前の記事を読んでいない人は、ぜひこちらを先に読んでくださいね!
そんなせどりで稼ぎ続けていくためには、ライバルに負けないような仕入れ方・売り方を身につけていく必要があります。
長く稼いでいくために必要な能力というわけですね!
せどりで差別化ができるようになると、せどりの利益を伸ばすことができ、長く稼げる能力が身につきます。
そんなせどりで稼ぎ続けていくためには、ライバルに負けないような仕入れ方・売り方を身につけていく必要があります。
「差別化テクニック」について解説をする前に、みなさんにどんな想いでせどりに取り組んでほしいかを伝えさせてください。
せどりをキッカケに、人生が大きく好転した人をたくさん目の当たりにしてきました。特別なスキルがなくても、泥臭く必死に取り組めば再現性高く結果を出すことができるのがせどりです。
しかし、何も考えずにただ取り組むだけでは、一生せどらー・転売ヤーで終わってしまうと思います。
そこで、せどりで人生を変えるための取り組み方・考え方をお伝えします。
僕は店舗せどりを中心としたせどりのコンサルをしていて、半数以上のコンサル生が店舗せどりのみで月利100万円を達成してコンサルを卒業していきます。
ただ、僕はコンサル生にずっとせどりをしていてほしいとは思っていなくて、せどりは早い段階で卒業してほしいという想いで指導しています。
お金を稼ぐためにせどり・転売に取り組みたい人は多いと思いますが、
そんな人たちに「あなたが人生をかけて取り組みたいことはせどり・転売ですか?」と聞いたら、ほとんどの人は「No」と答えるでしょう。
僕は、せどりでビジネスの基礎を学び種銭を稼いだら、その後は次のステージに行ってほしいんです。
「次のステージ」というのを具体的に書くと
などになります。
そのために、
をぜひみなさんには考えていただきたいと思っています。
せどりでは、大企業がおこなうようなビジネスを個人レベルで小さく取り組むことができます。
などの多岐にわたる仕事を自分1人でこなしていきます。
ですから、せどりは商売の基本を学ぶにはうってつけのビジネスです。商売の一連の流れを身をもって体験することには、お金を稼ぐ以上の価値があるでしょう。
今あなたの取り組んでいる作業がどんなことに役立つか、他のビジネスに応用するにはどうするかを考えてみてください。
せどりは特別なスキルがなくても取り組める分、特に目標を定めなくても稼げてしまいます。しかし、それではいつまで経ってもせどり以外のスキルは身に付きません。
せどりの次のステージを目指すために、この記事を読んでいる読者のみなさんには「何のためにせどりをするのか」を考えていただきたいと思っています。
これらのことを考えると、効率よくスキルを身につけられ、せどりの次のステージにステップアップしていけますし、モチベーションを失うこともなくなるでしょう。
「何のために?」はみなさんのせどりへの取り組みの原動力になります。
あなたは何のためにせどりをしますか?
せどりで利益を伸ばすために大切なことは、できるだけ安く仕入れて、できるだけ高く売ることが大切です。今回の記事では、「売る」の方にフォーカスして解説をしていきます。
できるだけ高く売る。それを簡単にできるようにするための武器が「差別化」です。
冒頭にも述べた通り、せどりは参入障壁が低くライバルが多数いるビジネスです。その中で大きく稼いでいくためには差別化の技術は必須と言えます。
この記事では、今日からできる差別化テクニックとして、次の2つを紹介します。
では、順番に解説していきますね。
「出品なし商品」を仕入れられるようになり、それを高く売れるようになると、高い利益率で物販を行うことができます。
「出品なし商品」を仕入れるときの考え方から販売戦略まで解説しますので、しっかりと身につけてくださいね!
「出品なし商品」とは、文字通り現時点でAmazon上の出品者が存在しない状態の商品です。
現時点で出品者がいないので、自分が出品した価格が最安値になるのです。
出品者がいなくなる過程は次の通りです。
売る物が無くなれば当然出品者もいなくなります。
つまり出品者なしの商品とは、極端な「供給不足」の状態にあると言えます。
出品なし商品にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。
下のような波形を例に取ると、出品者がいなくなるたびに価格が上昇しているのがわかります 。
このような現象が起こります。
ここで注意すべきは、「自由に設定した価格=売れる価格」とは限らないということです。
こちらの商品は4,000円ほどが相場価格となっていて、度々10,000円ほどで価格設定をする出品者が現れますが、購入には至っていません。
基本的には、過去の最高値や他のプラットホームでの価格を参照して、少し高めの設定から徐々に調整していくイメージになります。
「出品なし商品」の注意点としては、現在の需要を予測するのが難しいということです。
出品者がいなくなってからさほど時間が経っていない商品であれば、過去の売れ行きがそのままその商品の需要になる可能性が高いですが、出品者がいなくなってから時間が経っている商品に関しては、「今でもまだ需要がある商品か」という判断をしなくてはいけません。
そのためには、
など、多角的に分析をする必要があります。
また、出品者がいない理由をしっかり考えておかないと落とし穴に落ちる可能性もあります。
出品者がいない理由が需要の急増による欠品なら問題はありません。しかし、別の理由があった場合、その商品を出品することにリスクが生じることがあります。
例えば、こちらは出品者数が急落している商品は「現在在庫切れです。」という表記があるので、一見、高値で販売するチャンスのように思われます。
しかし、よくよく調べてみるとリコール対象としてメーカーが自主回収を行った商品でした。(https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000030103&screenkbn=01)
当然このような商品は、もし仕入れられたとしても販売しない方がいいでしょう。
他にも、転売を嫌がるメーカーが知的財産権の侵害を理由に出品の取り下げを依頼するケースがあります。
その場合にも、出品者数が急落することが多いです。
こちらの商品は、2022/12/01と2022/12/15に出品者数の急落があることから、メーカーが取り下げ依頼を頻繁に行う商品だと判断できます。
このような商品は事前に察知して仕入れを回避した方が無難ですね。
では、仕入れた「出品なし商品」をどのように販売していけばいいか、戦略を考えていきましょう。
出品者がなしということは、その商品を自分自身が出品するならば、自然と出品者は自分一人だけになるということです。出品者が自分1人なのであれば、他のセラーと価格競争をする必要がないので、自由に価格を設定することができます。
利益を多く残していくためにはできるだけ高い価格で販売していきたいですよね?
ただそうは言っても、過去の販売価格からかけ離れた価格で販売し続けたとしても売れない可能性が高くなるだけです。
では、できるだけ利益を残すためにはどのような販売戦略をとればいいのか、一緒に考えてみましょう。
出品者なしの商品は市場に在庫がほとんどない商品。
早く売りたいからといって、むやみに低い価格で売ってしまってはもったいないです。まずは、過去売れていた価格よりも高い価格から販売をスタートしてみましょう。
例えば、過去に5,000円で売れていたなら、7,000円や8,000円。
過去に10,000円で売れていたのなら、13,000円や15,000円。思い切って20,000円に設定してみてもいいでしょう。
設定した価格で売れなくても後で価格を下げればいいだけなので、最初は思い切って、過去に売れていた価格よりも高値に設定することが重要です。
先ほど設定した価格で売れなかったら、売れる価格に価格改定をする必要があります。出品してから1週間くらい経っても売れなければ価格を下げていきましょう。
その際に、一気に下げていくのではなく、徐々に価格を下げていくことを意識しましょう。
例えば、過去に10,000円で売れていた商品を20,000円で出品したとしたら、20,000円→19,500円→19,000円→18,500円→18,000円→17,500円→…といった具合です。
このように、高い価格から徐々に価格を下げていくことで、消費者が「買いたい」と思う価格の範囲で、一番高い価格で販売することができ、利益を最大化できるようになります。
「ランキングなし商品」は先ほどの「出品なし商品」よりもさらに判断が難しい商品です。
「ランキングなし商品」とは、Amazonの売れ筋ランキングの順位が表示されていない商品です。
Keepaやモノトレーサーのグラフで見ると、ランキングデータが全く表示されなかったり、グラフが途中で途切れていたりします。
基本的にはランキングの変動で販売数を確認するので「販売実績の読み取りづらい商品」と言えます。
では、販売実績の読み取りづらい商品であるランキングなし商品はリサーチ対象外となるかというと、そうとは限りません。逆に狙い目となるケースがあるので見ていきましょう。
ランキングは販売実績を確認する最も有効な手段です。
では、ランキングがわからない場合は、どのようにして販売実績を確認することができると思いますか?現在の売れ筋ランキング以外にも、販売実績を確認したり予測する方法があります。
その方法を解説していきます。
現在ランキングが表示されていない商品でも、過去には表示されている商品もあります。
そのような商品でないかをチェックするために、直近1ヶ月や3ヶ月でランキングが表示されない商品に関しても、全期間で波形を表示する癖をつけるようにしましょう。
その商品のランキングが表示されていたときの販売頻度を知ることで、ランキングが表示されなくなった後での売れ行きを予想することができます。
販売期間中レビューが何個ついているか確認しましょう。レビューはAmazonでの購入者が付けるものです。
ランキングのグラフが表示されなくてもレビューが継続してついている商品は売れている可能性が高いです。
こちらの商品は、販売開始から1年も経っていないのに170件以上のレビューがついていることから、売れ行きがいい商品であると推定することができるでしょう。
100%信じることはできませんが、セラー数の増減も一つの指針にはなり得ます。
商品が売れてセラーの持っていた在庫がなくなるとセラー数は減少します。再び商品を仕入れて出品すればセラー数は増加します。このように、セラー数の増減は「出品→販売」の繰り返しで起こっている可能性が高いです。
ただし、販売を自ら取り辞めたケースもあるので、完全に鵜呑みにはできないことに注意をしましょう。
Amazon本体が出品している商品は、売れ行きがいい商品の可能性が高いです。
なぜなら、Amazonは世界一のECサイトなので、売れる商品の情報を最も持っているからです。たくさん売れる商品であれば、一般のセラーに販売させるのではなく、Amazonが自分たちで販売する方が利益が残ります。
逆に考えれば、「過去にAmazon直販されていた商品は、売れ行きが良い商品である可能性が高い」ということができるわけです。
もちろんAmazon直販されていても売れ行きが悪い商品もあるので、一つの判断基準として捉えて、他の判断基準と組み合わせて売れ行きを予想してみてください。
「ランキングなし商品」は大きな利益が取れる商品であってもライバルが増えにくいです。なぜなら「ランキングがない=売れていない」と見なしてしまい、その時点で仕入れを諦めてしまうセラーが多いからですね。
ランキングなし商品の仕入判断は慣れないうちは難しいものです。
先ほど述べた判断基準を満たしていたとしても、商品自体に需要がなくなって思ったように売れない商品もあります。たくさん商品を立て積みしてしまうと、大量の不良在庫を抱えてしまうことにもなりかねません。
そうならないためにも、まずは数個程度の仕入れに留めておくのがいいでしょう。その後、しっかりと売れていくようであれば仕入れ個数を増やしましょう。
仕入判断が難しい「ランキングなし商品」を仕入れリストとしてストックしておくことは、あなたの資産になること間違いなしです!
今回の記事では、あなたの稼ぎを大きくし、長く稼ぎ続けられるようになるための差別化テクニックを解説しました。
「出品なし商品」や「ランキングなし商品」を仕入れることは勇気のいることです。しかし、一度販売して成功体験を掴めば、きっとあなたの利益を伸ばす大きな助けになるでしょう。
ぜひ今回学んだことにトライしてみてくださいね!
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【2024年最新】稼げる物販手法はコレ!
初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★☆ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 30万円以上 |
中国から商品を輸入し、自分でページを作って販売するので、せどりのような即金性は少ないが、小資金からスタートでき初心者にも再現性が高く仕組み化できるのが中国輸入。
オリジナルブランドで自分の資産となる商品を作成できることも魅力的です。
初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 50万円以上 |
せどりで伸び悩んでいる、限界を感じる人は問屋仕入れで仕組み化を目指そう!
問屋開拓までの忍耐力は必要だけど、基本的にリピート仕入れで完結するので、せどりのように、掘り出し物を探すのに頭を悩ませる必要は無くなります。
初心者おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
即金性 | ★★☆☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 50万円~ |
目指せる利益額 | 100万円以上 |
せどり・転売で物販に慣れてきて、物販を副業レベルでなく事業化させたい方におすすめです!
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