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未来の利益商品にアプローチ!せどり・物販における定点観測を徹底解説

助手
助手
ECセラーLABOでしか読めない「トップECセラーの限定コラム」。
今日は、定点観測による回収とAmazon刈り取りのスペシャリスト「ハカタさん」にお越しいただきました!

よろしくお願いします。
ハカタ
ハカタ

ハカタさんってこんな人
・物販歴7年
・定点観測からの回収、Amazon刈り取りの提唱者
・せどりスクールSTLを運営
博士
博士
今日はどんなことを教えてもらえるのかな?

定点観測からの回収、Amazon刈り取りの具体的な方法を解説していきたいと思います。
ハカタ
ハカタ

助手
助手
定点観測ってどういう意味ですか?
せどり・物販における定点観測とは未来の利益商品にアプローチすることです。
初心者さんでも理解しやすいように順序立てて説明していきますね。
ハカタ
ハカタ
博士
博士
よろしくお願いしますじょ。
ではまず、ハカタさんのこれまでの経歴から聞かせていただけますかな?

はい。よろしくお願いします。
ハカタ
ハカタ

せどりとの出会い

まず、簡単に自己紹介しますね。
ハカタです。名前の通り、博多出身です。
物販は2017年からスタートして、今は7年目になります。
ハカタ
ハカタ

助手
助手
物販を始める前は何をしていたんですか?

物販を始める前は3年間のサラリーマン生活。その後、清掃業で独立しました。
しかし、独立3年目に大口のクライアントからの仕事が突然なくなり、仕事がほぼゼロになってしまいました。
ハカタ
ハカタ

助手
助手
えー!そんな大変なことが⁉︎

従業員10名を抱える中でのこの状況は、まさにどん底でした。
この難局の中、出会ったのが「せどり」です。
ハカタ
ハカタ

僕が物販を開始したのは、独立後3年目の危機に直面したことがキッカケです。
仕事が突然なくなり、どうにかして状況を打開しようとした時、せどりというビジネスモデルに出会います。
この新たな挑戦は、私にとって大きな転換点となりました。

博士
博士
せどりに出会ってからは、どんな手法にチャレンジされたのかな?

「卸メーカー仕入れ」や「中国輸入」「簡易OEM」などですね。
これらの経験の良い部分は、現在の事業にも取り入れています。
ハカタ
ハカタ

助手
助手
せどりは最初から順調だったんですか?

実は最初の1〜2年は辛い経験が多かったです。
自分が仕入れた商品の価値が下落していくことに加え、体を酷使しながらも収入が安定しない日々が続きました。
ハカタ
ハカタ

博士
博士
そんな辛い時期をどうやって乗り越えたのかな?

一番大事なのは、諦めないこと。
そして、常に新しい方法を模索し続けることだと思います。
今回は、そんな辛い時期を脱却するために活躍した1つの考え方「定点観測」について解説しますね。
ハカタ
ハカタ

助手
助手
楽しみです!

定点観測とは

冒頭でも言った通り、せどり・物販における定点観測とは未来の利益商品にアプローチすることです。
ハカタ
ハカタ

昨今はせどり人口が増加しています。
「現時点で利益が出ている商品」は競争率が高く買えない、または縦積みできないのが現状です。
だからこそ、利益商品になる前から観測しておく事が重要となります

助手
助手
後々利益商品になるかもしれない商品を、先に見つけてチェックしておくってことですね!

その通りです。過去の私を含め、多くのセラーは「現在利益が取れる商品」に対しては熱量が高いのですが、「未来に利益が出る商品」に対してのアンテナを張ることが出来ていません。
ハカタ
ハカタ

博士
博士
確かに。「現時点で利益が出ない商品」に興味を持つセラーは少なそうに思えるの。

下記に当てはまる方は、将来とれる利益商品を取りこぼしています。
ハカタ
ハカタ

  • 利益の取れる良い商品を縦積みできない(たくさん買えない)
  • 今、利益が取れない商品をポイポイ捨てる(すぐ忘れる)

もちろん今、この瞬間の利益も重要です。
しかし、将来利益の取れる見込みの商品をリスト化できて、かつ定点観測をすれば「底値で大量に」利益商品を仕入れる事が可能になります
縦積みできないとしても、収益の起点は確実に増えます。

定点観測と相性がいい物販手法

助手
助手
定点観測はどんな時でも使えるんですか?

特に相性がいい物販手法が2つあります。
ハカタ
ハカタ

  • 寝かし
  • Amazon刈り取り

1つずつ解説します。

寝かし

「寝かし」とは、商品を一定期間保持し、市場価値が上昇するのを待つ手法です。
ハカタ
ハカタ

一般的には、季節性の商品や限定品、あるいは再生産がされない商品などに有効とされています。
市場における供給が減少し、需要が増加することで価値が上がるのを見込むわけですね。

 

「将来利益の取れる見込みの商品」を底値で仕入れるためには、先んじて商品を取り巻く状況と、その差異を観測する事が大切です。

定点観測をすることで、以下のような2つの戦い方が可能になるのです。

  • 一番安い店で最高のタイミングで縦積みし、寝かせる
  • 価格が上がりきっても、残っている最後の店で縦積みし、寝かせる

Amazon刈り取り

「Amazon刈り取り」とは、Amazonのプラットフォーム上での価格変動を利用して利益を出す方法です。
ハカタ
ハカタ

商品の価格が一時的に下がった時に購入し、価格が回復または上昇した時に販売することにより、差額で利益を得るという手法ですね。

Amazon刈り取りを、通知ではなく手動リサーチで行うとします。
その際に必要な情報は2つ

  • 相対的な相場感
  • 市場在庫感

これらを点として見るだけでは最適な仕入れ判断は下せません。

もちろん底値感といった価格の優位性は重要ではありますが、それだけで仕入を起こすと痛い目に合ってしまいます。
定点観測により情報を点ではなく線で捉えることで、仕入れ判断の精度が上がります。

助手
助手
寝かせやAmazon刈り取りで、定点観測使ってみたいです!

ぜひチャレンジしてみてください。
そのための、具体的な定点観測のやり方について解説しますね。
ハカタ
ハカタ

定点観測の始め方

ここからは、具体的な定点観測のやり方を解説していきます。
ハカタ
ハカタ

定点観測の、おおまかな流れは以下です。

  1. 商品を選定する
  2. 商品を深堀りする
  3. トリガー決定
  4. 定期的に定点観測を行う

助手
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なんだか大変そうですね。

一見複雑そうですが、1つ1つ理解していけば、誰にでも再現可能な手法なので安心してください。
順番に見ていきましょう。
ハカタ
ハカタ

① 商品を選定する

商品の選定とは、観測する商品を選び出す作業です。
ハカタ
ハカタ

初めて定点観測を実践する方は、過去に「店舗」または「電脳」でリサーチした商品の中で、

  • ギリギリ利益が取れなかった商品
  • 若干赤字の商品

以上の条件に当てはまる商品を選定すると良いでしょう。

慣れてくると「Amazon本体有、廃盤確定」といった商品群も追っていくと大きな利益に繋がっていきます

② 商品を深堀する

ここは少し複雑なので、3つのパートに分けて解説します。
ハカタ
ハカタ

  • 背景調査
  • 市場在庫、底値調査
  • ポテンシャル分析

1つずつ見ていきましょう。

背景調査

背景調査とは「なぜその商品が値上がっているのか?」「供給不安定になっているのか?」など、商品の背景を見つけ出す作業です。

背景のカテゴリーは

  • トレンド
  • 廃盤
  • 供給不安定
  • 流通ラグ

などに分類することができます。
調査している商品の背景のカテゴリーを特定することが目的です。

市場在庫、底値調査

市場在庫が現時点で「多いか」「少ないか」を調査します。
またその過程で、「価格の安い店舗」の特定も並行して行います。

ここの調査が後で出てくる「トリガー(どこから買うか)」に直結するので特に重要です。
ハカタ
ハカタ

ポテンシャル分析

ポテンシャル分析で考えるべきは、消費者が「他の商品では替えが効かない」と感じる要素(性能)です。
ハカタ
ハカタ

高値であってもAmazonの販売ランキングが大きく落ちず、販売力を持続させる要素に直結します。
逆にポテンシャルが弱い商品は、「替えが効きやすい商品」と言えます。
そういった商品は高値になったときに売れ行きがガクっと落ちてしまうので、圧倒的底値での仕入れでしか優位性が保てません。

③トリガーを決定する

助手
助手
トリガーってどういう意味ですか?

トリガーとは条件決めです。「どうなったら、どこから買うかを決める事」ですね。
ハカタ
ハカタ

定点観測がうまくいかない人の多くは、このトリガー設定ができていなかったり、曖昧だったりします。

トリガーの設定例を2つ挙げるので、参考にしてください。

  • Amazon価格が「500円」になったら、「楽天」から買う
  • 取り扱いショップが残り「2店舗」になったら、その時点で最も安いショップで「10個」買う

このように、具体的にトリガー設定をするほど定点観測の精度は上がります。

④ 定期的に定点観測を行う

定期的に定点観測をする事で情報の差異に気づきやすくなります。
これは定点観測していく上でとても重要な要素です。
ハカタ
ハカタ

観測する時は「トリガーに沿った情報の差異」を中心に見るのがポイントです。
そして「どの期間にどれくらいの差異がでているか」を発見すること。
定期的に定点観測する理由は、需給は一定でなく流動的だからです。
よって、定点観測のルールは「〇日に1回」と設定するようにしましょう。

助手
助手
観測する期間はどうやって決めたらいいんですか?

例を2つ挙げるので、参考にしてください。
ハカタ
ハカタ

例1)「定価付近で残っている店舗」があと2〜3店舗の商品

このような商品はいつ無くなってもおかしくありません。
よって、毎日観測する必要があります。

例2)「廃盤確定」「Amazon本体有り」「大手ショップも在庫潤沢」

このような商品は、毎日観測する必要はありません。
1週間に1回程度の観測で十分でしょう。

博士
博士
商品によって観測期間を調整することが重要なのじゃな。

その通りです。
ハカタ
ハカタ

定点観測の大まかな流れは、

  1. 商品を選定する
  2. 商品を深堀りする
  3. トリガー決定
  4. 定期的に定点観測を行う

最後に、実際に仕入れを行って定点観測の一連の流れは完了です。

定点観測のリスト管理方法

助手
助手
定点観測する商品のリストは、Amazonの「後で買う」や「欲しいものリスト」で管理していいですか?

定点観測を実践される際は、必ず「Googleスプレッドシート」や「Excel」などでリスト管理をしましょう。
ハカタ
ハカタ

Amazonページの「後で買う」「欲しいものリスト」に入れるだけだったり、「Keepaの値上がりトラッキング通知」で定点観測をしようとしている方もいますが、ほとんど意味がありません。
何故ならば、「商品の背景」や「市場の在庫感」などの深掘りのない定点観測をしてしまうと、仕入れの根拠が乏しくなってしまうからです。

私の公式LINEで「teiten」とメッセージを頂ければ、定点観測専用のシートテンプレを提供しています。
まずはテンプレを使ってリストを構築してみてください。
慣れてきたら、自分用にカスタマイズしていくことをおすすめします。

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スプレッドシート苦手なので、ありがたいですー!

 

ハカタさんからメッセージ

助手
助手
ハカタさん、今日はタメになるお話をありがとうございました。

博士
博士
最後に、これからせどりを始める初心者さんにアドバイスをいただけますかな?

はい。せどりに限らず、ビジネスは「長期的に存続し続ける事業」として昇華していく事が重要だと考えています。
ハカタ
ハカタ

誰もがやっている、「激アツ商品をヨーイドン!で仕入れる」だけのせどりに終始してはいけません。
「将来の利益のための活動」を意図的に取り入れることが、事業の成長に繋がります

私自身、2〜3年ずっと燻っていました。
その期間が長いからこそ、

  • 将来を見据えた「せどり」
  • 構築する「せどり」

これらを取り入れることの重大さを痛感しました。

少しでも多くの方に、この考え方が伝われば嬉しく思います。

助手
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未来を見据えた定点観測!私もチャレンジしてみます!

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