
輸出せどりの還付って、税務署から怪しまれたりトラブルになったりしないか心配です…。
適当な管理をしておると痛い目を見るぞい!物販セラーが引っかかりやすい落とし穴をしっかり防ぐのじゃ。
輸出還付金はまとまった現金が国から戻る手続きなので、税務署のチェックがとても入りやすい分野です。
実際の現場でよくある5つの注意点と、トラブルを防ぐための対策をしっかり押さえておきましょう。
メルカリやヤフオク仕入れは「古物商特例」を活用しよう

メルカリやヤフオクなどのフリマ仕入れでは、相手からインボイスをもらえなくても「古物商特例」を使えば還付を受けられます。
今の税金のルールでは、インボイスがない仕入れは原則として消費税を返してもらえないことになっています。
しかし、古物商の許可を持っている人が個人から中古品を仕入れる場合、「古物商特例」という救済ルールが使えます。
この特例を使えば、インボイスがなくても、「古物台帳」という帳簿に仕入れの記録をしっかり残しておくだけで消費税を返してもらえます。
中古せどりをする人は必ず警察署で古物商許可を取り、相手の氏名や商品名、金額を台帳へ忘れずに記録しておきましょう。
参考:国税庁:「適格請求書等保存方式(インボイス制度)の手引き」
EMSや国際小包は「20万円の境目」で書類を正しく分けよう

郵便局のEMSや国際小包で海外へ送るときは、荷物の値段が「20万円以下」か「20万円超」かで必要な書類が分かれます。
20万円以下の荷物であれば、郵便局の窓口でもらう発送伝票の控えや受領証をそのまま取っておけばOKです。
しかし、荷物の値段が20万円を超えるときは、郵便局を通じて税関へ申告し、税関が出す「輸出許可通知書」をもらわなければなりません。
| 荷物の価格 |
発送の手続き |
必要な証明書類 |
書類がない場合のリスク |
| 20万円以下 |
通常どおり郵便局から発送 |
EMSの伝票控え、受領証 |
発送した証拠にならず還付が取り消される |
| 20万円超 |
郵便局経由で税関へ申告 |
税関が発行する「輸出許可通知書」 |
輸出免税が認められず追加で税金を払う |
高額なカメラやブランド品、トレカのまとめ売りなどで20万円を超えるときは、必ず輸出許可通知書を受け取って大切に保管してください。
海外AmazonのFBA納品は「不適用連絡一覧表」を忘れず回収しよう

アメリカなどの海外Amazon FBA倉庫へ納品代行業者を使ってまとめて荷物を送る場合は、専用の証明書類を回収する必要があります。
代行業者の名前でまとめて輸出の手続きが行われると、税関の書類に代行業者の名前しか載らないことがあります。
これだと税務署から「あなたが輸出した証拠にならない」と言われてしまい、消費税を返してもらえなくなってしまいます。
これを防ぐために、配送会社や代行業者から「消費税輸出免税不適用連絡一覧表」という証明書をもらう必要があります。
利用する納品代行業者に、契約する前から「還付用の不適用連絡一覧表を出してもらえますか?」と必ず確認しておきましょう。
税務調査で疑われないよう「取引の証拠」を完璧に揃えておこう

消費税の還付申告をすると、ふつうの確定申告に比べて税務署から確認の連絡や税務調査が入る確率が高くなります。
過去にウソの輸出をでっち上げて不正にお金を受け取ろうとした事件がたくさんあったため、税務署もかなり警戒しているからです。
税務調査で調べられるのは、「本当にお金を払って仕入れたか」「本当に海外へ送ったか」「海外から売上のお金が入ったか」の3つです。
- 仕入れの証拠:クレジットカードの明細、銀行の振込履歴、お店のレシート
- 発送の証拠:国際郵便の伝票控え、輸出許可通知書、追跡番号の画面コピー
- 売上の証拠:AmazonやeBayの売上画面、Payoneerなどの入金明細
この3つの証拠の日付・金額・商品名がきちんと一致していれば、税務調査が入っても何も怖がる必要はありません。
参考:国税庁:「消費税還付申告に関する国税当局の対応について」
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博士!大変です!またAmazonで売上が上がっちゃいました!なんだい、その慌てようは。売上UPは良いことじゃないか。ええ…
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為替レート(TTM)と海外手数料の計算ルールを正しく守ろう

eBayやアメリカAmazonなど、米ドルで売上が入るサイトを使っているときは、日本円への換算ルールを守って帳簿をつける必要があります。
ドル建ての売上は、適当なレートで計算するのではなく、「売上が確定した日」の銀行の基準レート(TTMレート)を使って日本円に直します。
また、プラットフォームに引かれる販売手数料や広告費は、売上から勝手に差し引いて残った金額だけを帳簿に書くのはNGです。
「全体の売上」と「引かれた手数料」をそれぞれ分けて、両方の金額を帳簿に書くのが正しいルールになっています。
会計ソフトの自動連携機能などをうまく使って、毎月ズレが出ないようにコツコツ記帳していきましょう。
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