ジャンク品せどりで月収60万円を稼ぎ、同い年のサラリーマンよりも稼ぐことができるようになったものの、僕の欲望は止まらず、もっと稼ぎたいと思いました。
そこで、よくよく思い返すと、僕はジャンク品の「修理方法」こそネットで調べて学んでいましたが、「ジャンク品せどりそのもの」を学んでいたわけではなかったんです。こんなに原価を抑えられて僕みたいなバカでもできるビジネスなのに。
そこで、
という考えに至りました。
物でもサービスでも、何かを売るためにはお客さんが必要です。ノウハウを売るにも、多くの人に認知してもらわなければなりません。
でも、当時の僕には広告を出すほどのお金も知識もありませんでした。
そこで、SNSをやってみることにしました。なんてったって、SNSをやるのはタダですからね。手当たり次第に、Twitter、Instagram、YouTube、Facebook…思いついたSNS全てやりました。
戦略なんてものは全くなく、どのSNSも鳴かず飛ばずでしたが、半年くらい経ったころYouTubeだけが徐々に再生され始めました。200~300回再生くらいのもんです。
今の自分のチャンネルの再生数に比べたら微々たるもんですけど、それでも自分の発信に興味を持ってくれるのが嬉しくて、スタッフさんと一緒になって喜んでいました。
ある日突然、きっかけは訪れました。
「ゴミプリンター100台直して転売」という動画が何万回再生もされたんです。
ジャンク品として売られていたプリンター100台を直してAmazonで販売したら◯十万円の利益になった、というリアルな様子を配信したものです。（実際の利益額は動画で確かめてください）
この動画がきっかけで、「レイバンさんのコンサルを受けたい！」という声が鬼のように届くようになりました。「30万円くらいで教えよう」と試しに募集をかけてみたところ、なんと50人以上の応募が殺到。
単純計算で1,500万円以上の売上です。
ちょっと前まで何の取り柄もなく生きていた僕が、です。この信じられない成功体験から、僕の脳みそは完全にバグりました。2019年当時、せどりのYouTubeチャンネルはまだあまりなく、自分だけがバブルを体感できる貴重な存在でした。
そこから僕は、主戦場をせどりからYouTubeに移しました。
YouTubeに挑戦して得られたものを一言で表すと、「人生の難易度がだいぶ下がった」ということ。
YouTubeでの活動には数々のメリットがあります。
まずは、自分の影響力が上がることです。
一定数のフォロワーがいるだけで、周りの人は「なんとなくすごい人」として扱ってくれるし、フツーに生きてたら会えないような凄い人とも会えるようになります。「SNSで見たことがある」というだけで、初対面の人とでも距離が近い状態から会話がスタートできます。
業界内での影響力も大きくなりました。
普通、企業が社員を募集しようとしたら数十万〜数百万円の広告費がかかりますが、影響力さえあればSNSで募集をかけるだけで応募が来るのです。
広告費がかからないだけではありません。本来、募集しても中小企業には来ないような優秀な人が応募してくることもあります。
極め付けは、お金を稼ぐ方法をコンサルやコンテンツにして販売することで、さらにお金を稼ぐことができると言うこと。
いくらでもお金を稼ぐ手段が湧いてくる、まさに「打出の小槌」です。周りの人には「情報商材屋」なんて言われて揶揄されましたが、現代は情報もお金になる時代。そんな現代でお金を稼ぐには、影響力は無くてはならないものです。
今後もこの影響力を武器に、どんどん活動の幅を広げていくつもりですよ！
僕の成功体験を聞いた人から、「今からYouTubeをやるには何から始めたらいいですか？」と聞かれることが多いです。そんな人は、ひとまず動画を撮ってアップロードするところからですね！笑
いざ、全世界に向けて動画を配信しようと思うと、
など、色々抵抗があるかもしれません。
でも、まずはそれを乗り越えないと1歩目は踏み出せません。1本目の動画を出さない限りは2本目も3本目もないんです。
最初にアップする動画は、仕入れ動画でも日常動画でも、なんでも良いです。自分の専門分野や好きなことについて語ったり、日常の出来事や思い出を共有したりするだけでも、十分に魅力的なコンテンツになりえます。
まずは、クオリティや編集にこだわらずに、1本の動画をアップロードしてみることが大切だと思います。
そうは言っても、「クオリティが低い動画をアップしたら、友達や家族にバレてバカにされるんじゃないか…」と不安になる人もいるかもしれませんね。
安心してください。
YouTubeはそんな簡単に再生されませんから（笑）知り合いにバレるくらいに有名になるころには、恥ずかしさなんて消し飛んでいるはずです。
まずは1本目。話はそれからです。
ここからは、情報発信で稼ぎ続けるために大事だと考えていることをお伝えします。
大前提として、僕は器用なタイプではないので、一発で大きく稼ぐのではなく、情報発信の世界で長く戦うのを前提にコンテンツ設計を考えました。
ほとんどのせどり系の情報発信者はノウハウ動画を配信したがります。だけど、僕はノウハウの発信をあまりしません。していることは「プロセス」の発信です。
その理由は、まずはネタが尽きることがあるということ。
革新的なノウハウがずっと絶え間なく入ってくるわけではないので、ノウハウ配信はノウハウを持っている分しか出せません。だから、「ノウハウ発信者」の場合、ノウハウが尽きてしまえば配信ができなくなってしまいます。
そこで僕は、ノウハウではなくその結果に至るまでのプロセスを配信することを重視しました。
例えば、YouTubeで配信する内容も「○○商品で稼げるか検証してみた！」といった、プロセスを配信する形式が多いです。これにより、注目を浴びながら長期的に戦うことができると考えています。
もうひとつの理由は、ネタに流行り廃りがあるからです。
例えば、数年前はせどり業界において「楽天ポイントせどり」といった流行がありましたが、今ではほとんど聞かれないですよね。楽天ポイントのうまみがなくなったから、あえて経費をかけてまで楽天から仕入れるメリットが薄くなったからです。
このように、流行り廃りがあるため、一時的に稼げても、長期的に戦うことができないこともあります。
しかし、私たちが重視するのは、プロセスの配信です。
例えば、「楽天ポイントで稼げるか検証してみた」といったプロセスを配信することであれば、その時期に稼げていたかどうかは関係ありません。稼げれば「これだけ稼げました！」というコンテンツになるし、稼げなくても「全然稼げませんでした…」というコンテンツになります。
そのため、流行り廃りに左右されずに長期的に戦うことができると考えています。
プロセスを配信し続ける限り、ネタ切れにはならないし、ノウハウの鮮度を気にする必要もないわけです。
僕はせどりの情報発信で成功を納めた経験を活かして、色んなせどらーにYouTubeのコンサルを提供してきました。最近ではせどりに限らず、さまざまな業界の人がコンサルの依頼をしてきてくれます。
せどりの世界に飛び込んで、お金の稼ぎ方を覚えた自分が、今は少しずつせどりから離れていっています。
僕がせどりを始めた当時、何十年もせどりをやっている「一生せどらーおじさん」をたくさん見てきました。その人が好きでせどりをしているならいいんですが、ふと疑問に思ったんです。「その人たちは何のためにせどりをしているんだろう」って。
ほとんどの人は、せどりをしたくてしているのではないんじゃないか、って。「お金が稼げるからしている」ってのが本音じゃないでしょうか。
そんな人たちが、やりたいことで稼げるようになってほしいなって思っています。
そのために、自分は背中を見せたいんです。「今話題のれいばんって人は元々せどりをしていたらしいよ」って言われるのが目標です。そうしたら、今せどりで汗水垂らして頑張っている人たちにも夢を見せられるんじゃないかな、って。
これが自分なりの、せどり業界への恩返しかな？って思っています。
もし情報発信に興味があれば、僕のTwitterから連絡をください。
https://twitter.com/tyokoziki
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