取得方法も合わせて覚えておくと良いじょ。
今回の記事では、せどり初心者向けに「確定申告で必要な資料とその取得方法」を紹介します。
この記事を読めば、自分で「確定申告をするための資料」を準備できるようになります。
最後まで読んで、確定申告の準備を開始しましょう。
今回の記事では、せどり初心者向けに「確定申告で必要な資料とその取得方法」を紹介します。
この記事を読めば、自分で「確定申告をするための資料」を準備できるようになります。
最後まで読んで、確定申告の準備を開始しましょう。
まずは、前提知識として確定申告の概要を把握しておきましょう。
確定申告とは、1年間(1月1日から12月31日まで)の所得に対して納めるべき税金を計算し、税務署に申告する手続きのことを指します。
通常、翌年の2月16日から3月15日までの間に申告を行います。
確定申告の目的は、個人や事業主が1年間に得た収入や経費を報告し、所得税や住民税などの税額を確定させることです。
税務署に適切な申告を行うことで、過不足なく税金を納めることができます。
確定申告が必要かどうかは、せどりの年間利益によります。
下記の金額を超えている人は確定申告が必要です。
毎年、必ず確定申告を行いましょう。
せどり事業での、確定申告に必要な資料は大別すると4つです。
確定申告を行う際には「売上データ」が重要な資料の1つになります。
Amazonやメルカリなどの売上データを集計する必要があります。
売上データは、せどり活動で得た収入の詳細を記録したもので、具体的には以下の情報が含まれます。
販売日 | 商品を販売した日付 |
商品名 | 販売した商品の名称 |
販売価格 | 商品が実際に売れた価格 |
販売先 | 購入者の情報(個人情報の取り扱いに注意) |
取引方法 | 現金、クレジットカード、電子マネーなど |
送料 | 購入者から受け取った送料 |
手数料 | プラットフォーム(Amazon、メルカリなど)の手数料 |
「Googleスプレッドシート」や「プライスター」などを活用すると管理が容易になるでしょう。
副業としてせどりを行う場合、ポイントプログラムを利用することで経費の一部を補填することができます。
代表的なものは、楽天やYahoo!ショッピングなどです。
これらのポイントデータも確定申告において重要な資料となります。
ポイントデータは、せどり活動で得たポイントや使用したポイントの詳細を記録したものです。具体的には以下の情報が含まれます。
ポイント取得日 | ポイントを取得した日付 |
取得元 | ポイントを取得したプラットフォームや店舗(例:Amazonポイント、楽天ポイント) |
取得ポイント数 | 取得したポイントの数量 |
ポイント使用日 | ポイントを使用した日付 |
使用先 | ポイントを使用したプラットフォームや店舗 |
使用ポイント数 | 使用したポイントの数量 |
ポイントの用途 | ポイントを使用して購入した商品の内容やサービス |
ポイントは獲得したときではなく、消費したときに記帳が必要になることを覚えておきましょう。
現金領収書は、商品やサービスの購入時に現金で支払いを行った際に発行される書類で、支払いの証拠として使用されます。
具体的には以下の情報が含まれます。
発行日 | 領収書が発行された日付 |
発行者 | 領収書を発行した企業や店舗の名称 |
受領者 | 領収書を受け取った者(あなた)の名称 |
金額 | 支払った金額(税抜き金額と消費税額を含む場合もあり) |
商品やサービスの詳細 | 購入した商品の名称やサービスの内容 |
支払方法 | 現金で支払った旨の記載 |
領収書番号 | 管理のための番号(発行者によっては記載されていない場合もある) |
税務調査の際は、領収書がないと経費として認めてもらえません。
必要経費である場合は、必ず領収書を受け取るようにしましょう。
年末の在庫金額とは、12月31日時点で手元に残っている商品の合計金額のことです。
事業の収益計算において非常に重要な要素なので、正確に集計する必要があります。
売上データ取得方法はECサイト毎に異なります。
1つずつ順番に解説していきます。
Amazonの売上データは、以下の手順で取得してください。
まずは、売上と販売手数料が記載されている「月次レポート」を取得します。
①Amazonセラーセントラルトップ画面左上の三本線をクリック
②支払
③レポートリポジトリを選択
④レポートの種類を「概要」に変更
⑤レポートの日付範囲を「月」に変更
⑥対象月を選択
⑦レポートをリクエストをクリック
完了したら、データをダウンロードします。
続いて、取引の詳細情報である「トランザクションレポート」を取得しましょう。
①ペイメントレポートリポジトリ画面のまま、「トランザクション」をクリック
②日付範囲を該当月の月初と月末を選択
③更新
画面が切り替わったら、「ダウンロード」をクリックして完了です。
次に、ヤフーショッピングの売上データの取得方法です。
①ストアクリエイタープロトップページ画面右上の「利用明細」を選択
②「精算明細」を選択
③「利用年月」を選択して「印刷」をクリック
④「印刷」をクリック
⑤「PDFに保存」に変更
⑥「保存」をクリックして完了です。
次は、楽天市場の売上データの取得方法です。
楽天市場はの売上資料は、
以上の2つの管理サイトから集めてくる必要があります。
まずは、売上データの取得方法から解説します。
①楽天RMSにログイン
②「画面左側のデータ分析」
③「売上分析」を選択
④「売上データ」を選択
⑤表示月を選択
⑦保存して、売上データの取得は完了です。
販売手数料については楽天BillPayから取得していきます。
①「精算額の確認」を選択
②対象月の翌々月20日発行の精算書のページを開く
③「店舗内訳を開く」をクリック
④「店舗別内訳書」のPDFをダウンロードして完了です。
続いて、メルカリの売上データ取得方法です。
メルカリの売上データは公式サイトでは取得できません。
よって「フリモル」というGoogleの拡張機能を使って取得します。
拡張機能を追加し、登録フォームに必要事項を入力。
登録したメールアドレスに送られた認証コードを入力して、メール認証を完了させます。
①メルカリにログインする
②「マイページ」の「出品した商品」にある「取り込み」ボタンをクリック
③取り込みが終わり、フリモルのページに戻れば連携完了
④右上の期間を選択
⑤「CSV」をクリック
⑥売上データをダウンロードして、完了です。
次は、Qoo10の売上データ取得方法です。
Qoo10の売上資料はJ-QSMから取得します。
①「精算管理」を選択
②「販売内訳」を選択
③検索条件欄「購入者の決済日」を選択
④期間を指定して検索
⑤「Excel一括申請」を選択
⑥「申請」をクリック
⑦ファイルをダウンロードして完了です。
最後はヤフオクです。
①「マイオク」を選択
②「売上金管理」を選択
③期間を指定
④CSVダウンロードして完了です。
ポイントデータの取得方法については、「楽天」を例に解説していきます。
①楽天トップ画面右上にある「ポイント数」をクリック
参考:楽天市場
②「ポイント実績」をクリック
参考:楽天市場
③ポイント実績の一番右にある「さらに絞り込む」をクリック
参考:楽天市場
④項目の絞り込みで、「利用履歴を全て選択する」にチェック
⑤期間の絞り込みで該当 期間1か月分を指定して「この条件で絞り込む」をクリック
参考:楽天市場
⑥ポイント利用履歴を、「日付」から一番右下の「ポイント数」までドラッグで選択しコピーする
参考:楽天市場
⑦スプレッドシートにコピーした内容を貼り付ける
⑧ポイント数の下のセルを選択し、真ん中上部の関数からSUM関 数を選択してクリック
⑨範囲をポイント数でドラッグして選択し、Enterで決定
同様の手順で、1月~12月分用意しておきましょう。
ポイントは現金とは異なり、獲得したときは記帳する必要がありません。
消費したときに記帳が必要になります。
現金領収書の取得方法を解説します。
現金で支払いを行った場合、その支払いの証拠として必ず現金領収書を取得しましょう。
現金で支払いを行う際には、支払いと同時に領収書を請求しましょう。以下のポイントに注意して領収書を取得します。
オンラインで商品やサービスを購入した場合でも、領収書を取得しておきましょう。
確定申告だけではなく、真贋調査などにも必要な資料になりえます。
現金領収書は、支払いを経費として計上するために重要な資料です。
経費として認められれば、所得を減らし、納める税金を抑えることに繋がります。
「現金領収書=お金」という意識を持って大切に保管しましょう。
最後は、年末在庫金額の取得方法です。
確定申告を正確に行うためには、12月31日時点の在庫の金額を集計する必要があります。
FBA在庫のデータの取り方・計算方法を解説します。
①Amazonセラーセントラルトップ画面左上3本線をクリック
②「レポート」を選択
③「フルフィルメント」を選択
④「在庫元帳」を選択
⑤「ダウンロード」を選択
⑥「期間の開始日」を1月1日、「終了日」を12月31日とする
⑦「CSV形式でのダウンロードをリクエスト」クリック
ダウンロードされたファイルの中から、ステータスの列が「販売不可」になっている商品を除き「終了時の倉庫の在庫」の列に記載されている数量を月末在庫として記帳します。
上記はあくまでFBA在庫の数字なので、下記のような在庫があればその金額も集計して記帳しましょう。
今回はせどり初心者向けに、確定申告に必要な資料とその取得方法を紹介しました。
溜めてしまうと処理が煩雑になりますので、1ヶ月単位で区切って集計しておくようにしましょう。
本ページは2023年12月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。最新の情報は税務署又は税理士へご確認ください。
確定申告に関しては、下記の記事で詳しく解説しているので参照してください▼
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