電脳せどりで稼げる金額に上限はないものの、どんな風に取り組めばどのくらいの月収が得られるのか、目安を知りたい方は多いでしょう。
結論、電脳せどりに平均月収といったものは存在しません。というのも、月収はせどりで取り扱うジャンルや商品、正しい手順で効率よく作業しているかなどさまざまな要素によって決まるからです。
また「月収」が年収を12で割った金額なのか、1ヵ月で得られる売上を指しているのかなど、月収の定義も人によって異なるでしょう。
そこで本記事では、電脳せどりの月収が何を指すのかから月収をアップさせる方法まで、詳しく解説していきます！
まず、本記事では電脳せどりにおける「月収」を「1ヶ月の売上 - 経費」と定義して解説を進めていきます。
例えば1ヶ月の売上が30万円、経費が20万円だった場合の月収はこちらの通り。
そして月収から住民税や所得税などを支払った金額が、毎月の手取り額です。
住民税や健康保険料は前年の収入やお住まいの自治体によって異なるものの、仮に前年の年収が240万円程度であれば、各種支払い額は月々3万円〜4万円ほどでしょう。
そして電脳せどりの月収は、どれくらいの資金を投じるかによって変わります。というのも、せどりでは目標利益額（月収）の5倍～10倍の仕入れ資金が必要と言われているからです。
目標利益額ごとの必要仕入れ資金はこちらの通り↓
| 目標月収 | 必要な仕入れ資金 |
|---|---|
| 1万円 | 5万円～10万円 |
| 5万円 | 25万円～50万円 |
| 10万円 | 50万円～100万円 |
| 30万円 | 150万円～300万円 |
ただ初心者の場合、いきなり10万円以上の収益を目指すのはイメージしづらいでしょう。そのため最初は25万円～50万円ほどの仕入れ資金を準備し、5万円の月収を目指すところから始めると良いと言えます！
また電脳せどりで目指すべき利益率（売上に対する利益の割合）は15％と言われているので、もし月収5万円を目指すならおよそ約33.3万円の売上が必要です。
なお、せどりにおける必要な資金についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください！
最後に、電脳せどりで月収を高める方法を3つ紹介します！
1つ目の方法は、販売する商品を増やすこと。ある意味当然ではありますが、販売する商品が多ければ売上がアップしやすくなるからです。
新たな商品を探す際の代表的な手法に、利益商品を売っているセラーの商品リストを確認して参考にする「セラーリサーチ」があります。
セラーリサーチの手順は以下の通り。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください！
2つ目の方法は、販路を増やすこと。販路とはAmazonやメルカリなど仕入れた商品を販売する場所のことです。
販路が増えると自分が販売する商品が消費者の目に止まる確率が上がるので、売上もアップしやすいでしょう。
Amazonやメルカリといった国内での販売ではなかなか成果が出ない場合、eBayを活用し、販路を海外に広げてみるのも良いでしょう。
出典：eBay
またブランドや海外ファッションを中心とした商品を取り扱っているBUYMAを利用する方法もあります。
出典：BUYMA
3つ目の方法は、リピート販売商品を増やすことです。
リピート販売とはその名の通り、過去に売れた実績のある商品を繰り返し仕入れて販売する手法のこと。リピート販売できる商品を洗い出すためには、過去に売れた商品のリストを作るのが一番の近道です。
まずは仕入れ金額や販売先、在庫の有無など一覧にまとめた「在庫管理表」を作成し、実績を積み上げていきましょう。
在庫管理表の作成例↓
以上、電脳せどりの月収目安は仕入れに使える資金の規模や月々の売上高、経費によって変わります。
また電脳せどりの月収を高めるためには、仕入れ商品や販路を増やしたりリピート販売できる商品を見つけたりと地道な積み重ねが欠かせません。
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
| 即金性 | ★★★☆☆ |
| ビジネス継続性 | ★★★★☆ |
| 仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
| 目指せる利益額 | 30万円以上 |
中国から商品を輸入し、自分でページを作って販売するので、せどりのような即金性は少ないが、小資金からスタートでき初心者にも再現性が高く仕組み化できるのが中国輸入。
オリジナルブランドで自分の資産となる商品を作成できることも魅力的です。
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