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副業せどり事業者必見!副業バレを防ぐ、住民税を自分で納付する手順

助手
助手
副業が会社にバレないようにしたいです。
住民税を自分で納付すれば、バレないのでしょうか?

住民税を自分で納付する場合は2種類の方法を選べるぞい。
副業バレを防ぐためには、「普通徴収」を選ぶ必要があるぞい。
博士
博士

本記事では、

  • 副業バレ対策
  • 自分で納付する方法

について詳しく解説していきます。

この記事を読めば、住民税の納付方法と会社に副業がバレないための対策ができるようになります

ぜひ最後まで読んで、住民税を自分で納付できるようになりましょう。

住民税とは

助手
助手
住民税ってどんな税金ですか?

住民税とは、地方自治体(都道府県、市区町村)が課税する税金じゃ。
個人および法人に対して課されるぞい。
博士
博士

前年の所得に基づいて計算され、翌年の6月から翌々年の5月までの12ヶ月間にわたって納付します。
市区町村が課税するものなので、納付先も市区町村になります。

納付は年4回に分けるのが一般的です。具体的な納付期限は以下の通りです。

  • 第1期:6月末
  • 第2期:8月末
  • 第3期:10月末
  • 第4期:翌年1月末

※ 市区町村によって異なります。納付書に記載された期限を必ず確認してください。

住民税を払う基準

住民税は、所得と居住地が基準になります。

所得基準

    • 住民税は前年の所得に基づいて計算される。
    • 所得が基礎控除額(一般的には年間35万円)を超えた場合に住民税が発生する。

居住地基準

  • 1月1日時点で住んでいる市町村および道府県が課税の対象となる。
  • 1月1日に広島市に住んでいる場合、広島市と広島県に対して住民税を支払うことになる。

住民税の算出方法

住民税には2種類の算出方法あります。

均等割

  • 所得に関係なく、一定の金額を支払う税金。
  • 区市町村民税と道府県民税・都民税それぞれに均等割があり、合計額が課される。
  • 税額は4,000円(道府県民税が1,000円、市町村民税が3,000円)。

所得割

  • 前年の所得に基づいて計算される税金。
  • 所得から、各種控除を引いた後の課税所得に税率をかけて算出される。
  • 区市町村民税は一律10%(道府県民税・都民税が4%、区市町村民税が6%)の税率が適用される。

各種控除

住民税の計算には、以下のような控除が適用されます。

基礎控除 所得に関係なく適用される控除(35万円)。
配偶者控除 配偶者がいる場合に適用される控除。
扶養控除 扶養家族がいる場合に適用される控除。
医療費控除 医療費が一定額を超えた場合に適用される控除。
社会保険料控除 支払った社会保険料に対する控除。
生命保険料控除 支払った生命保険料に対する控除。

免除や減額

所得が低い場合や特定の条件を満たす場合、住民税の免除や減額が適用されることがあります。
詳細は、お住まいの各市町村の税務課に問い合わせて確認してみましょう。

住民税の徴収方法による副業バレ対策

助手
助手
住民税についてはよくわかりました!
住民税のやり方によっては、副業が会社にバレることがありますか?

住民税によって副業バレする理由は、住民税の「特別徴収」にあるのじゃ。
博士
博士

住民税の徴収方法は2種類です。

  • 特別徴収
  • 普通徴収

それぞれの徴収方法と、副業バレ対策を解説します。

特別徴収

特別徴収(とくべつちょうしゅう)とは、給与所得者(サラリーマンなど)の所得税や住民税を、給与支払者(会社や事業所)が給与から天引きして納付する制度のことです。

法律により、一定の条件を満たす給与支払者(企業や事業所)は、給与所得者に対して特別徴収を行う義務があります。
これには小規模な事業所も含まれるため、全ての事業者がその責任を果たす必要があります。

普通徴収

普通徴収(ふつうちょうしゅう)は、主に自営業者やフリーランスなどが対象となる住民税の徴収方法の一つです。
給与から天引きされる特別徴収とは異なり、納税者が自ら住民税を納付する方法です。

給与所得者であっても、複数の勤務先がある場合や短期のアルバイトなど、特定の条件下では普通徴収を選択することができます。
特別徴収と普通徴収は、収入の種類や納税者の状況に応じて選ぶことができます。

副業バレ対策

「特別徴収」を行うことで、会社の給与から住民税が天引きされます。
つまり、会社側が住民税の金額の変化に気づき副業の存在が判明するということです。

よって、副業バレは住民税を「普通徴収」にて自分で納付することで対策できます

確定申告を行う際は、住民税の徴収方法「自分で納付」にチェックを入れましょう。

住民税の納付手順

助手
助手
副業バレしないためにも、住民税を自分で納付してみたいです!

住民税の納付方法は簡単3ステップじゃ。
博士
博士

住民税を自分で納付する手順は3ステップです。

  1. 納付書の受け取り
  2. 納付方法の選択
  3. 選択した納付方法で納付

1.納付書の受け取り

確定申告を行った後、住民税の納付書が市区町村から郵送されてきます。
この納付書には、年間の納付額と各期の納付期限が記載されています。

2.納付方法の選択

住民税の納付方法は大別すると5種類あります。自分に合った納付方法を選びましょう。

  • 金融機関やコンビニエンスストアでの納付
  • クレジットカードでの納付
  • 銀行口座からの引き落とし(口座振替)
  • インターネットバンキングでの納付
  • ペイジー(Pay-easy)での納付

3.選択した納付方法で納付

それぞれの納付手順とメリットを見ていきましょう。

金融機関やコンビニエンスストアでの納付

手順:受け取った納付書を持参し、銀行や郵便局、指定されたコンビニエンスストアで納付します。窓口で納付書を提示し、現金またはキャッシュカードで支払いを行います。
メリット:多くの金融機関やコンビニエンスストアで対応しているため、扱いやすく便利です。

クレジットカードでの納付

手順:市区町村のウェブサイトを通じて、クレジットカードで納付することができます。納付サイトにアクセスし、納付書の情報とクレジットカード情報を入力して手続きを行います。
メリット:クレジットカードのポイントが貯まることがあり(要確認)、オンラインで手続きが完結します。

銀行口座からの引き落とし(口座振替)

手順:市区町村の窓口や金融機関で口座振替の申し込みを行います。口座振替依頼書に必要事項を記入し、金融機関に提出します。
メリット:自動的に引き落とされるため、納付の手間が省け、納付忘れを防げます

インターネットバンキングでの納付

手順:自分のインターネットバンキングのアカウントから、納付書に記載された情報を入力して納付します。
メリット:いつでもどこでも手続きができ、時間を選ばずに納付可能です。

ペイジー(Pay-easy)での納付

手順:納付書に記載されたPay-easy番号を使用して、対応するATMやインターネットバンキングで納付します。
メリット:ATMやオンラインで手続きが可能で、対応している銀行が多いです。

それぞれの納付方法で納付して完了です。

まとめ

助手
助手
住民税の仕組み、バッチリ理解できました!副業バレしないためにも、さっそく普通徴収で納付してきます!

うむ。細かい部分の違いは、市区町村に確認を取るのじゃぞ。
博士
博士

今回の記事では、

  • 副業バレ対策
  • 自分で納付する方法

を解説しました。

住民税の仕組みをしっかり理解して、本業と副業を賢く両立させましょう

本ページは2023年12月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。最新の情報は税務署又は税理士へご確認ください。

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