレル・生活雑貨・家電・食料品
NETSEA アパレル・ファッション雑貨・家電
卸問屋.com 家電・雑貨・小物

ただし、参入障壁が低い分ライバルも多く、値崩れの危険性が高いので注意が必要です

商品の出品者数や、価格の推移をしっかりリサーチしてから仕入れるようにしましょう。

メーカーに交渉する

助手
助手
私、口下手なんで交渉は自信ないです。

交渉に難しいセールストークなどは必要ないぞい。
交渉の進め方と、パターン別対処法を具体的に解説するぞ。
博士
博士

交渉の進め方

交渉の流れは至ってシンプルじゃ。
博士
博士

交渉の流れ
①問い合わせフォームにメールを送る
②メーカーからレスポンスを受け取る
③見積書をもらう
助手
助手
たったこれだけですか?
うむ。シンプルじゃが営業メールの送り方は奥が深い。
詳しいやり方は別記事にまとめてあるので、よく読んでから実践するのじゃ。
博士
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【例文つき】メーカー卸仕入れにおける営業メールの送り方|新規取引を獲得するには!?
メーカーに送る営業メールはどんな内容がいいの? メーカー卸仕入れの入り口は営業メールから始まります。その際に「この人とぜ…

パターン別対処法

メーカーとの交渉で、よくあるパターンの対処方法をまとめておいたぞい。
博士
博士

助手
助手
ありがとうございます!表を見ながら実践してみます!

よくあるパターン 対処法
メールの返信が来ない 電話・FAXを使う
卸問屋や代理店を紹介される 直取引を交渉
無理なら卸問屋・代理店と交渉してみる
電話がかかってくる すぐには出ず、メーカーを特定する
予め、聞かれそうなことを準備してかけなおす
会いたいといわれる 先に見積もりだけもらう
断られたとき なぜダメなのか理由を聞いて、次に活かす

商品を仕入れて出品する

助手
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あとは商品を仕入れて出品するだけですね!

そうじゃな。注意点は1つ。
必ずAmazonの出品登録を先に済ませておくことじゃ。
博士
博士

Amazonで販売できないケースもあるので、実際に商品を仕入れる前に出品登録をしておきましょう

商品が出品可能であることがわかったら、見積書をもらって利益を計算します。

理想の利益率は10%ですが、最初は5~8%狙いでOKです。
継続すれば20%になるケースもあります。

利益率に関して詳しくは別記事を参照してください▼
メーカー仕入れにおける利益率の目安は?~コツをおさえて利益率アップを目指そう~
メーカー仕入れの利益率は何%を目指せば良いの…?どうすれば利益率をアップできるの…? メーカー仕入れは、単に商品を仕入れ…

助手
助手
商品の出品方法は、Amazonせどりと同じですよね!

うむ。まだFBA納品など未経験の方は別記事に詳しい内容をまとめてあるので、しっかり読んでおくのじゃぞ。
博士
博士

【画像付き】Amazonの出品・納品マニュアル|FBA/自己発送
Amazonってどうやって出品作業を進めたらいいの? この記事ではAmazonの出品方法について画像付きで分かりやすく解…

メーカー卸取引のコツ

助手
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メーカー卸取引のやり方はわかったけど、やることが多すぎて継続するのは大変そうですね!

メーカー卸取引は外注によって、多くの部分を自動化することが可能じゃ。
博士
博士

メーカー卸取引は作業工程が多いので、煩雑になりがちです。
外注化できる部分を探して、自由な時間を確保しましょう。

外注化によって、

  • 大事な業務に専念できる(メーカー対応など)
  • 取引先が自動で増える仕組みが構築できる

など、自由になった時間を活用して事業を拡大させていくことができます。

メーカー卸全体の流れを確認し、外注化できそうな工程を探していきましょう

  • 売れている商品のメーカーを調べる→リサーチの外注化
  • メーカーに交渉する→交渉メール送信を外注化
  • 商品を仕入れて出品する→納品、出品登録の外注化

外注先を探す方法

外注先は、クラウドソーシングサイトに登録して探すことをお勧めします。
直接取引はトラブルや詐欺に遭うケースがあるので、避けましょう。

採用までの流れは以下になります。

  1. 募集文を作成
  2. プロジェクト方式で提案
  3. 提案文を見て採用

先方からの提案文を見て、適材適所となり得る人材かどうかしっかり判断するのじゃぞ。
博士
博士

外注のコツ

最後に外注のコツをまとめておいたぞい。
博士
博士

マニュアルは動画で作る ZOOM録画を活用しましょう。
テキストのマニュアルよりも、細部まで要領を伝えることができます。
主婦の方を採用する 在宅で仕事を探している優秀な人が多いので、採用するターゲットは主婦層を狙いましょう。
1万円以上の報酬で募集を出す 報酬は出し惜しみせず、1万円以上で募集をかけるようにしましょう。
人が集まりやすくなり、優秀な人を人選できます。
合わないと思ったら依頼しない 雇用契約を結んでいるわけではないので、合わないと思ったら依頼しないようにしましょう。
外注後も同様です。

助手
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全部自分でやろうとするのではなく、作業を切り分けて得意な人に任せたら良いんですね!

労働収入から脱却することは重要な目標じゃ。
何処が自動化できるのか?常に自問自答しながら事業を進めていくのじゃぞ。
博士
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外注に関して、もっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください▼

リピート構築×外注化!時間と場所に縛られない電脳せどり
ECセラーLABOでしか読めない限定コラム。 今日は、電脳せどり歴8年のECセラーであるアルファさんにお話を伺おうと思い…
アルファ

まとめ

助手
助手
メーカー卸取引の方法、バッチリ理解できました!

事前準備は大変じゃが、長期的な目線で見れば安定して稼げる手法なので是非チャレンジしてみてほしいじょ。
博士
博士

メーカー卸取引のやり方まとめ

必要な準備
・ホームページを作成する
・販売アカウントを作成する

メーカー卸取引の流れ
・4種類の方法でメーカーを探す
・メーカーに交渉する
・商品を仕入れて出品する

メーカー卸取引は難易度は高めですが、その分再現性も高いビジネスモデルです。まずは無料のホームページ作成から挑戦してみてください。

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