せどりを始めたい、でも「やめたほうがいい」という声に一歩踏み出せない…。そんな悩みを抱えていませんか？
この記事では、まず『せどりはやめたほうがいい』と言われる7つの理由を徹底解説します。
その上で、失敗しないためのポイントや正しい取り組み方も詳しくご紹介。リスクと可能性を踏まえて、あなたが安心してせどりを始めるための道筋を見つけましょう。
「せどりはやめたほうがいい」という声の裏にある、具体的な7つの理由を解説します。
これらを知ることが、リスクを理解し、自分に合った取り組み方を考える第一歩になります。
せどりは「安く仕入れて高く売る」というシンプルな仕組みですが、その裏には多くの作業工程が存在します。
これらの作業一つ一つに、想像以上の時間と労力がかかることがあります。特に初心者のうちは、リサーチに時間がかかったり、効率的な梱包方法が分からなかったりと、作業がなかなか進まないことも多いでしょう。
「簡単に稼げると思ったのに、時給換算したら全然割に合わない…」と感じてしまうことが、「せどりはやめたほうがいい」と言われる大きな理由の一つと考えられます。
思った以上に地道な作業が多く、最初は特に骨が折れると感じるかもしれませんね。
せどりは特別なスキルや資格なしで始められるため、参入しやすいビジネスです。しかし、それは同時にライバルが増えやすいということを意味します。
多くの人が参入しているジャンルでは、同じ商品を扱うセラーが増え、必然的に価格競争が起こりやすくなります。
少しでも安く売ろうとする値下げ合戦の結果、
といった状況に陥ることも少なくありません。労力をかけて商品を販売しても、手元に残る利益がわずかであれば、「こんなに頑張っているのに儲からないなら、やめたほうがいい」と感じてしまうのも無理はないでしょう。
常にライバルの動向をチェックし、価格調整に追われるのは精神的にも負担が大きいと言えるでしょう。
せどりは商品を仕入れて販売するため、常に在庫を抱えることになります。しかし、仕入れた商品が必ず計画通りに売れるとは限りません。
市場の需要を見誤ったり、予期せぬトレンドの変化があったりすると、商品は売れ残ってしまいます。
売れない在庫は、
といった問題を引き起こします。特に、流行り廃りの激しい商品や季節性の高い商品は、売るタイミングを逃すと価値が大きく下がり、不良在庫となるリスクが高いです。
抱えた在庫を処分するために大幅な値下げを余儀なくされたり、最悪の場合、廃棄になったりすれば、それは直接的な損失につながります。
資金繰りが悪化すると、次の仕入れもできなくなり、悪循環に陥る可能性も考えられます。
多くのせどりは、Amazonやメルカリ、ヤフオク!といったオンラインプラットフォームを利用して行われます。
これらのプラットフォームにはそれぞれ利用規約があり、出品者はそのルールに従う必要があります。
しかし、この規約は、
というリスクをはらんでいます。規約が変更された結果、これまで問題なく扱えていた商品ジャンルが禁止されたり、手数料が引き上げられたりする可能性もゼロではありません。
さらに、意図していなくても規約違反とみなされた場合、警告や一時的な出品停止、最悪の場合はアカウント自体が停止・凍結されてしまうリスクがあります。
アカウントが使えなくなれば、売上を得る手段を失うだけでなく、売上金が長期間保留されるといった深刻な事態にもなりかねません。プラットフォーム側の都合でビジネスの根幹が揺らぐリスクは、常に念頭に置くべき点ですね。
せどり自体は合法的なビジネスですが、一歩間違えると法律違反になってしまうケースがあるため、「やめたほうがいい」と言われることがあります。
| 違反の種類 | 内容・具体例 |
| 無許可営業（古物） |
中古品を営利目的で売買する際に必要な古物商許可を取得せずに営業する。（古物営業法違反）
|
| 無許可販売（その他） |
販売に特定の許可や資格が必要なお酒、医薬品、化粧品などを無許可で販売する。（酒税法、薬機法などの違反の可能性）
|
| 禁止商品の転売 |
不正転売が禁止されたチケット、偽ブランド品、海賊版DVDなど著作権・商標権を侵害する商品を販売する。（チケット不正転売禁止法、商標法、著作権法などの違反）
|
これらの法律を知らずに違反してしまうと、罰金や懲役といった重い罰則を受ける可能性があります。「知らなかった」では済まされないのが法律です。正しい知識を持つことが非常に重要といえそうです。
また、法律違反ではなくても、店舗での商品の買い占め、通路を塞ぐようなリサーチ行為、店員への高圧的な態度など、マナーの悪い行動が一部で見られ、これもせどり全体のイメージを悪くし、「やめたほうがいい」と言われる一因になっています。
残念ながら、一部の悪質な業者の行動により、「せどり」や「転売」に対してネガティブなイメージを持つ人が少なくありません。
特に、生活必需品や限定品を買い占めて高額で転売するような行為は、社会的に厳しく批判されています。
こうした背景から、
と感じる人もいるようです。ビジネスとして正々堂々と取り組みたいと考えている人にとって、このネガティブなイメージは精神的な負担となり、「やめたほうがいいかもしれない」と考えるきっかけになることがあります。
真っ当に取り組んでいても、社会的なイメージを気にする方にとっては、少なからずやりづらさを感じる場面があるかもしれませんね。
せどりの日常業務は、商品のリサーチ、価格比較、梱包、発送手続きなど、地道で繰り返し行う作業が多くなりがちです。
もちろん、商品知識が増えたり、売上が上がったりする喜びはありますが、日々の作業自体にクリエイティブな要素は少なく、人によっては単調で飽きてしまう可能性があります。
また、思うように利益が出ない時期や、一人で黙々と作業を続ける時間も長いため、
といったケースも少なくありません。「何のためにこの作業を続けているのだろう」と感じてしまうと、継続が困難になり、「やめたほうがいい」という結論に至ることもあります。特に明確な目標がないまま淡々と作業を続けるのは、人によっては苦痛に感じる可能性も否定できません。
「やめたほうがいい」理由がある一方で、せどりには見過ごせない魅力や可能性があります。
ここでは、正しい方法で取り組むことで得られる5つのメリットを解説します。
せどりの大きな魅力の一つは、その始めやすさにあります。多くのビジネスや副業と比べて参入障壁が低いと言えるでしょう。
商品をリサーチし、仕入れて、販売するという基本的な流れを理解すれば、誰でも始めることができます。
プログラミングやデザインのような専門スキルは必須ではありません。
もちろん、仕入れ資金は必要ですが、最初から大きな金額を用意する必要はありません。まずは自宅にある不用品を販売して資金を作り、その資金で少額の商品を仕入れてみる、というステップを踏むことも可能です。
インターネット環境とスマートフォンやパソコンがあれば、すぐに情報収集や出品作業を始められます。この手軽さは、多くの方にとって大きな魅力と言えるでしょう。
せどりは、他の多くのビジネスと比較して即金性が高いという特徴があります。
これは、ビジネスを継続していく上で非常に重要な要素です。
需要のある商品を適切に見つけられれば、仕入れてから数日～数週間で販売できるケースもあります。他のネットビジネスに比べて、成果が早く目に見えやすいのはメリットです。
Amazonやメルカリなどのプラットフォームを利用すれば、売上金が定期的に（例えばAmazonなら約2週間ごと）振り込まれます。
これによりキャッシュフローが比較的安定しやすく、次の仕入れにも繋げやすいのです。
せどりは、再現性が比較的高いビジネスモデルであるとも言えます。
「安く仕入れて高く売る」という基本原則がシンプルだからです。
利益が出る商品を見つけるためのリサーチ方法、適切な仕入れ価格の判断、効果的な販売方法など、学ぶべきポイントはありますが、その構造自体は複雑ではありません。
書籍やインターネット、スクールなどで正しい知識やノウハウを学び、それを忠実に実践すれば、初心者でもある程度の成果を出すことが期待できます。
成功している人のやり方を参考にしやすい点も特徴です。
少額から始められるため、失敗してもリスクを限定的に抑えつつ、試行錯誤を繰り返しながら自分なりの方法を見つけていくことができます。
「やればやっただけ成果が見えやすい」側面も魅力と言えるでしょう。
時間や場所に縛られずに柔軟な働き方がしやすい点も、せどりが多くの方に選ばれる理由の一つです。
特に、インターネットを利用した「電脳せどり」はその自由度が高い働き方と言えますね。
商品リサーチや出品作業などは、通勤時間や休憩時間、家事の合間などの短い時間でも進めることが可能です。まとまった時間が取れない方でも、コツコツと作業を積み重ねられます。
仕入れをネットで完結させれば、商品の受け取り、検品、出品、梱包、発送準備などを自宅で行うことができます。
子育てや介護などで外出しにくい方でも取り組みやすいでしょう。
いつ、どれくらいの時間作業するかを自分でコントロールできます。本業が忙しい時期はペースを落とし、余裕がある時に集中して取り組む、といった調整が可能です。
競争の激しいことがあるのは事実ですが、一方で、せどりのビジネスが成り立つ市場自体は存在し続けています。
オンラインショッピングやリユース市場はむしろ拡大傾向にあります。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、メルカリ、ラクマなど、商品を販売できるプラットフォームは多数存在し、利用者も増え続けています。販路の選択肢は豊富です。
環境意識の高まりや節約志向から、中古品に対する抵抗感が薄れ、積極的に中古品を売買する人が増えています。
これは追い風と言えるでしょう。
「少しでも安く買いたい」「廃盤になった商品が欲しい」「限定品を手に入れたい」といった消費者のニーズはなくなりません。
これらのニーズに応える形で、ビジネスチャンスは存在します。
せどりで失敗し「やめたほうがよかった」と後悔しないためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、その具体的な6つのポイントを解説していきます。
せどりで成果を出すには、基本となる知識とノウハウが不可欠です。
「誰でも簡単に始められる」という側面はありますが、「誰でも簡単に稼げる」わけではありません。我流や勘に頼ると非効率なだけでなく、知らずにルール違反を犯すリスクも伴います。
正しい知識は、失敗を避け、最短で成果を出すための羅針盤となるでしょう。先の章で挙げた「稼げない」「法律・規約違反」といったリスクは、知識不足が一因であることも少なくありません。
また、せどりを取り巻く環境（市場トレンド、プラットフォームの規約など）は常に変化します。一度学んだら終わりではなく、常に最新情報をキャッチアップし、学び続ける姿勢が重要です。
書籍、信頼できるWebサイト、経験者からのアドバイスなどを活用し、知識を深めましょう。基礎を固め、学び続けることが成功の土台となります。
出典:セールスマート
特定のジャンルや手法に関する具体的な教材を探すなら、専門的なノウハウが集まるプラットフォームとして『セールスマート』があります。
このサイトでは、様々な物販プレイヤーが作成したノウハウが多様なテーマで提供されており、ランキング等から自分に必要な情報を見つけ、正しい知識とノウハウ習得に役立てましょう。
「何を仕入れれば利益が出るのか」を見極めるリサーチ力は、せどりの成功を左右します。
感覚的な仕入れは失敗の元です。失敗しないためには、以下の点を意識してリサーチを行いましょう。
これらの点を踏まえ、客観的なデータに基づいて仕入れ判断を行うことが重要です。
「仕入れたのに売れない」という事態を防ぎ、着実に利益を積み重ねることが可能になります。多くの人が挫折する「在庫リスク」は、リサーチ不足が一因であることが多いのです。
出典:モノトレーサー
無料で利用できるAmazonリサーチツール（サイトおよびChrome拡張機能）です。
Amazonの商品ページ上で価格・ランキング推移グラフや損益分岐点、月間販売個数などを確認でき、初心者でも効率的な仕入れ判断に役立ちます。
出典:アマレーダー
Amazonでの販売価格の変動を高速で監視し、設定した価格になった際に通知を受け取れるツールです。
価格推移データや競合セラーの動向も分析できるため、有利な仕入れタイミングを見極めるリサーチに役立ちます。7日間の無料トライアルも利用可能です。
健全なビジネス運営のためには、資金管理と在庫管理が非常に重要です。
失敗しないためには、以下の具体的な行動を徹底しましょう。
特に初心者のうちは、無理のない範囲で仕入れを行い、利益が出たらその範囲で少しずつ規模を拡大するのが安全です。
在庫管理を怠ると資金繰りが悪化し、「やめたほうがいい」と感じる大きな原因となります。Excelや専用ツールを活用し、数字に基づいた管理体制を築きましょう。
出典:クロスマ
複数のネットショップで販売する場合、在庫管理は複雑になりがちです。
『クロスマ』のような一元管理ツールは、各モールの在庫数を自動で連携・更新してくれるため、在庫切れや売り越しリスクの軽減に役立ちます。
せどりは法律やプラットフォームの規約、社会的なマナーというルールの中で行うビジネスです。
信頼を失わず、ビジネスを継続するためには、以下の点を必ず守りましょう。
「知らなかった」では済まされないのがルールです。規約違反によるアカウント停止や、法律違反による罰則は、ビジネスにとって致命的なダメージとなります。
税金の適正な申告・納税も当然の義務です。コンプライアンス意識を持ち、社会的な信用を損なわない行動を心がけましょう。
せどりの作業は多岐にわたるため、効率化を図らないと時間と労力がいくらあっても足りません。「作業が大変すぎる」と感じて挫折しないために、以下の効率化策を検討しましょう。
これらの効率化手段を、自分の状況や事業規模、費用対効果を考慮しながら活用することが重要です。
負担が大きいと感じる作業から試してみることで、より重要な業務に集中でき、モチベーション維持にも繋がります。
せどりで安定した収入を得るには、時間と努力が必要です。
すぐに結果が出なくても、簡単に諦めない粘り強さが成功の鍵となります。失敗から学び、改善し続けるために、以下の行動を意識しましょう。
「すぐに稼げないからやめたほうがいい」と結論付けるのは早計かもしれません。計画（Plan）→実行（Do）→評価（Check）→改善（Action）のPDCAサイクルを回し、地道な努力を継続することで、道は開けてくるはずです。
せどりには様々なリスクが伴いますが、中には法律や規約に明確に違反し、ビジネス生命を脅かすような絶対に避けるべき「やり方」が存在します。
ここでは、特に危険性が高く、「絶対にやめたほうがいい」と言える具体的なケースを解説します。
最も避けるべきは、法律で禁止されている商品を扱うことです。
意図的でなくても、処罰の対象となる可能性があるため、どのようなものが該当するのか具体的に見ていきましょう。
2019年施行の「チケット不正転売禁止法」により、興行主の同意なく、元の販売価格を超える価格でチケットを転売する行為は禁止されています。
特に、特定興行入場券（日時・場所・座席指定、本人確認ありなど）が対象となり、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金、あるいはその両方が科される可能性があります[※1]。
偽ブランド品を販売することは商標法違反[※2]、また偽物と知りながら販売した場合は詐欺罪に問われる可能性があります。
コピー商品（海賊版のDVDやソフトウェア、キャラクターグッズなど）の販売も著作権法違反[※3]となります。これらは非常に重い罰則（10年以下の懲役や1,000万円以下の罰金など）が科される犯罪行為であり、絶対に手を出してはいけません。
たとえ偽物やコピー品と知らずに仕入れて販売してしまった場合でも、責任を問われる可能性があるため、仕入れ時には十分な注意が必要です。
映画や音楽、電子書籍などのデジタルコンテンツを無断でコピーして販売する行為も著作権法違反です[※3]。
安易に手を出さないようにしましょう。
せどりで扱う商品によっては、事前に国や自治体から許可を得る必要があります。無許可での販売は法律違反となり、罰則が科せられます。
中古品（古物）を営利目的で売買、交換、または委託販売する場合、「古物商許可」が必要です。
これは古物営業法で定められており、盗品の流通防止などを目的としています。許可なく中古品せどりを行うと、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります[※4]。
フリマアプリでの不用品販売程度であれば不要ですが、継続的に中古品を仕入れて販売する場合は必ず取得しましょう。
お酒（酒税法）[※5]、たばこ（たばこ事業法）[※6]、医薬品・医療機器（薬機法）[※7]、食品（食品衛生法）など、扱う商品によっては別途、販売許可や届出が必要な場合があります。
これらの商品を扱う場合は、関連法規を確認し、必要な手続きを必ず行ってください。無許可販売はそれぞれ罰則の対象となります。
法律に直接触れなくても、社会的なモラルに反する行為や、周囲に迷惑をかける行為は、結果的に自分の首を絞めることになりかねません。
限定品や人気商品を買い占めて高額転売する行為は、本当にその商品を必要としている人の手に渡らなくなり、社会的に批判されやすい行為です。過去には、マスクや消毒液などの生活必需品が買い占められ、転売が規制された事例もあります。
せどりビジネス全体のイメージを悪化させる一因にもなるため、過度な買い占めは慎むべきでしょう。
実店舗で仕入れを行う際に、他のお客さんや店舗に迷惑をかける行為は厳禁です。
例えば、通路を塞いで長時間商品を物色する、商品を乱雑に扱う、バーコードを読み取るために勝手に値札を剥がす、店員に高圧的な態度をとるなどの行為はマナー違反です。
これらの行為は、店舗からの出入り禁止措置や、せどり行為そのものへの規制強化に繋がる可能性もあります。
Amazon、楽天市場、メルカリ、ヤフオク!などの販売プラットフォームには、それぞれ利用規約があります。規約違反はアカウント停止や売上金没収などのペナルティに直結します。
無在庫販売（手元に在庫がない状態で出品し、売れてから仕入れる方法）は、一部のプラットフォームでは明確に禁止されています。
（例：メルカリなど）規約で禁止されているにも関わらず無在庫販売を行うと、アカウント停止のリスクが非常に高いです。利用するプラットフォームの規約を必ず確認し、遵守しましょう。
各プラットフォームでは、法律で禁止されている物以外にも、独自に出品を禁止している商品カテゴリがあります（例：特定の金券類、安全性に問題のある商品など）。
規約をよく読まずに出品し、後でトラブルになるケースも少なくありません。
偽りの商品説明、不適切な顧客対応、複数アカウントの不正利用なども規約違反にあたります。
プラットフォームの規約は定期的に更新されることもあるため、常に最新の情報を確認する姿勢が重要です。
ポイント獲得を主目的にする「ポイントせどり」は、一見お得に見えますが、それに依存しすぎると大きなリスクを伴います。
ポイントの付与率や上限、利用条件などは、運営会社の方針によって突然変更（改悪）される可能性があります。
ポイント頼みの戦略だと、制度変更によって利益が大幅に減少したり、成り立たなくなったりするリスクがあります。実際に、近年ポイント制度の改悪は様々なサービスで見られます。
ポイントばかりを気にしていると、商品の現金での利益計算が疎かになりがちです。ポイントを加味しても、実際には赤字になっているケースも少なくありません。
ジネスとして継続するためには、現金での利益確保が基本です。
ポイント獲得数には上限が設けられていることが多く、大きく稼ぐのには限界があります。
ポイントはあくまで補助的な利益と考え、しっかりと現金での利益が出る商品を仕入れることが、健全なせどりビジネスの基本と言えるでしょう。
ここでは、「せどりはやめたほうがいいのか？」と悩む方が抱きやすい疑問について、Q&A形式でお答えしていきます。
A: せどり自体は合法です。
ただし、扱う商品や販売方法によっては法律違反となる場合があります。例えば、偽ブランド品、コピー商品、無許可での中古品販売（古物商許可が必要な場合）、チケット不正転売などは違法です。法律やルールをしっかり守って正しく行えば問題ありません。
A: 規約を守れば違反ではありません。
メルカリなどのプラットフォームでは、せどり自体を禁止しているわけではありませんが、各サービスの利用規約は必ず遵守する必要があります。無在庫転売や禁止商品の出品などは規約違反にあたり、アカウント停止等のペナルティ対象となります。利用する前に必ず規約を確認しましょう。
A: 人や状況により様々です。
せどりで得られる収入は、取り組む時間、扱う商品、投入できる資金、個人のスキルなど多くの要因で大きく変動します。副業で数万円を目指す方も、専業で数十万円以上を稼ぐ方もいます。正しい知識を学び、継続的に努力すれば収益を伸ばせる可能性は十分にあります。
A: やり方次第で可能性はあります。
副業が会社に知られる主な原因の一つは住民税の通知です。確定申告の際に住民税の納付方法を「普通徴収（自分で納付）」にすれば、会社への通知を避けられる可能性が高まります。ただし、自治体による違いもあるため、会社の就業規則確認と自己責任が前提となります。
A: 所得に応じた申告・納税が必要です。
せどりで一定以上の所得（利益）を得た場合、確定申告と納税は義務です。無申告はペナルティや税務調査のリスクがあります。「いくらから税務署が動く」という明確な基準はありませんが、所得がある以上ルールに従うべきです。不明な点は税務署や税理士に相談しましょう。
A: 目標や手法で異なります。
どのような規模で、どの商品を扱うかによって大きく変わるため一概には言えません。不用品販売からならほぼ元手ゼロでも可能ですし、ある程度の利益を目指すなら数万円〜数十万円の仕入れ資金があると有利です。最初は無理のない範囲で少額から始めるのがリスクを抑えるコツです。
A: 工夫次第で十分に可能です。
確かにせどりの参入者は増えていますが、市場自体も拡大しており、新しい商品やトレンドも次々と生まれています。リサーチ力を磨いてニッチなジャンルを見つけたり、付加価値をつけたりと、他者との差別化を図ることで後から参入しても十分に利益を出すチャンスはあります。
A: コツコツと努力を続けられる人です。
地道なリサーチや作業を継続できる人、市場の変化に対応できる学習意欲や柔軟性のある人、目標達成のために粘り強く取り組める人が向いています。また、特定の商品ジャンルに詳しい知識や興味があることも大きな強みになるでしょう。
「せどりはやめたほうがいい」か、その答えは一概には言えません。リスクや注意点を理解せずに行えば失敗は避けられないでしょう。
しかし、正しい知識を学び、ルールを守って賢く取り組めば、収益を得るチャンスは十分にあります。
この記事が、あなた自身の最適な判断と行動の一助となれば幸いです。
| 初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
| 即金性 | ★★★☆☆ |
| ビジネス継続性 | ★★★★★ |
| 仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
| 目指せる利益額 | 50万円以上 |
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問屋開拓までの忍耐力は必要だけど、基本的にリピート仕入れで完結するので、せどりのように、掘り出し物を探すのに頭を悩ませる必要は無くなります。
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