商品の仕入れから販売まで、すべてインターネット上で完結できる電脳せどり。パソコンとネット環境さえあれば始められるうえ、場所や時間を問わず仕入れができるので人気のせどり手法です。ただし簡単に始められる反面、電脳せどりで利益を出し続けられる人ばかりではないのも事実です…。
そこで本記事では電脳せどりに必要な準備や基本のやり方、主な仕入れ先まで解説します!電脳せどりのポイントを網羅したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
商品の仕入れから販売まで、すべてインターネット上で完結できる電脳せどり。パソコンとネット環境さえあれば始められるうえ、場所や時間を問わず仕入れができるので人気のせどり手法です。ただし簡単に始められる反面、電脳せどりで利益を出し続けられる人ばかりではないのも事実です…。
そこで本記事では電脳せどりに必要な準備や基本のやり方、主な仕入れ先まで解説します!電脳せどりのポイントを網羅したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
電脳せどりは、インターネット上で商品を仕入れて販売する物販ビジネスです。
一番の魅力は、場所や時間にとらわれず仕入れができること。店舗せどりの場合は実店舗の開店時間内に仕入れなければいけませんが、電脳せどりなら24時間いつでもどこでも自分の好きな場所やタイミングに仕入れができます!
仕入れの際に送料がかかったり、商品が手元に届くまで現物をチェックできなかったりするデメリットはあるものの、始めるのも簡単で取り組みやすさはピカイチの手法と言えるでしょう。
電脳せどりについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼
次に、電脳せどりを始める前に最低限やっておくべき準備5つを紹介します。
まずは必要なものを用意しましょう。
せどりで必要な作業は、商品のリサーチや仕入れ、出品、発送、資金管理など多岐にわたります。これら一連の作業を行うにあたって最低限用意しておきたいのが、以下のアイテムです。
アイテム | 使い道 |
---|---|
パソコン | 商品リサーチ、出品作業など |
せどり用のツール | 商品リサーチ、仕入れ判断など |
クレジットカード | 仕入れ、各種料金支払い |
事業用の銀行口座 | 入金・出金 |
プリンター | 納品時に貼付するラベルや配送伝票、納品書の印刷など |
梱包道具 | 商品の梱包作業 |
これらのアイテムは店舗・電脳にかかわらず必要ですが、違いがあるとすれば導入すべきツールです。
まずクイックショップは、仕入れ時に必要な「商品のランキング」「粗利」などの情報をAmazonの商品ページで瞬時に確認できるツールです。
クイックショップ画面▼
そして波形表示ツールのKeepaやモノトレーサーは、商品の売れ行きランキングの推移や価格推移をグラフで確認できるツール。過去のデータから、売れ行きや価格相場を把握し、正しい仕入れ判断を行うのに役立ちます!
モノトレーサーのランキング推移グラフ▼
出典:モノトレーサー
いずれも電脳せどりには必須のツールなので、例外なくインストールしておきましょう。
なお、電脳せどりで必要なアイテムについてさらに詳しく知りたい方は、こちらもぜひ参考にしてみてください▼
続いて、少しでも利益額を高めたいならポイントサイトにも登録しておくのがおすすめです。
ポイントサイトとは「商品の購入」や「クレジットカードを申込み」などの特定の条件を達成するとポイントがもらえるサイトのこと。ポイントサイトを経由してネットショッピングサイトで仕入れると、購入金額に応じて一定のポイントを獲得できます。
なお、代表的なポイントサイトはこちら▼
ポイントサイト名 | ポイント還元率 | ポイントの交換先 |
---|---|---|
ハピタス | 1~3% | 楽天ポイント、Tポイント、現金など |
モッピー | 1~5% | 楽天ポイント、PayPayポイント、au PAY ギフトカードなど |
楽天Rebates(リーベイツ) | 1~5% | 楽天ポイント |
※2023年4月時点
ポイントサイトによって会員ランク制度やイベントによる還元率アップ、ポイント獲得なミニゲームなど、より還元を受けられる独自のサービスも提供されています。それぞれの特徴を把握して、自分に合うサイトを選んで登録しておきましょう!
電脳せどりにおすすめのポイントサイト一覧や利用時の注意点について詳しく知りたい人は、ぜひこちらも参考にしてください↓
そして、電脳せどりで仕入れた商品を販売するためには、販売先のプラットフォームへの登録も必要です。せどりでは、国内最大級のECサイトである「Amazon」をメインの販路として利用する人がほとんどなので、ひとまずAmazonの出品者用アカウントを作っておきましょう。
Amazon出品者用アカウントを作成する際に必要なものは以下の7つ▼
出品者アカウント作成自体は難しいものではなく、早ければ3日後には出品者としてデビュー可能です!
また、Amazonには「FBA」と呼ばれるサービスが用意されており、Amazonに商品を送るだけで在庫管理や商品の梱包、発送、返品対応といった作業を委託することも可能です。「本業で忙しいけど物販をしてみたい」「家から一歩も出ずに稼ぎたい」という方は、FBAの利用も検討してみると良いでしょう。
Amazon出品者登録について詳しくまとめた記事も、ぜひご覧ください▼
なお、もしも電脳せどりで中古品を仕入れようと思っているなら、古物を利益目的で売買・交換するときに所有を求められる「古物商許可証」の取得が必須です。
古物商許可証を取得せずに中古品を取り扱うと「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」などの罰則に科せられる可能性があります。中古品を販売するなら、古物商許可証を取得し許可を得てから始めましょう。
古物商許可証の取得方法はこちら▼
ネット上にある全てのショップが仕入れ先となる電脳せどりですが、隅から隅まで調べると膨大な時間がかかってしまいます。そこで、以下3つのカテゴリから代表的な仕入れ先を紹介します。
まずはECモールを見ていきましょう。代表的なECモールはこちらです▼
仕入れ先 | 特徴 |
---|---|
楽天市場 | イベントやキャンペーンの活用で最大40倍以上のポイント還元率を狙える |
Yahoo!ショッピング | 商品の値付けが甘いショップも存在する |
Amazon | Amazon仕入れ→Amazon出品の「刈り取り」を行える |
LOHACO | 条件をクリアするとポイント還元率が最大7%になる |
auPAYマーケット | ポイント還元率が最大9倍になる制度がある |
Qoo10 | コスメや衣類の取り扱いが多い |
ECモールは、購入金額に応じてポイントが還元されるショップがほとんどです。ポイント還元率がアップするイベントが行なわれていることも多いので、ECモールのイベントやキャンペーンはまめにチェックしておきましょう。
続いてECサイトは数えきれないほどのショップが存在しますが、実店舗としても有名な企業のお店であれば主に以下のようなものがあります▼
仕入れ先 | 仕入れられる商品 |
---|---|
ビックカメラ.com | 家電、日用品、ゲーム、アウトドア用品 など |
ヨドバシ・ドット・コム | 家電、食品、パソコン、ゲーム など |
ヤマダウェブコム | 家電、パソコン、カメラ、おもちゃ など |
コジマネット | 家電、パソコン、日用品、ゲーム など |
コーナンeショップ | 家具、家電、日用品、DIY用品 など |
トイザらス | ゲーム、知育玩具、本、DVD など |
上記のECサイトでは家電製品やPC周辺機器、おもちゃや日用品など、電脳せどりで売れ筋のジャンルを扱っています。
ECサイトは他にもたくさんあるので、利益商品を仕入れられるサイトをどんどん開拓していくと良いでしょう。
卸サイトは、問屋から直接仕入れられる卸売り専門プラットフォームです。
国内から海外の商品まで幅広く販売されているので、ファッションや雑貨、家具や食品など、あらゆるジャンルの売れ筋商品に出会えるでしょう。
主な卸サイトは、以下の2つ▼
仕入れ先 | 特徴 |
---|---|
NETSEA(ネッシー) |
|
SUPERDELIVERY(スーパーデリバリー) |
|
NETSEA(ネッシー)は国内最大級の品揃えを誇る卸サイトであり、無料で利用できるため登録しておいて損はありません。SUPERDELIVERY(スーパーデリバリー)は月額料金がかかるものの、アパレルや雑貨、インテリアなどの仕入れに向いています。
なお、電脳せどりの各仕入れ先について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もあわせてチェックしておいてください▼
それでは、電脳せどりの基本的なやり方を3ステップで紹介します!
1.商品をリサーチする
2.商品を仕入れる
3.商品を販売する
まずは、仕入れる商品のリサーチからスタートします。基本的な手順は以下の3ステップです。
手順の中で最も難しいのは、1の仕入れ対象の商品を探すステップ。膨大な商品の中から目星の商品を探すのは簡単ではありません。
そこで、電脳せどりでは「セラーリサーチ」や「ランキングリサーチ」といった方法を取り入れていくのがおすすめです!
リサーチ方法 | 概要 |
---|---|
セラーリサーチ | 他のセラー(出品者)が取り扱っている商品を調べる |
ランキングリサーチ | 商品の売れ筋ランキングを調べる |
また電脳せどりで正しいリサーチを効率よく行うためには、ツールの活用も必須です。中でも商品分析や利益計算といった機能が揃っている「クイックショップ」は必ずインストールしておきましょう。
出典:クイックショップ
商品リサーチで利益商品を見つけたら、実際にその商品を仕入れましょう。
仕入れの際に注意すべきなのは、商品が届いたあとに行う商品の検品作業を怠らないこと。クレームやトラブルを防ぐために、最低でも以下のポイントは念入りにチェックしておいてください▼
新品せどりの場合は未開封であることが前提なので商品状態の確認まではできませんが、中古せどりの場合は念入りにチェックする必要があります。
そして仕入れた商品を販売しますが、せどりの代表的な販売プラットフォームであるAmazonでの販売方法は「FBA」か「自己発送」の2択です。
「FBA」を利用すれば商品の発送や在庫の保管、販売後の顧客対応までAmazonに任せられますが、その分手数料がかかる点に注意しましょう。一方「自己発送」はFBAを利用するより手間はかかるものの、Amazonに支払う手数料をおさえられるメリットがあります。
なお、Amazonでの出品方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています▼
最後に、電脳せどりのコツを3つ紹介していきます!
1つ目のコツはポイントを意識して仕入れること。
電脳せどりでは仕入れ時にポイントをもらえるケースが多いため、獲得できるポイントも利益として捉えられる手法です。これをポイントせどりと呼びますが、せっかく電脳せどりに取り組むのであれば、ポイント還元も考慮して利益の最大化を狙いましょう。
例えば楽天市場の場合、楽天会員であれば購入金額100円(税抜)につき1ポイントがもらえる仕組みが提供されています。さらに楽天サービスを使えば使うほど還元率が高まる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」を活用すれば、ポイント還元率は最大16.5倍に。その他、ポイント還元率が10倍や20倍を超えるイベントも多数開催されています!※2024年1月時点
出典:楽天市場
各ECモールやECサイトにおけるポイント付与の仕組みを調べて、ポイント還元率も高めつつお得な仕入れにつなげていきましょう。
2つ目のコツは、各ネットショッピングサイトのイベントやセールを駆使することです。
ただ、イベントはキャンペーンは日々めまぐるしく切り替わるため、いきなり全ての日程や条件を網羅するのは至難の業…。まずは、よく使う仕入れ先の定期開催イベントだけでも把握しておくと良いでしょう。
代表的なECモールのイベントはこちらでチェックしてみてください▼
3つ目のコツは、各店舗の特徴を把握しておくこと。
仕入れ先店舗の特徴を理解しておくと、お得に商品を仕入れられるようになります。例えばイベントやキャンペーンの時期を把握しておけば、ポイント還元率が高まるタイミングで商品をまとめて仕入れられますし、セールの時期を狙えば仕入れ価格をおさえられるでしょう。
また、ショップによっては「廃盤商品」のタイトルに特定のキーワードが含まれているようなサイトもあります。つまりそのようなキーワードを覚えておくとそのショップで効率的に利益商品を見つけられるということ。「ショップ独自のルールがないか」についても、普段の仕入れで意識しながら取り組むと良いでしょう。
というわけで電脳せどりは、365日24時間いつでも取り組める物販ビジネスです。全国各地にライバルがいるため難易度が高いと思われがちですが、基本のやり方や仕入れ先の特徴、事前準備といった知識を正しく把握しておけば大きな利益獲得を目指せるでしょう。
この記事を参考に、電脳せどりをぜひ始めてみてください!
【2024年最新】稼げる物販手法はコレ!
初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★☆ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 30万円以上 |
中国から商品を輸入し、自分でページを作って販売するので、せどりのような即金性は少ないが、小資金からスタートでき初心者にも再現性が高く仕組み化できるのが中国輸入。
オリジナルブランドで自分の資産となる商品を作成できることも魅力的です。
初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 50万円以上 |
せどりで伸び悩んでいる、限界を感じる人は問屋仕入れで仕組み化を目指そう!
問屋開拓までの忍耐力は必要だけど、基本的にリピート仕入れで完結するので、せどりのように、掘り出し物を探すのに頭を悩ませる必要は無くなります。
初心者おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
即金性 | ★★☆☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 50万円~ |
目指せる利益額 | 100万円以上 |
せどり・転売で物販に慣れてきて、物販を副業レベルでなく事業化させたい方におすすめです!
メーカー仕入れの全体像や利益を出すまでの流れが体系的に学べます。
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