店舗せどり

店舗せどりの利益率はいくらが理想?稼ぐコツを解説

「店舗せどりの利益率って何%を目指せばいいの?」
「利益率をあげる方法を知りたい!」

せどりは、利益が出ればそれでいいわけではありません。取引1回当たりの利益があまりにも少ないと「作業量のわりにたいした収益になっていない…」といった羽目になりかねないでしょう。

しっかり稼いでいくためには、十分な利益率を確保していく必要があります!

そこでこの記事では、店舗せどりにおける利益率の目安やその計算方法を詳しく解説します。高い利益率を狙うコツも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

店舗せどりで目指したい利益率

大前提として、利益率とは「売上に対してどれだけ手元に利益が残ったのか」を表す数値のこと。

結論、店舗せどりにおける理想の利益率は20%以上です。

そもそもですが、店舗せどりはECサイトから仕入れる電脳せどりと比べ、利益率が高くなる傾向にあります。なぜなら、全国どこにいても仕入れができる電脳せどりと違い、店舗せどりではその店舗に行ける人しかライバルにならないから。よって、電脳せどりでは仕入れが難しいような高利益の商品にもたどり着ける可能性が高いのです。

また、実際に店舗に仕入れに行く必要がある分、電脳せどりよりも高い利益率を目指していくのは店舗せどりの課題だと言えます。

電脳せどりの利益率は15%前後と言われますので、店舗せどりでは20%以上を目標値として持っておくといいでしょう。

店舗せどりにおける利益率の計算方法2つ

利益率の目安がわかっても、計算ができないと活かせません。そこでここでは、店舗せどりの利益率計算方法を2つ紹介します!

  1. 売上から利益率を計算する方法
  2. ツールを活用する

1.売上から利益率を計算する方法

まずは最も一般的で使用回数も多いのが、売上から利益率を計算する方法。主に、実際に行った取引に対してどれくらいの利益率だったのかを分析する際に活用します。

計算式は以下の通りです。

純利益 ÷ 売上 × 100=利益率

売上は商品を販売した価格。純利益は、売上から仕入れ値や送料、梱包費に加えてツールの使用料などの諸経費を引いた金額です。

例えば、以下の取引をした場合の計算方法を見ていきましょう。

売上(販売価格) 10,000円
原価(仕入れ値) 6,000円
送料 500円
梱包材料費 400円
販売手数料 1,000円(売上の10%の場合)

※ここではツールの使用料などの諸経費は考えないこととします

まずは売上(販売価格)から原価や送料などを引いて、純利益を算出します。

10,000円ー(6,000円+500円+400円+1,000円)=2,100円

純利益と売上の数値を利益率の計算式に当てはめると、このようになります。

2,100円(純利益)÷ 10,000円(売上)× 100 = 21%(利益率)

この場合の利益率は21%となりました。この数値が20%を下回らないように仕入れをすれば、目標の「利益率20%以上」が達成できます!

2.ツールを活用する

実は、せどりの利益率はツールを使えば一瞬で把握できます。

せどり用のツールであれば大抵が利益率計算に対応していますが、最も手軽かつおすすめなのは「FBA料金シュミレーター」と呼ばれるAmazonの公式ツール。

販売価格と仕入れ値を入力するだけで、概算の利益率が瞬時に分かります!

「FBAを利用した場合」と「自己配送した場合」のいずれも算出が可能なので、Amazonで販売するならこの「FBA料金シュミレーター」をメインで使っていくと良いでしょう。

店舗せどりで利益率をあげるコツ3つ

最後に、店舗せどりの利益率を上げるコツを3つ紹介します!

  1. 値引き商品をチェックする
  2. プレ値になっている商品を狙う
  3. ポイント制度を上手く活用する

1.値引き商品をチェックする

1つ目は、店頭の値引き商品をチェックすること。

当たり前ですが、値引きされた安い商品を仕入れて販売すれば、定価で商品を仕入れるよりも利益率は高まります。仕入れ先として利用している店舗で「半額」「値下げしました」「現品限り」などのポップが表示されていたときは、リサーチして仕入れを検討しましょう。

なお、値引き商品を効率よく仕入れるためには、セールの時期を把握しておくのもポイント。

特に決算時期はセールを実施する店舗が多く、値引き商品を狙いやすいタイミングです。百貨店や家電量販店など多くの店舗は決算時期が決まっているので、自分が仕入れたいジャンルの商品を扱っている店舗の情報は予め把握しておきましょう。

さらに2月〜3月や8月〜9月の季節の変わり目も在庫処分セールが開催されるケースが多く、安く購入できるチャンスです。そのようなセールも活用しつつ、仕入れ値をなるべく抑えて利益率のアップを狙いましょう!

2.プレ値になっている商品を狙う

2つ目は、プレ値になっている商品を狙うこと。

プレ値とは「廃盤」や「生産終了」などにより定価よりも高値になっている状態を指しており、販売価格が高い分シンプルに利益を取りやすくなります!

ネット上では入手困難になったことで価格が高騰している商品でも、店舗ではまだ定価で販売されていたり、むしろ安くなっていたりするケースは珍しくありません。そのような商品を仕入れれば、販売価格との差が大きくなり利益率も高くなるでしょう。

なお、以下のような商品はプレ値になる可能性が比較的高いと言えます。

  • 有名メーカーの商品
  • モデルチェンジの多い商品(日用品など)
  • 定番のおもちゃ(トミカ・リカちゃん人形など)

プレ値商品を探して利益率を高めたいなら、このような商品から重点的にリサーチしてみると良いでしょう。

3.ポイント制度を上手く活用する

3つ目は、仕入れ先店舗のポイント制度を上手く活用すること。

実店舗ではポイント制度を取り入れているお店が多々ありますが、ポイント還元を得られるということはその分安く仕入れられるということ。結果、利益率アップにつながります!

還元率は店舗により異なりますが、例えばウエルシアなら、購入金額100円あたり1ポイントのTポイントが還元されます。

出典:ウエルシア公式サイト

常に1%割引で購入できるのと同じであるため、ポイントを受け取らない手はありません。

さらにウエルシアでは、毎週月曜日に還元率が2倍になるキャンペーンも!

出典:ウエルシア公式サイト

このようなキャンペーンも活用すれば、よりお得な仕入れが実現するでしょう。

また家電量販店であるビッグカメラでは、会計時にポイントカードを提示すると購入代金の10%がポイントとして獲得できます。

出典:ビックカメラ

仮に税込10,000円で商品を仕入れた場合、獲得できるポイントはなんと1,000ポイント。つまり、10,000円の商品を9,000円で仕入れられるということです。

このように、少しでも安く仕入れて利益率を高めたいなら、ポイント制度を活用しない手はありません。「ポイントなんて微々たるものじゃん…」と思われるかもしれませんが、せどりは1円でも安く仕入れることがとても重要です。

最近ではほとんどのお店でポイント制度を取り入れているので、積極的に活用していきましょう!

まとめ:利益率を高めて店舗せどりでガッツリ稼ごう!

以上、せどりでしっかり稼いでいくためには利益率の意識も欠かせません。

店舗せどりの理想的な利益率は30%ですが、まずは平均値である20%前後を狙って取り組んでみてください。

そして、安く仕入れた商品を高く販売すれば当然利益率は向上します。

セール商品や廃盤商品を狙ったり、ポイントカードを活用したりして、高い利益率を狙っていきましょう!

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