月額5,500円(初月のみ11,000円)で使えるiPhone専用の有料せどりアプリ。せどりに必要な基本的機能から便利機能まで満載の高機能ツール。リサーチから仕入れ、出品までアプリで完結でき、ECセラーから厚い信頼を寄せられていている。
「せどりすとプレミアム」開発者が語る!アプリ誕生の経緯や想いとは?
月額5,500円(初月のみ11,000円)で使えるiPhone専用の有料せどりアプリ。せどりに必要な基本的機能から便利機能まで満載の高機能ツール。リサーチから仕入れ、出品までアプリで完結でき、ECセラーから厚い信頼を寄せられていている。
ふみかどの自己紹介
僕は「せどりすとプレミアム」の開発者であり運営者。そして会社の経営者でもあります。
2013年に会社を立ち上げて独立するまでは、エンジニア(プログラマー)としてベンチャー企業や外資系IT企業で勤務していて、システムの企画・開発から運用まで一通り携わってきました。
そんな僕がなぜ「せどりストプレミアム」の開発に至ったのか、まずはその経緯をお話しさせてください。
せどりと出会ったのは2008年
僕がせどりと出会ったのは、Amazonが一般的になってきた2008年くらい。会社の同僚から「Amazonで商品を販売して稼ぐビジネスがあるらしい」という話を聞いたことがきっかけです。
といっても、当時は売る商品といえば本くらい。AmazonのFBAもまだ存在しておらず、商品の梱包から発送まですべて自己管理でした。商品単価も低く、稼ぐためには莫大な労力と時間が必要だったんですね。
この労働集約型の権化ともいえるビジネスモデルに、当時の僕はこう思ったのです。
こうして、僕とせどりとの最初の出会いはあっけなく終わりました(笑)
2012年に無料版アプリ「せどりすと」をリリース
そこから転機が訪れたのは2011年秋頃。その頃にはAmazonのFBAやビームせどりも登場していて、数年前より稼げる土壌ができつつあったんです。それで、僕は改めてせどりに興味を持ち始めました。
さらに、iPhoneが大手キャリアでリリースされた時期と重なっていたこともあり、ちょうど「iPhoneでアプリでも作ってみようかな?」と考えていたところだったんですね。
しかも、当時せどりアプリはほとんど存在せず、有料だったり、数回使うとすぐ有料化したりする微妙なものばかり…。なので僕は、無料でも機能を存分に体験してもらえるアプリの開発に乗り出しました。
そして2012年2月、広告を入れた無料版アプリ「せどりすと」のリリースに至ったのです!
2014年に有料版の「せどりすとプレミアム」をリリース
有難いことに無料版「せどりすと」が好評で、多くの人が使ってくれました。そうすると、カスタマイズや機能に関する要望も出始めたんです。
しかし、そもそも「せどりすと」は無料アプリ=初心者向けの簡易的なリサーチツール。たくさん機能を詰め込んでも、使いこなせる人が少ないのは目に見えていました。
またその頃はちょうど、本せどり以外にも日用品やおもちゃ、DVDなどせどりの取り扱いジャンルも多様化していたんです。このような変化にも対応できるツールを開発しようという思いもありましたね。
こうして僕は、2014年に「せどりすとプレミアム」をリリースしました!
せどりすとプレミアムの主な機能
バーコードスキャンで商品情報を瞬時に取得
まず「せどりすとプレミアム」では、カメラ機能を使った商品のJANコードスキャンが可能です。
読み取った商品情報が即座に表示され、最安値価格、カート価格、商品ランキング、出品数、商品サイズ、粗利益などが瞬時に確認できます↓
その他に、OCR検索、キーワード検索、複数バーコード検索なども可能。さらに、Bluetooth搭載のバーコード読み取り機器(ビーム)との接続にも対応しています。
Keepaとの連携で仕入れ判断まで可能に
また、アプリ内メニューからKeepaの波形も確認可能。
商品の売れ行きや価格推移の把握など、仕入れ判断がスムーズに行えます!
使い勝手抜群の「粗利計算機能」
また「粗利計算機」では、仕入れ値を入力するだけでAmazonの手数料を加味した素早い利益計算が可能。
割引計算も、ボタンひとつで簡単にできちゃいます。
アプリ上で出品作業まで完結できる「リスト機能」
せどりすとプレミアムは、リスト機能も充実しています。
リスト機能とは、簡単に言うと「保存」機能のこと。
せどりすとプレミアムに実装されているリスト機能↓
- 検索リスト
- ウォッチリスト
- 仕入れリスト
- 出品リスト
気になる商品情報を保存しておけるのはもちろん、仕入れたい商品をまとめてリスト化しておくことも可能です。
すべてアプリで完結できるため、他サイトを行き来する必要はありません。
指定条件に基づいたアラートで瞬時に情報キャッチ
せどりすとプレミアムには「アラート設定」と呼ばれる機能も備わっており、粗利や順位、カテゴリーなどあらかじめ設定した条件で通知を受け取れます。
上手に活用すれば、利益商品を取りこぼすことを防げるでしょう。
プライスターと連携してさらに作業を効率化!
なお、せどりすとプレミアムは、販売管理ツール「プライスター」とも連携可能。
出典:プライスター
アプリからプライスターを経由した出品に対応しているほか、価格の自動改定や赤字ストッパーの調整も、せどりすとプレミアムにて設定できます!
せどりすとプレミアム開発への想い
ECセラーたちに、時間を有効に使ってもらいたい
まず僕は、せどりの仕入れから出品まで楽に到達できる設計にこだわりました。なぜなら、そうすることでユーザーのみなさんが使える時間が増えるから。その分さらなるリサーチだったり、家族との時間だったり、貴重な時間をより有効に活用できるでしょう。
例えば、シミュレーションに仕入れ値を入力すれば、そのデータを引き継いで出品まで完結できます。各工程ごとに同じ内容を入力し直す必要はありません。
また、無駄に画面を往復しないで済むような設計も行い、タップしても別の画面に切り替わることはありません。これにより、思考が途切れることなくリサーチでき、時間も労力も軽減できます。
結果として収益化までのスピードもアップするでしょうし、最終的には利益の最大化にもつながると考えられます。
理想のアプリを実現するために…
もちろん、せどりのプロから情報を集めることもあります。ただ、ユーザーの意見や要望をそのまま取り入れることが、必ずしも最善の方法とは限らないと考えています。
例えば「ここが痛いから薬が欲しい」と病院で痛み止めをもらっても、根本的な解決にはなっていないですよね。しかも、痛い理由や原因って、自分で気づくのは中々難しかったりします。
仮に僕が医者の立場だとしたら、問題の本質を見抜いたうえでの解決策や改善案を提案しないと意味がありません。
つまり僕の役割は、エンジニアとして技術面での広い視野を持ってユーザーが気付いていないニーズを見極めること。そしてユーザーが直面している問題を根本的に解決したり、改善したりするシステムを提供することなんです。
おわりに
今回の記事では、僕、ふみかどがどのような経緯で「せどりすとプレミアム」の開発に至ったのか、そしてアプリ開発への想いについてもお話ししました。
また、アプリの主な機能も紹介しましたが、これらはほんの一部。
次回は、「せどりすとプレミアム」の便利機能や今後の展望についてみなさんに知っていただこうと思います。
楽しみにしていてください!
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