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メーカー仕入れにおける利益商品のリサーチ方法を徹底解説!

助手
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メーカー仕入れに挑戦しているけど、どうやって利益商品をリサーチしたらいいかわからないよ~!

メーカー仕入れで売上を見込める商品には「3つの条件」があるのじゃ!それを知らないと、売れる商品は見つからんぞい!
博士
博士

そもそもメーカー仕入れは商品を生産しているメーカーから直接仕入れ、Amazonで販売する手法。そのためAmazonで物販を行ううえで必ずおさえなくてはいけないポイントを知らないと、一向に利益商品は見つけられません…。

そこで本記事では、メーカー仕入れにおける利益商品のリサーチ方法を徹底解説していきます。リサーチの効率をあげるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

メーカー仕入れでリサーチ対象となる商品基準

では早速、メーカー仕入れでリサーチ対象となる商品の基準から解説していきます!

  1. Amazon本体のカート取得率が80%未満の商品
  2. 出品者が2人以上の商品
  3. 売れ筋ランキング50,000位以内の商品

どれも外せないポイントじゃから、すべての基準を満たす商品をリサーチするのじゃぞ!
博士
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1.Amazon本体のカート取得率が80%未満の商品

まず、Amazon本体のカート取得率が80%を超えていないことを確認しましょう。カートが取得できるかどうかは商品の売れ行きに大きく関わってくるため、Amazon本体がカートの大半を占めているならほぼ勝ち目がないからです。

各セラーのカート取得率は、Keepaの「Data」タブ→「Buy Box Statistics」→「won」で確認できます。

グラフの「Data」タブで「Buy Box Statistics」をクリックした状態▼


出典:Keepa

Amazon本体のカート取得率は、右側にある「販売者」の「Name」欄に「Amazon」と表示されているものを参照してください。

この数値が80%未満なら、リサーチ対象にして良いじゃろう!
博士
博士

2.出品者が2人以上の商品

次に、商品の出品者数が2人以上であることも大事なポイントです。

出品者が1人だけの商品は以下のような可能性があるため、リサーチ対象から外したほうが無難でしょう。

  • セラーが独占販売している
  • メーカーが自社のアカウントで販売している
  • OEM商品(企業に委託して作った自社ブランド製品)である

特にOEM商品はセラーの独自ブランドのため、まず仕入れさせてもらえないと言えます。

とはいえ、目星をつけた商品の出品者がたくさんいたとしても諦める必要はありません。仮にライバルが多かったとしても、人気がある商品であれば売れる可能性はゼロではないからです。

試しに少量で販売してみて、売れ行きを確認してから判断すると良いぞい!
博士
博士

3.売れ筋ランキング50,000位以内の商品

そしてメーカー仕入れの対象となる商品を探す際は、Amazonの売れ筋ランキングも要チェックです。50,000位以内にランクインしている商品であれば月に数個は売れていることが確実なので、リサーチ対象としてください。

売れ筋ランキングについては、Amazonの商品詳細ページの「登録情報」でチェックできます。

売れ筋ランキングの表示箇所▼

出典:Amazon

「せっかく仕入れた商品が売れない!」なんてことにならんためにも、ランキングの確認は必須だじょ!
博士
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なお、メーカー仕入れにおける取扱商品の商品選定基準については、以下の記事で物販の年商7億円を突破しているプロ(ゆーへーさん)が詳しく解説してくれています。ぜひこちらもあわせて確認しておいてくださいね!

メーカー・問屋取引の商品選定基準と注意点
この記事では、物販で年商7億円を突破したゆーへーさん直伝!メーカー・問屋取引のキモを解説してもらいますぞ。 メーカー・問…
ゆーへー

メーカー仕入れで取り扱う商品のリサーチ方法2つ

続いて、メーカー仕入れ対象となる商品の具体的なリサーチ方法を2つ紹介します!

  1. カテゴリーリサーチ
  2. セラーリサーチ

1.カテゴリーリサーチ

まずは、商品カテゴリーの中から売れる商品を探す「カテゴリーリサーチ」です。

そのやり方はとてもシンプルで、Amazonトップページ検索窓からカテゴリーを選択し、カテゴリー分けされた商品をリサーチするだけ。一旦はDVDより下に表示されているカテゴリー(クレジット・ギフトカード・Amazonアウトレットは除く)を狙うと良いでしょう。

Amazonのカテゴリー検索欄▼

出典:Amazon

特にカテゴリーごとの「売れ筋ランキング」をチェックするのがおすすめじゃ!上位の商品であればあるほどセラーが活発に仕入れている商品である可能性が高いぞ!
博士
博士

なお、メーカー仕入れのリサーチで良い商品を見つけやすいジャンルは以下の4つです。

  • 食品
  • 家電
  • おもちゃ
  • 日用品

カテゴリーが自分で絞りきれないうちは、この辺りから取り組んでみると良いでしょう。

2.セラーリサーチ

次は、メーカー仕入れをおこなっているセラーが販売している商品の中から利益商品を探していく「セラーリサーチ」という手法です。

セラーリサーチは、メーカー仕入れをしていると考えられるライバルセラーをリサーチするから、良い商品を見つけやすいぞい!
博士
博士

セラーリサーチの主な手順は以下の通り。

  1. メーカー仕入れが可能な商品を1つピックアップする
  2. その商品を売っているセラーの他の商品をチェックする
  3. その中からメーカー仕入れ対象の商品を見つける

最初にピックアップする商品は、前半で紹介したリサーチ対象となる商品基準にマッチしているアイテムを選んでください。利益が出そうな商品を見つけたとしても、メーカーと取引できないと商品を仕入れられないので、仕入れ対象となった商品がどのメーカーから販売されているのかも表にまとめておくと良いでしょう。

セラーリサーチの詳しい方法については、こちらの記事もご覧ください!

電脳せどりにおけるセラーリサーチ方法【効率的にリサーチするコツも紹介】
電脳せどりに挑戦しているけど、利益商品が全然見つからないよ~! それなら「セラーリサーチ」を試してみるのじゃ!コツさえ掴…

メーカー仕入れの商品リサーチの効率をあげるコツ

最後に、メーカー仕入れの商品リサーチを効率よく進めるコツを紹介します!

  1. リサーチ表を作る
  2. OEM/ノーブランド商品は避ける
  3. Keepaを活用する

コツ1.リサーチ表を作る

まずはリサーチ表を作成することです。

リサーチ情報をGoogleスプレッドシートやクラウド上のメモに記録しておけば、見返したいときにすぐ確認できるので再び調べ直す手間がかかりません。

リサーチ表で記録しておくべき主な項目は、こちらの通り。

  • ASIN(商品の識別用に設定された番号)
  • メーカーの公式サイトのURL
  • メールアドレス
  • 担当者名
  • メール送信日・返信日(過去3回分程度)
  • 取引状況(連絡待ち・交渉中・契約済みなど)
  • ロット数(商品の注文単位)
  • 掛け率
  • 利益率

再検索の手間を省くための情報だけでなく、仕入れに必要なデータも記録しておくのがポイントじゃ!
博士
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また、同じ商品を取り扱っている他のセラーもリスト化しておくと、セラーリサーチに役立ちます。

セラーリストには、ひとまずこれらの項目を記載しておけば良いでしょう。

  • 出品者名
  • ストアのURL
  • 出品者ID(セラーID)
  • 出品している商品
  • 取り扱っているメーカー名

このように一つの商品から派生する情報をまとめて拾っておけば、さらにリサーチ効率がアップします!

コツ2.OEM/ノーブランド商品は避ける

また、OEM商品やノーブランド商品はリサーチの対象商品から除外すべきです。

OEM商品とは?
製造メーカーに商品作成を依頼し、自分のブランドとして販売する商品のこと。

OEM商品はその人個人のブランドじゃから、そもそも仕入れ自体ができないのじゃ!
博士
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OEM商品の可能性がある商品には、このような特徴があります。

  • スポンサー商品として紹介されている
  • メーカー名が不明瞭な商品
  • 安すぎる商品
  • 出品者が中国人セラー

OEM商品はラベルや商品の概要欄に明記されているわけではないので、上記の特徴から判断していくようにしてください。

そして、ノーブランド商品も以下の理由からリサーチすべきではありません。

  • 無名すぎて売れない
  • 売値が安い商品が多く利益になりにくい

助手
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ノーブランド商品は中国人セラーのケースが多く、グレーな手法で転売している人がいるので参入するのにもリスクを伴います!

着実に利益につながる商品を探していくためにも、OEM商品やノーブランド商品はリサーチ対象外にしていきましょう。

コツ3.Keepaを活用する

また、リサーチの効率を最大限に高めるには物販のリサーチ専用ツールKeepa」の活用が欠かせません。

出典:Keepa

Keepaは商品の情報を取得できたり、Amazonでの過去の価格変動や売れ筋ランキングをグラフで表示してくれたりする物販ビジネスに特化したツール。

Amazon物販では、Keepaなくして成果を出すのは難しいじょ!
博士
博士

Keepaで取得できる主なデータは以下の通りです。

  • Amazonでの価格推移
  • Amazonでのランキング推移(売れ筋ランキング)
  • Amazonの出品者数推移

keepaで見られるグラフの例↓

例えば価格推移を見れば、その商品が利益が出る売値で出品できる商品なのかを判断できます。特に、上の図のように価格推移のグラフがオレンジ色に染まっている商品はAmazon本体が出品していることを表します。そのため、この商品はリサーチ対象から除外するという判断ができるでしょう。

また売れ筋ランキングを確認すると、その商品は安定した需要があり仕入れたときに問題なく売れそうかどうかが分かります。全く売れていない商品はランキングがギザギザにならず平坦になるので、そのような商品もリサーチ対象から外しましょう。

そして出品者数のグラフを見れば、どれくらいのセラーがその商品を取り扱っているのかが分かります。出品者情報を確認すると各セラーの在庫数まで把握できるので、ある商品がどれくらいの頻度で売れているのかの定点観測も行ってみてください。

本当に売れる商品を見極めるために、Keepaを活用していっておくれ!
博士
博士

なお、Keepaの使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!

Keepaの完全マニュアル|基本的な使い方から仕入れ判断方法まで網羅的に解説!
Keepaってなに…?どんなことができるの…? KeepaはAmazonの販売価格や売れ筋ランキング、ライバル出品者数な…

まとめ:ポイントをおさえて仕入れ先のメーカーを効率よくリサーチしよう

というわけで、まず「売れる商品」をリサーチしない限りメーカー仕入れは始まりません。

今回紹介した「カテゴリーリサーチ」と「セラーリサーチ」は効率よく利益商品を探すのにはもってこいの手法。利益商品を見つけようとするだけでなく、それらを取り扱っているメーカーの情報も合わせてリサーチする意識が大切です。

良い商品を見つけ、長く取引できそうなメーカーを探していきましょう!

さらに、メーカー卸仕入れ初心者ガイドではメーカー卸仕入れに関するノウハウが完全無料で学べます。ぜひチャレンジしてみてください!

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