

メルカリで注文した商品と違うものが届くと、どう対応すべきか分からず戸惑ってしまいますよね。
しかし、焦って自己判断で行動するのは禁物です。
この記事では、違う商品が届いた時に絶対やってはいけないことから、出品者への連絡、返金や返送の具体的な手順までを分かりやすく解説します。
円滑な問題解決に繋がるメッセージ例文も紹介するので、ぜひご活用ください。
メルカリで注文した商品と違うものが届くと、どう対応すべきか分からず戸惑ってしまいますよね。
しかし、焦って自己判断で行動するのは禁物です。
この記事では、違う商品が届いた時に絶対やってはいけないことから、出品者への連絡、返金や返送の具体的な手順までを分かりやすく解説します。
円滑な問題解決に繋がるメッセージ例文も紹介するので、ぜひご活用ください。
メルカリで違う商品が届くと、どう対応してよいか焦ってしまいますよね。
この章では、問題解決に向けて最初に取るべき3つの重要な行動を解説します。
メルカリで違う商品が届いたと気づいたら、何よりもまず「受取評価」を絶対に行わないでください。これが最も重要な初期対応です。
受取評価をしてしまうと、メルカリのシステム上で取引が「完了」したとみなされます。
取引が完了すると、以下のような状況になり、その後の対応が極めて困難になります。
商品が手元に届いても、注文内容と相違ないか、破損がないかをしっかり確認するまでは、安易に評価ボタンを押さない習慣が大切です。
この点を必ず覚えておきましょう。
商品に間違いがないか確認し、受取評価を保留したら、次に出品者へ取引メッセージで連絡します。
ここで大切なのは、感情的にならずに冷静かつ客観的な事実を伝えることです。
「違う商品を送りつけられた!」といった怒りの感情をそのまま文章にぶつけてしまうと、円滑に解決できる問題もこじれてしまうかもしれません。
以下の点を簡潔にまとめて連絡するのがおすすめです。
まずは事実を丁寧に伝え、出品者からの返信を待ちましょう。
すぐに返信が来ない場合でも、相手にも都合がありますので、24時間程度は待ってみるのがマナーと言えるでしょう。
具体的なメッセージの書き方については、次の章で詳しく解説します。
今後の交渉や、万が一トラブルが長引いた場合に備えて、関連する証拠を保存しておくことが非常に重要です。
事務局へ相談する際など、客観的な状況証拠が解決を後押ししてくれることがあります。
最低限、以下のものは写真やスクリーンショットで記録に残しておきましょう。
これらの証拠は、出品者との認識に齟齬が生まれた場合や、メルカリ事務局に間に入ってもらう際に、あなたの主張を裏付けるための重要な資料となります。
少し手間に感じるかもしれませんが、後々の自分を守るために必ず行っておきたい手順ですね。
メルカリで違う商品が届いた際、出品者とのメッセージのやり取りは避けて通れません。
ここでは、あなたの希望する対応別に、そのまま使えるメッセージ例文を3つのパターンに分けてご紹介します。
まずは、返品と取引キャンセルを求める最も基本的なケースです。
丁寧かつ明確に、こちらの要望を伝えることが円滑な解決への鍵となります。
メッセージを作成する際は、以下のポイントを意識しましょう。
【キャンセル希望の例文】
お世話になっております。 本日商品を受け取りましたが、注文した「〇〇(商品の具体的な名前)」ではなく、「△△(届いた商品の特徴)」が届きました。
大変恐れ入りますが、今回はお取引をキャンセルさせていただきたく存じます。
つきましては、商品を返品したいと考えておりますので、着払いでの返送先ご住所をご教示いただけますでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
もし商品を急いでいたなどの事情があれば、「急ぎで必要だったため、今回はキャンセルさせていただけますでしょうか」のように一言添えると、相手もより納得しやすくなると言えるでしょう。
届いた商品は違うけれど、どうしても注文した正しい商品が欲しい、という場合もあるはずです。
出品者に在庫があれば、正しい商品と交換してもらうことも可能です。
その際は、一方的に交換を要求するのではなく、出品者に対応可能か確認する姿勢で連絡するのがポイントといえそうです。
【正しい商品を希望する場合の例文】
お世話になっております。 本日商品を受け取りましたが、注文内容と異なる商品でした。 (注文した商品:「〇〇」、届いた商品:「△△」)
もし可能でしたら、正しい商品と交換していただくことはできますでしょうか。
お手元に在庫がございましたら、ご対応いただけますと幸いです。
誤って届いた商品は、もちろん返送いたします。
お手数ですが、ご確認よろしくお願いいたします。
出品者によっては在庫が一点限りで、交換対応が物理的に不可能な場合も考えられます。
まずは相手の返信を待ち、その後の対応を相談していくのが良いでしょう。
「返品や交換のやり取りはめんどくさい」「低価格な商品だし、このままでもいいか」と感じることもあるかもしれませんね。
あるいは、間違って届いた商品が思いのほか気に入る、というケースもありえます。
その場合は、返品せずに取引を完了させる選択肢もあります。
ただし、今後のトラブル防止のためにも、商品が違っていたという事実は出品者に伝えておくのが望ましい対応です。
【届いた商品でOKな時の例文】
お世話になっております。 本日、商品を受け取りました。
注文した商品とは違うものが届きましたが、こちらでも特に問題なく使用できそうですので、このまま取引を完了させていただこうと思います。
(※もし不要なら「お手数かと思いますので、返品には及びません。」と加えても良いでしょう)
念のためのご連絡となります。
今回はこのまま評価させていただきますので、よろしくお願いいたします。
このような対応は、無用なトラブルを避け、迅速に取引を終えられるというメリットがあります。
個人的には、あくまで例外的な対応とし、基本的には正しい商品を確実に受け取るための交渉をすることが、健全なマーケットを維持する上で重要だと感じます。
出品者と返品の合意が取れたら、次は具体的な手続きに進みます。
ここでは、返送時の送料や匿名配送の扱い、そして最も気になる返金の流れを解説します。
メルカリで違う商品が届いたなど、出品者側に原因がある場合の返送料は、原則として出品者が負担します。
そのため、購入者は商品を「着払い」で発送するのが基本です。
メルカリの規約でも、商品に問題があった際の返品・交換にかかる費用は、出品者が負担すべきものとされています。
とはいえ、いきなり着払いで商品を送りつけるのは避けた方が良いでしょう。
後のトラブルを防ぐためにも、取引メッセージで「商品を送料着払いで返送してもよろしいでしょうか?」と、一言確認を入れておくと、お互いに安心して取引を進められるはずです。
「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」といった匿名配送を利用していた場合、相手の住所が分からないため、どうやって返送すればいいか戸惑うかもしれません。
結論から言うと、匿名配送であっても返品は可能ですが、少し手順が複雑です。
一度利用した匿名配送は再利用できないため、以下の手順で進めることになります。
出品者に返送先情報を教えてもらう 取引メッセージで、商品を返送するために必要な「郵便番号」「住所」「氏名」「電話番号」の開示をお願いしましょう。
通常配送サービスで商品を発送する 教えてもらった宛先に、ヤマト運輸の宅急便や郵便局のゆうパックなど、匿名ではない通常の配送方法で商品を発送します。
追跡可能な方法で発送する 「商品が届いていない」といったさらなるトラブルを避けるため、荷物の配送状況が確認できる追跡サービス付きの配送方法を選ぶことを強くおすすめします。
発送後、出品者に追跡番号を伝える 商品を発送したら、その旨と荷物の「お問い合わせ番号(追跡番号)」を取引メッセージで出品者に連絡しましょう。これが出品者にとっても安心材料となります。
このように、匿名配送の場合でも、出品者と連携することで問題なく返送が可能です。
商品が無事に出品者の元へ返送された後、いよいよ返金の手続きです。
返金は、以下の流れで進みます。
この「購入者の同意」が完了して初めて、メルカリによる返金処理がスタートします。
返金がどのように行われるか、また、いつ反映されるのかは、購入時に利用した支払い方法によって異なります。
支払い方法 | 返金先 | 返金タイミングの目安 |
---|---|---|
クレジットカード | カード会社経由で返金 | 数日〜1ヶ月以上(カード会社の締め日による) |
メルペイ残高 | メルペイ残高 | 即時〜1日程度 |
ポイント | ポイント | 即時〜1日程度 |
コンビニ/ATM払い | アプリ内の売上金(メルペイ残高) | 1日〜3日程度 |
特にクレジットカード払いの場合は、カード会社の締め日をまたぐと、一度請求が行われた後に翌月の支払額から相殺される形で返金されることもあります。
キャンセルが成立してもすぐには反映されないケースもあるため、少し気長に待つ必要があるかもしれませんね。
▼メルカリのキャンセル申請に関しては、こちらの記事でも解説しています▼
違う商品が届いた際の返品手続きは、商品を梱包し直し、配送業者へ持ち込むなど、確かに手間がかかります。
ここでは「返品しない」という選択肢の可否と、それに伴うリスクについて詳しく解説します。
結論から言うと、状況によっては「返品しない」という選択も可能です。必ずしもすべてのケースで返品が義務付けられているわけではありません。
例えば、以下のようなケースでは返品しないという判断も考えられるでしょう。
数百円程度の商品に対して、返品にかかる手間や時間が見合わないと感じるケースです。
個人的には、その労力を他のことに使った方が有益だと判断するのも、一つの合理的な考え方と言えるでしょう。
注文したものとは違っても、届いた商品が意外と気に入ったり、自分や家族が使えたりすることもあるかもしれませんね。
このような場合、あえて返品せずに手元に置く選択も考えられます。
ただし、これらの判断は、あくまで自己完結できる場合に限られます。出品者から返送を求められているにもかかわらず一方的に商品を返さない、という判断はトラブルの原因となるため避けるべきです。
「返品しない」と決めた場合でも、出品者とのコミュニケーションを無視して良いわけではありません。
円満に取引を終えるためには、いくつかの注意点があります。
まず最も重要なのは、自分の意思を取引メッセージで出品者に明確に伝えることです。
何も連絡をしないと、出品者は状況がわからず不安に感じてしまいます。
このように、返品の意思がないことを丁寧に伝え、相手の同意を得た上で取引完了に進むのが理想的です。
返品せずに取引を終える場合、評価の付け方は悩むポイントかもしれません。
この場合、一方的に「悪い」評価をつけるのではなく、以下の点を考慮するのがおすすめです。
例えば、出品者がミスを認め、誠実に謝罪してくれたのであれば、その対応を評価して「良い」としても良いでしょう。
コメント欄に「商品は違いましたが、誠実に対応いただけました」と客観的な事実を記載することで、他のユーザーにとっても有益な情報となりそうです。
対応がめんどくさいと感じるあまり、出品者からの返品依頼の連絡を無視し続けるのは、最も避けるべき行動です。
この行為は、メルカリの利用規約に反する可能性があり、以下のような深刻なリスクを伴います。
確実に「悪い」評価がつけられ、今後のあなたの取引に大きな悪影響を及ぼします。
プロフィールを見た他の出品者から、購入を敬遠される可能性が高まるでしょう。
出品者が事務局に相談した場合、あなたに事務局から警告のメッセージが届きます。これはペナルティの第一段階です。
警告を無視したり、悪質な行為だと判断されたりした場合には、一定期間の利用制限や、最悪の場合はアカウントの無期限停止といった重い処分が下される可能性があります。
軽い気持ちで無視した結果、メルカリが二度と使えなくなってしまう事態も考えられます。
面倒だと感じても、社会人としての最低限のコミュニケーションは必ず取るようにしましょう。
メルカリで違う商品が届いたうえに出品者から無視されると、不安や怒りを感じてしまいますよね。
ここでは、そんな万が一のトラブルに直面した際の冷静な対処法を解説します。
取引メッセージを送った後、出品者からすぐに返信が来ないと「無視されたのでは?」と焦ってしまいます。
しかし、相手にも仕事やプライベートの都合があるため、すぐに対応できないケースも少なくありません。
まずは、最低でも24時間は返信を待ってみましょう。
それでも連絡がない場合は、感情的にならず、再度丁寧な言葉でメッセージを送ることが大切です。
出品者も、単に通知を見落としているだけかもしれません。
冷静に状況を確認する姿勢が、無用なトラブルを避ける鍵と言えるでしょう。
連絡は取れたものの、返品や返金の対応について出品者と意見がまとまらないケースもあります。
具体的には、以下のような状況が考えられます。
このように、当事者間の話し合いで解決が難しいと判断した場合、取りうる手段は一つです。
メルカリ事務局に相談し、間に入ってもらいましょう。
個人間でこれ以上やり取りを続けても、感情的な対立が深まるだけかもしれませんね。
第三者である運営の判断を仰ぐことが、最も公正かつスムーズな解決策といえそうです。
メルカリ事務局への問い合わせは、アプリ内から簡単に行えます。
この際、感情的に訴えるのではなく、起きた事実を客観的かつ正確に伝えることが、迅速な解決につながる重要なポイントです。
フォームには、以下の情報を具体的かつ簡潔に記載しましょう。
項目 | 記載する内容のポイント |
---|---|
問題の概要 | 「購入した商品と違う商品が届いた」という事実を明確に記載します。 |
これまでの経緯 | いつ出品者に連絡し、どのような返答があったか(または返信がないか)を時系列で客観的に説明します。 |
証拠の添付 | 届いた商品の写真や、商品説明と異なる点がわかる画像を添付します。出品者とのやり取りがわかる取引メッセージのスクリーンショットも極めて有効です。 |
希望する対応 | 「取引をキャンセルし、返金してほしい」など、自分がどうしたいのかを明確に伝えます。 |
これらの情報を正確に提供することで、事務局は状況を素早く把握し、適切な対応を取りやすくなります。
メルカリで違う商品が届き、出品者に無視されたり話し合いがこじれたりした場合は、決して泣き寝入りせず、この手順で事務局に相談してください。
出品者として違う商品を発送してしまった場合、焦らず誠実に対応することが何より重要です。
この章では、購入者からの信頼を損なわないための初動と、具体的な解決手順を解説します。
購入者から「違う商品が届いた」との連絡を受けたら、何よりもまず、真摯に謝罪の意を伝えましょう。
言い訳をしたり、購入者を疑ったりするような態度は、問題をこじらせるだけです。
こちらの不手際で迷惑をかけてしまった事実を認め、丁寧にお詫びすることが、円滑な解決への第一歩となります。
謝罪と同時に、状況を正確に把握するための確認作業も必要です。
上記のような点を、購入者に負担をかけない範囲で確認させてもらいましょう。
これにより、単純な入れ間違いなのか、あるいは配送業者のミスなのかといった、原因の切り分けにも繋がります。
この段階では、今後の対応を性急に決めるのではなく、まずはお詫びと事実確認に徹する姿勢が大切です。
誠実なコミュニケーションを心がけることが、購入者の不安を和らげ、その後の話し合いをスムーズに進めるポイントと言えるでしょう。
状況を正確に把握できたら、次は具体的な解決策を提示します。
対応は主に「代替品の再送」か「取引のキャンセル」の2択となります。
どちらの場合でも、出品者側が主体となって、購入者に手間をかけさせないよう配慮することが重要です。
手元に在庫があり、購入者も交換を希望している場合は、正しい商品を再送する旨を伝えます。
一点物で在庫がない、または購入者がキャンセルを希望する場合は、返品・返金での対応となります。
購入者がどのような解決策を望んでいるかを尊重し、迅速に行動することが信頼回復につながります。
対応に迷った際は、一方的に判断せず、購入者の意向を丁寧に伺う姿勢が大切かもしれませんね。
メルカリで違う商品が届いた時の、よくある質問をまとめました。
A: 基本的に出品者が着払いで負担します。
出品者のミスで違う商品が届いた場合、返品にかかる送料は出品者が負担するのがメルカリのルールです。
返送する際は、出品者と合意の上で「着払い」が利用できる配送方法を選びましょう。自己判断で元払いで発送してしまうと、後から送料を請求するのが難しくなる場合があります。必ず事前に取引メッセージで送料の負担と発送方法について確認することがトラブルを避けるポイントといえそうです。
A: 原則、取引完了となり返品は困難です。
受取評価をすると取引が完了となり、取引メッセージが使えなくなるため、当事者間での返品・返金対応は非常に難しくなります。
メルカリ事務局のサポートも受けられなくなるのが原則です。ただし、すぐに出品者に別の商品のコメント欄などから連絡を取ったり、事務局に事情を説明したりすれば対応してもらえる可能性もゼロではありません。まずは諦めずに事務局へ問い合わせてみましょう。
A: まずは出品者との話し合いが重要です。
「傷あり」と記載があったが想定より目立つ、色が写真と微妙に違うなど、主観的な判断が伴うケースはトラブルになりやすい点ですね。
「どの点が説明と異なると感じたか」を具体的に伝え、返品や値引きなどの対応を相談してみましょう。客観的に見て明らかに説明と異なる場合は返品可能ですが、最終的には当事者間の合意が基本となります。
メルカリで違う商品が届くと、驚きや不安を感じるかもしれません。
しかし、最も重要なのは慌てて受取評価をしないことです。本記事で解説した手順に沿って、まずは出品者に冷静に連絡を取りましょう。
正しい対応方法を知っていれば、ほとんどのトラブルは円滑に解決できます。
この記事が、あなたの不安を解消し、問題を解決するための一助となれば幸いです。
初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
即金性 | ★★★☆☆ |
ビジネス継続性 | ★★★★★ |
仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
目指せる利益額 | 50万円以上 |
せどりからのNEXTステップにはおすすめ!
せどりで伸び悩んでいる、限界を感じる人は問屋仕入れで仕組み化を目指そう!
問屋開拓までの忍耐力は必要だけど、基本的にリピート仕入れで完結するので、せどりのように、掘り出し物を探すのに頭を悩ませる必要は無くなります。
コメント