
博士、キャンセルが成立したのはいいのですが、支払ったお金がちゃんと返ってくるか心配です…。
うむ、返金はキャンセル手続きの最終段階じゃからの。支払い方法によって流れやタイミングが異なるから、しっかり確認するんじゃぞ。
取引が無事にキャンセルされた後、次に気になるのは返金についてです。
この章では、支払った代金がいつ、どのように返金されるのかを詳しく解説します。
返金が実行されるまでの期間の目安
取引のキャンセルが成立すると、返金手続きは楽天ラクマのカスタマーサポートによって順次行われます。
返金が完了するまでの具体的な日数は、利用した支払い方法によって大きく異なります。
例えば、ポイントでの返還は比較的早く行われる傾向にありますが、クレジットカードの決済取り消しはカード会社の処理も挟むため、反映まで時間がかかることがあります。
まずは「キャンセル成立後、順次対応される」と理解し、ご自身の支払い方法に応じた返金の流れを次の節で確認しましょう。
支払い方法で異なる返金の流れ(クレジットカード・コンビニ等)
返金方法は、商品購入時に利用した決済手段に応じて決まっています。
購入者側で返金方法を選ぶことはできないため注意が必要です。
クレジットカード/デビットカード払いの場合
カード決済そのものの「取り消し処理」が行われます。
注意点として、カード会社の締め日をまたいでキャンセル処理が行われた場合、一度請求が確定し、翌月以降の利用明細で返金額が相殺(マイナス計上)されることがあります。デビットカードも同様の処理となります。
コンビニ・郵便局/銀行ATM払いの場合
現金で支払った場合、返金は銀行振込となります。
キャンセル成立後、楽天ラクマカスタマーサポートから返金先の口座情報を登録するよう案内がありますので、それに従って手続きを進める必要があります。
口座情報を登録しない限り、返金は実行されないため、忘れずに行いましょう。
楽天ポイント/ラクマポイント払いの場合
利用したポイントが、そのままポイントとして返還されます。
ただし、期間限定ポイントを利用していた場合、返還時点で有効期限が過ぎているとポイントは失効し、戻ってこないため注意が必要です。
楽天キャッシュ払いの場合
利用した分が、楽天キャッシュの残高に返還されます。
キャリア決済/ラクラクあと払い(ペイディ)の場合
クレジットカードと同様に、決済の取り消し処理が行われます。
こちらもタイミングによっては請求が確定してしまうことがあり、その場合は各決済サービス会社から別途返金される流れとなります。
期日を過ぎても返金されない場合の確認事項
「待っていても一向に返金されない」という場合は、慌てずに以下の点を確認してみてください。
取引ステータスは「キャンセル済み」か?
返金手続きは、取引が正式に「キャンセル済み」になることで開始されます。
取引が完了しておらず「取引中」のままでは返金は行われませんので、まずは取引画面で現在のステータスを正確に確認しましょう。
返金先の口座情報は登録したか?(コンビニ/ATM払いの場合)
コンビニ/ATM払いで返金を受けるには、購入者自身が返金用の銀行口座を登録する必要があります。
楽天ラクマからの案内に従って口座情報を登録しなければ、運営側は振込ができません。手続きが完了しているか、今一度確認してください。
カード会社の明細は確認したか?(カード払いの場合)
前述の通り、クレジットカードやデビットカードでの返金は、カード会社の締め日をまたぐと翌月以降の利用明細で相殺されることがあります。
「返金がない」と思っても、翌月の請求額から引かれているケースが多いため、当月分だけでなく翌月分の明細も確認してみましょう。
これらの点を確認してもなお返金が確認できない場合は、ラクマのお問い合わせフォームからカスタマーサポートに連絡してください。
なお、出品者との合意の上で「商品を返品せずに返金」となった特殊なケースでも、楽天ラクマのシステム上でキャンセル処理が完了していなければ返金は行われません。必ず取引のステータスを確認することが重要です。
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