「これからせどりを始めたいけど、まず何を準備したら良いのか分からない…」
「必要な手続きってあるの?」
せどりは誰でも取り組みやすいビジネスですが、さすがに何の用意もなしでは始められません。稼ぎ始めるためには、ある程度の準備が必要です。
そこで本記事では、せどりに必要な準備についてまとめました。
必要な手続きから準備すべき物まで徹底的に解説しているので、ぜひ参考にして気持ちのいいスタートを切ってみてください!
「これからせどりを始めたいけど、まず何を準備したら良いのか分からない…」
「必要な手続きってあるの?」
せどりは誰でも取り組みやすいビジネスですが、さすがに何の用意もなしでは始められません。稼ぎ始めるためには、ある程度の準備が必要です。
そこで本記事では、せどりに必要な準備についてまとめました。
必要な手続きから準備すべき物まで徹底的に解説しているので、ぜひ参考にして気持ちのいいスタートを切ってみてください!
まずは、せどりの準備としてやっておくべきことを4つ紹介していきます。
せどりで仕入れた商品の販売先は、Amazonが一般的。ですがAmazonで商品販売を行うためには、出品者専用のアカウントに登録する必要があります。
出品者アカウントがなければ、せどりをできないといっても過言ではありません。アカウントの登録には一定の日数がかかるので、早めに手続きを進めておきましょう!
せどりは仕入れた商品を仕入れ値よりも高く販売して利益を得るビジネスなので、始めるためにはある程度の資金も用意しなければなりません。
目安として、月々に稼ぎたい金額の5倍〜10倍ほどの仕入れ資金があると安心です。
稼ぎたい金額 | 必要な資金目安 |
---|---|
5万円 | 25万円〜50万円 |
10万円 | 50万円〜100万円 |
20万円 | 100万円〜200万円 |
ただ、最初から高額な資金を準備するのは大変でしょう。少額でもせどり自体は始められるので、まずは5〜10万円ほどを用意して徐々に利益を増やしていってみてください。
初期投資が5万円でも利益率20%を維持すれば、半年後には約15万円(3倍)まで増やせます↓
1ヵ月目 | 2ヵ月目 | 3ヵ月目 | 4ヵ月目 | 5ヵ月目 | 6ヵ月目 | |
---|---|---|---|---|---|---|
運転資金 | 60,000円 | 72,000円 | 86,400円 | 103,680円 | 124,416円 | 149,299円 |
全く資金がないという方は、フリマアプリでの不要品販売やアフィリエイトのセルフバックを活用し、自身で資金調達を行ってみてください!
せどりに取り組むなら、原則として開業届を出さなければいけません。
開業届とは、税務署へ個人事業の開業を報告するために届け出る書類のこと。営利目的で事業を始める限り、1ヵ月以内に開業届を税務署に提出する義務があると法律で定められています。
居住者又は非居住者は、国内において新たに不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき事業を開始し、又は当該事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものを設け、若しくはこれらを移転し若しくは廃止した場合には、財務省令で定めるところにより、その旨その他必要な事項を記載した届出書を、その事実があつた日から一月以内に、税務署長に提出しなければならない。 引用:e-GOV 法令検索
開業届を出さないからといって通知や罰則を受けることはありませんが、特別な控除を受けられなかったり、社会的信用を得にくくなったりと損をする可能性があります。
本格的にせどりを始めようと思っているなら、早めに提出しておきましょう。
そしてせどりを始めるなら、原則として古物商許可証の取得も必要です。
古物商許可証とは、古物営業法で定められている品物を営利目的で売買する際に必要な許可のこと。中古品せどりに取り組むなら、絶対に取得しておかないといけません。
古物商許可証を持たずに対象の営業を行うと最悪の場合逮捕される可能性もあるので、せどりを行うならなるべく取得しておきましょう。
なお、古物商許可証の取得申請は営業所に登録した地域を管轄する警察署の窓口で行い、19,000円の申請手数料が必要です。
続いて、せどりを始める前に絶対準備すべき7つのアイテムを紹介していきます。
Amazonへの出品や価格変更などを出先でサクッと行いたいとき、そして実店舗での商品リサーチ・仕入れ判断に欠かせないのが「スマートフォン」です。
大半の方が既にお持ちだと思いますが、せどりツールの中には「iPhoneのみ」「Androidのみ」など利用できる機種が限定されているものも少なくありません。ご使用の機種が利用したいツールに対応していないなら、別途せどり用に準備しておくと良いでしょう。
また、スマホのプランについても要チェックです。
せどりではリサーチの度にインターネットを利用するため、ギガ数の少ないプランではすぐに速度制限がかかり、使い物になりません。サクサクとリサーチを進めたい方は、事前に容量の大きなプランに変更しておいてください!
そして、せどりには「パソコン」も必要不可欠です。
せどりはスマホのみでもできなくはないですが、パソコンがないとかなり非効率的。販売に必要な一連の作業において、画面の小さなスマホでは必要な情報を瞬時に確認できません。インターネット仕入れを行う場合は仕入れ先やAmazon、各リサーチツールなど複数の画面を頻繁に行き来するため、なおさら時間がかかるでしょう。パソコンでしか使えないツール・機能も多々あります。
特に電脳せどりメインで取り組もうと考えている方は、必ず用意してください!
なお、パソコンのスペックに関しては、最初のうちはサクサク動作すれば何でもOKです。処理速度が速いなら、中古でも問題ありません。
次に、せどりにおける売上の入金先・経費の支払い口として必要なのが「銀行口座」です。
ここでのポイントは、プライベート用とせどり用を完全に分けて使うこと。せどりで収益を得ると基本的に確定申告が必要ですが、プライベートと混同していると経理面で大変な思いをしかねません。
お金の流れを透明化するためにも、必ずせどり専用の銀行口座を用意しましょう。
せどりには「クレジットカード」も欠かせません。
Amazonの出品者アカウントを開設するためには、月額利用料の支払い元としてカード情報の登録が求められます。クレジットカード払いにしか対応していない有料ツールも少なくありません。
また、せどりは最初にある程度の仕入れ資金が必要だと前述しましたが、実はクレジットカードがあれば僅かな資金でも本格的にせどりを始められます!
クレジットカードは利用から支払いまでに一定の猶予があるため、仕入れた商品を引き落とし日までに販売すれば元手が減る心配はありません。クレジットカードを上手く活用すれば、自己資金を一切使うことなく収入を得ることも可能なのです。
まだ持っていない方は、早めに作っておきましょう!
せどりでは「この商品を販売するといくら利益が出るのか」「本当に売れるのか」などをしっかり調べてから商品を仕入れないといけません。そのためには「ツール」の活用が必須です。
最低限必要なツールは2種類あり、まずは「この商品を仕入れて利益が出るか」を調べるために活用するリサーチツール。
主なリサーチツール↓
バーコードを読み取ったりJANコードを入力したりするだけで瞬時に商品情報を取得できるので、特に店舗せどりでは必需品です。
そして「本当にこの商品を仕入れても大丈夫か」を判断するためには、商品の販売価格からランキングの推移、出品者数などのより細かい販売データをチェックできる仕入れ判断ツールも欠かせません。
主な仕入れ判断ツール↓
中には有料のものもありますが、せどりはツールがないと稼げないといっても過言ではないです。例外なく、必ず導入しておきましょう。
これは必須ではありませんが、せどりには「プリンター」もあると便利です。
というのも、Amazonの倉庫やお客様へ商品を納品する際は、出品物にラベルや配送伝票を貼ったり、納品書を添付したりしないといけません。それらを印刷するたびに毎回コンビニへ出向いていては、かなり非効率的です。
トナーが安いレーザープリンターならランニングコストが抑えられるのでおすすめです!
感熱ラベルプリンターを使えば、商品ラベルや配送ラベルも簡単に印刷できます。
商品ラベル用のラベルシール↓
配送ラベル用のラベルシール↓
また、商品を発送するためには梱包に使う道具も必要です。
主な出品用梱包道具は以下の通り↓
まずダンボールは売れた商品・もしくはFBAに納品する商品を発送する際に使います。本格的に取り組むと頻繁かつ大量に必要となってくるので、事前にストックしておきましょう!
次に封筒は、段ボールに入れるまでもない小さめの商品発送時に使います。商品の破損を防ぐためには、クッション材と一緒に封筒へ入れるか、元々クッションの付いているものが良いでしょう。
OPPテープは主にOPPテープ、ガムテープはダンボールのフタを止める際に使います。中でもガムテープは強度が問われるので、布タイプのものを準備しておいてください。
いずれも、迷ったらこちらを購入しておくと間違いありません↓
そしてプチプチは、主に商品を保護する際に使います。梱包が雑がゆえに発送時に破損してしまってはお客様にマイナスな印象を与えるので、梱包時はなるべくこのプチプチを利用してしっかり商品を保護することが必須。かなり頻繁に使うので、たくさん用意しておきましょう!
段ボールカッターはその名の通り段ボール専用のカッターです。特に電脳せどりに取り組むと段ボールを開梱することも多くなりますが、普通のハサミやカッターだとサクサクと切れず非効率的…。少しでも作業を時短するためには、段ボール専用のカッターを必ず準備しておきましょう。
続いてシール剥がしは、商品についた値札等のシールを剥がす際に活用します。シール剥がしを使わずに剥がしてしまうと綺麗に剥がれず見栄えが悪くなってしまうことがあるので、こちらも必ず準備しておきましょう!
最後は専用のラベルシールですが、FBAで商品を納品する場合はAmazonから発行される専用のラベルを商品に貼り付けないといけません。普通のシール台紙でも構わないものの、専用のものを使うほうが綺麗にプリントでき、カットする手間も省けるでしょう。FBAを利用するならこちらも必須アイテムです!
最後は、加えて準備しておくと便利なせどりアイテムを2つ紹介していきます!
店舗でのリサーチでは頻繁に通信を行うので、どれだけ性能のいいスマホでもあっという間にバッテリー切れを起こしかねません。よって、店舗せどりに取り組む方は「モバイルバッテリー」があると便利です。
商品によってバッテリー容量は様々ですが、丸1日作業することを想定するなら10,000mAhほどのモデルを用意しておきましょう。
10,000mAhあれば、一般的なスマートフォンを約3回充電できます!
そして実店舗でのリサーチには「ビーム」もあると便利です。
ビームとは、商品のバーコードをスキャンして情報を得るバーコードリーダーのこと。ビームを使ってバーコードを読み取れば、商品名やJANコードの手入力でリサーチする場合に比べ圧倒的に時間短縮できます。
バーコードの読み取り自体はスマホのカメラでも可能ですが、よりスピーディかつスムーズに読み取って効率よくリサーチするならビームが欠かせません。
店舗せどりを考えている方は、ぜひ導入してみてくださいね!
KDC20i: ディスプレイ無しのバッテリー長持ちモデル
KDC200iM: ディスプレイ有りモデル
以上、せどりに最低限必要な準備をまとめると以下の通りです。
せどりにはある程度の準備が必要でありお金もかかりますが、最初から良いものを揃える必要はありません。まずは最低限のアイテムを最小のコストで揃え、本格的にせどりで稼ぐ準備を整えてみてくださいね!
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