店舗せどり

店舗せどりの正しいリサーチ方法【効率的に利益商品を仕入れるコツも紹介】

助手
助手
店舗せどりで仕入れるときってどうやってリサーチすればいいの…?

せどりはリサーチが全てじゃ!リサーチ方法を間違えると、全く稼げないといっても過言ではないのじゃ。
博士
博士

大前提として、せどりのリサーチには正しいやり方が存在します。せどりの再現性が高い理由は、その正しいやり方で行えば誰でもしっかり収益を得られるから。言い換えると、勘に頼った場当たり的な仕入れでは損失や不良在庫の元となり、利益になりません。

そこで本記事では、店舗せどりの仕入れに必要な事前準備から現地でのリサーチ術まで詳しく紹介していきます。正しい知識を身につけて、確実に稼いでいきましょう!

店舗せどりでリサーチする前に

はじめに、店舗せどりで仕入れる前に知っておくべき前提知識をお伝えします。

  1. 利益を得やすいのは「廃盤商品」
  2. リサーチにはツールの活用が必須

1.利益を得やすいのは「廃盤商品」

まず、せどりにおける基本の狙い目であり、特に店舗せどりで利益を得やすいのはメーカーの生産が終了した「廃盤商品」です。

廃盤商品は市場に出回る商品数が日に日に減っていくことから、希少価値が高まってAmazonで価格が高騰しがち。それにも関わらず実店舗では「早く売り切りたい」といった理由で値下げ販売されているケースが大半です。つまり廃盤商品は、利益を得られる可能性が高いのです。

さらに店舗せどりであなたのライバルとなるのは「同じお店に仕入れに行く人=周辺のセラー」のみ。電脳せどりでは手に入らないようなお宝商品も、店舗せどりなら案外普通に見つかることがあります!

廃盤商品を仕入れやすいのは店舗せどりならではなので、常に意識しながらリサーチしていきましょう。

2.リサーチにはツールの活用が必須

そして、店舗せどりの仕入れにツールは必要不可欠です。

限られた時間内で素早く仕入れ判断を行わないといけない店舗せどりは、効率が命。しかしツールがないと、商品をひとつリサーチする度にJANコードや商品名の手入力を行って検索したり、電卓を用いて利益計算したり非常に手間がかかります。そもそもツールなしでは「利益が出ること」は分かっても「その商品が本当に売れるのか」といった仕入れ判断はできません。

よって、最低でも以下2種類のツールは用意しておきましょう。

リサーチツール
仕入れ判断(波形表示)ツール

まずリサーチツールは主に「この商品を仕入れて利益が出るか」を調べるためのツール。スマホのカメラでバーコードを読み取るだけで、商品の基本的な情報を瞬時に取得できます。

そして仕入れ判断(波形表示)ツールは主に「この商品が本当に売れるのか」を調べるためのツール。商品の販売価格からランキングの推移、出品者数などのより細かい販売データをチェックできます。

各情報を波形グラフで確認可能↓

加えて「ビーム」と呼ばれるバーコードリーダーもあると便利。ビームを使ってバーコードを読み取れば、商品名やJANコードの手入力でリサーチする場合に比べ圧倒的に時間短縮できます!

せどり 特化 ワイヤレス レーザー ビーム バーコードスキャナー KDC20i

また、実店舗に足を運ぶ店舗せどりでは、いかに交通費や時間をかけずに回れるかが勝負。自宅周辺の店舗情報や、店舗までの経路を調べることができる「ロケマス」や「Google Map」などのマップアプリもあると重宝するでしょう。

店舗せどりに欠かせないツールについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓

【プロ愛用】せどりで効率的に稼げるおすすめツール|リサーチから販売管理まで紹介
せどりのツールってどんなものがあるの? 何のためにどんなツールを取り入ればいいのか分からない… せどりで効率的かつ確実に…

店舗せどり仕入れの基本的なリサーチ方法

それでは、店舗せどりで仕入れる際の基本的なリサーチ方法を紹介していきます!

  1. Amazonとの価格差をチェックして利益を得られるかを確認する
  2. 商品の販売データを調べて仕入れ判断を行う

1.Amazonとの価格差をチェックして利益を得られるか確認する

店舗で目星の商品を見つけたら、まずはツールを活用して「販売したらどれくらい利益を得られるか?」を確認します。

リサーチツールを使うと商品のバーコードを読み取ったり手入力したりするだけでこのパートは瞬時に完結しますが、やるべきことは主に以下の通り↓

  1. Amazonとの価格差をチェック
  2. 各種経費を差し引いて推定の粗利を算出

大前提として、実店舗の商品価格とAmazonの商品価格に差があるからといって確実に利益が出るわけではありません。Amazonで販売するためには、出品手数料や納品時の送料など、各種経費もかかります。

利益計算はFBAシュミレーターでも可能↓

出典:FBA料金シュミレーター

仕入れ値からそれら全てを差し引いても利益が出そうなら、その商品は一旦仕入れ候補に入れましょう。

2.商品の販売データを調べて仕入れ判断を行う

次に仕入れ判断(波形表示)ツールを使って「実際に販売して売れるかどうか」をチェックします。

当然ですが、どれだけ大きな利益が見込める商品でも「ライバルが多い」「需要がない」といった理由で売れなければ収益は出ません。また、価格変動の激しい商品だと、思うような価格で売れず損益が出る可能性もあります。

だからこそ、仕入れ判断(波形表示)ツールを使ってランキングや商品価格、出品者数、商品価格などの「推移」も確認し、確実な仕入れ判断を行いましょう。

なお、仕入れ判断(波形表示)ツールの見方を簡単に解説しておくと、まずランキング推移から見えるのは商品が売れているかどうか。商品が売れるとランキングの順位が上がり数字が小さくなるので、ツールではグラフが下に折れ曲がります。

この下に折れている回数を数えると、商品が売れているかを判断できるでしょう。要は、ギザギザしている商品ほど売れやすいということです!

また、よく売れる商品であっても、出品者数が多ければ自身が販売した商品の売れる可能性が下がってしまいます。同時に出品者数のグラフもチェックして、自分に勝率があるかどうかも確かめておきましょう↓

そして価格変動による損失を防ぐためには、過去の価格推移も要チェック。価格変動が激しすぎる(グラフが大きく動いている)商品は価格が下がって赤字になるリスクが高い可能性があるので注意してください。

仕入れ判断(波形表示)ツールによって「これは確実に売れそうだな!」と判断できた商品のみ、仕入れを行いましょう!

店舗せどりで効率良く利益商品を仕入れるコツ

以上が店舗せどりにおける基本的なリサーチ方法でしたが、仕入れ判断はツールを活用しつつコツを掴めば難なく行えるようになります。

じゃが、そもそも「リサーチの対象となる商品」をサクッと見つけられなかったら、いつまで経っても時間単価は上がらないのじゃ!
博士
博士

そこでここからは、店舗せどりで効率良く利益商品を仕入れる基本的なコツを紹介していきます!

  1. 値札やポップを重点的に見て回る
  2. ワゴンの中も必ずチェックする
  3. 各店舗の特徴を把握しておく

1.値札やポップを重点的に見てまわる

まず、店舗せどりの仕入れでは「値札」や「ポップ」を重点的に見てまわるのが基本です。「値札」や「ポップ」は、利益商品を見つけるための重要な目印。あらかじめ各店舗の特徴を覚えておけば、効率的に利益商品にたどり着けるでしょう。

例えば、どの店舗でもよく見かけるのは、「売りつくし」や「値下げしました」「現品限り(在庫限り)」などとアピールされた値札やポップ↓

これらは、店舗が値下げしてでも売りきりたい商品の目印。つまり、せどりで狙い目である廃盤商品の可能性が高いです!

そして店舗ごとの例として、ドラッグストアのマツモトキヨシでは、値札のバーコードに赤いラインが書かれたものは「入荷未定」の目印と言われています↓

廃盤もしくはトレンド商品などの理由で入荷が追いついていないと考えられ、利益が見込める商品であると考えられます。

またビックカメラなら、黄色の背景に赤字のポップは大きな利益を得られる可能性がある「お買い得商品」の目印です↓

このように、見るべき値札やポップは各店舗によっても異なります。利益商品をサクサク見つけるためには、各店舗のノウハウをあらかじめおさえておきましょう。

各店舗のノウハウは当サイトで詳しく紹介しているので、ぜひ他の記事も見て回ってみてくださいね!

2.ワゴンの中も必ずチェックする

また、実店舗には「ワゴン」が設置されているお店が多いですが、こちらも利益商品を効率良く見つけるためには必ずチェックしておきたいポイントです。

ワゴンには新商品との入れ替えで大幅値引きされた商品や、在庫処分品などのお宝商品が数多く眠っています。廃盤商品の宝庫だといっても過言ではありません。

外装不良品や賞味期限間近など出品対象にならない商品が含まれていることもあるため検品は慎重に行うべきですが、どの店舗でもワゴンを見かけたらすべてチェックする勢いでリサーチしていきましょう!

3.各店舗の特徴を把握しておく

加えて、各店舗の特徴を把握しておくことも欠かせません。

「値札」や「ポップ」特徴以外にも「このお店は◯日と◯日がお得に仕入れやすい」「ポイント還元や現金値引き制度が採用されている」「処分品がまとめて置かれているコーナーがある」など、各店舗ごとのノウハウはたくさんあります。

例えばウエルシアでは、毎月20日にお客様感謝デーが開催されています。これは、Tポイント200ポイント以上使うことで1.5倍分のお買い物ができるイベント。つまり、お会計時に1,000ポイント使った場合は「1,000ポイント×1.5倍」で1,500円の仕入れができるということです!

(出典:ウエルシア公式サイト

またビックカメラで「楽天ビック」と呼ばれる楽天と共同運営のキャンペーンを利用すると、最大19.5倍の楽天ポイントが貯まります。

出典:楽天ビック

効率的な仕入れができるかどうかは、こうした店舗ごとの知識をいかに持っているかにかかっています。事前に各店舗の特徴をしっかり把握し、1円でも安く仕入れていきましょう!

まとめ:店舗せどりで稼ぐには入念なリサーチが重要!

以上、店舗せどりはいかに利益商品を効率良く見つけられるか・いかにスピーディに正確な仕入れ判断をできるかが勝負です。

今回お伝えした方法を参考に、的を絞った重点的なリサーチを行いつつ、確実に売れる商品の仕入れに努めてみてください!

最初は難しいかもしれんが、慣れていけばサクサクとリサーチできるようになってくるぞ!
博士
博士

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