メルカリで「パスワードが合っているのにログインできない」という経験はありませんか?
この記事では、そんな時に考えられる7つの原因と具体的な対処法を解説します。
単純な思い込みから意外な盲点まで、原因を一つずつ確認し、スムーズなログインを取り戻しましょう。
メルカリで「パスワードが合っているのにログインできない」という経験はありませんか?
この記事では、そんな時に考えられる7つの原因と具体的な対処法を解説します。
単純な思い込みから意外な盲点まで、原因を一つずつ確認し、スムーズなログインを取り戻しましょう。

メルカリにログインできない場合、考えられる原因は主に7つあります。
まずはこの中からご自身の状況に最も近いものを見つけて、対処法を確認しましょう。
ブラウザやスマートフォンの自動入力機能が、古いパスワードを記憶している可能性があります。
パスワードを変更した後などに、この状況はよく起こります。便利な自動入力(オートフィル)機能ですが、更新前の古い情報が保存されたままだと、意図せず誤ったパスワードが入力されてしまうのです。
一度、保存されているパスワードを削除し、手動で正確なパスワードを入力し直してみてください。
コピーしたパスワードの前後に、目に見えない余分なスペースが含まれていることがあります。
メモ帳アプリなどからパスワードをコピーする際に、無意識に選択してしまったスペースも一緒にペーストされているかもしれません。
見た目では分からなくても、システムは違う文字列として認識してしまいます。
手動で入力するか、一度メモ帳などに貼り付けて前後に余分なスペースがないか確認しましょう。
ご自身が「正しい」と思い込んでいるパスワード情報が、実は古いものであるケースです。
複数のサービスで異なるパスワードを使い分けていると、記憶が曖昧になってしまうことも少なくありません。
「合っているはず」という思い込みが、解決を遠ざけている可能性も考えられますね。この場合、最も確実な解決策はパスワードの再設定です。
電話番号の入力ミスや、スマートフォンの受信設定が原因でSMSが届いていない状況です。
ログインの最終段階で求められるSMS認証ですが、コードが届かなければ先には進めません。
主な原因としては、以下のような点が考えられます。
ご自身のスマートフォンの設定や契約内容を一度確認してみましょう。
ご自身が意図しないうちに、ログイン方法がパスキー認証に設定されている場合があります。
パスキーは、指紋認証や顔認証でログインできる新しい仕組みです。もしログイン画面でパスワード入力ではなく、生体認証を求められた場合は、ログイン方法がパスキーに切り替わっています。
パスワード入力画面を探すのではなく、画面の指示に従って認証を行いましょう。
メルカリのシステム障害や、ご自身のアカウントが利用制限されている可能性も考えられます。
自分に原因が見当たらない場合、メルカリ側で問題が発生していることもあります。まずは公式サイトや公式X(旧Twitter)で、障害やメンテナンスの情報が発表されていないか確認しましょう。
また、規約違反などによりアカウントが一時的に利用制限されているケースも考えられます。
▼メルカリの利用制限については、こちらの記事もチェック!▼
最後に疑うべきは、やはり単純な入力ミスや勘違いです。
「そんなはずはない」と思っていても、意外と見落としているかもしれません。以下の点をもう一度だけ、冷静に確認してみてください。
ログインできない時ほど、このような基本的な見落としが原因であることも多いものです。

この章では、従来のパスワード方式でログインできない場合の具体的な対処法を解説します。
ご自身の状況に合った項目を確認し、一つずつ試してみましょう。
パスワードが不明な場合や、正しいはずなのにログインできない時は、まずパスワードの再設定を行いましょう。
これが最も確実で手軽な解決策となることが多いです。再設定の手順は、メルカリのログイン画面から簡単に行えます。
再設定用のURLには有効期限が設けられている場合がほとんどですので、メッセージが届いたら速やかに対処することをおすすめします。
登録したメールアドレス自体を忘れてしまった場合は、電話番号を使ってログインを試みることで特定できる可能性があります。
メルカリからの通知を受け取っているメールアドレスが、登録しているものに他なりません。過去のメールを検索するのも有効な手段といえるでしょう。
電話番号でログイン手続きを進めると、本人確認のための通知が登録メールアドレス宛に送信されることがあります。
お持ちのメールアプリをすべて確認し、メルカリからの通知が届いていないかチェックしてみましょう。
普段お使いのメールアプリで「メルカリ」や「mercari.jp」と検索してみてください。
過去にメルカリからのお知らせや取引連絡などを受信していれば、そのメールアドレスが登録されたものである可能性が非常に高いです。
SMS認証コードが届かない場合、まずはご利用のスマートフォンの電波状況や受信設定を見直すことが重要です。
システム側の問題ではなく、ご自身の端末設定が原因となっているケースは少なくありません。
まず、以下の項目を順番に確認してみてください。
具体的には、機内モードになっていないか、入力した電話番号は正しいかといった基本的な点を確認します。
また、迷惑メール対策で「海外からのSMSを拒否」などの設定をしていると届かない原因になるため、一時的に解除してみましょう。
これら全てを試しても改善しない場合、端末を再起動するだけで解決することもあります。

パスキーは便利な新しいログイン方法ですが、設定や手順で戸惑うこともあります。
ここでは、パスキーでログインできない場合の正しい手順と解決策を解説します。
パスキーとは、IDとパスワードに代わる、より安全で簡単な新しい認証方法です。
普段お使いのスマートフォンのロック解除に利用する生体認証(指紋・顔)やPINコードそのものが「鍵」となるため、
といった大きなメリットがあります。
つまり、「スマホのロックを解除するのと同じ感覚で、メルカリにログインできる仕組み」と考えると分かりやすいでしょう。
参考:メルカリヘルプページ:「パスキーについて」
パスキーでのログインは、パスワードの代わりにスマホの生体認証(指紋・顔)などを使って行います。
パスキーを登録済みの端末やブラウザによって、ログインの手順が少し異なります。アプリ版とWeb(PC)版、それぞれの正しい手順を確認しましょう。
これらの手順を踏んでもパスキーでのログインを求められない場合は、パスキーが未登録の可能性があります。
その際は、パスワードでのログインをお試しください。
生体認証が失敗する場合、スマホ本体のセンサーの汚れや設定が原因かもしれません。
メルカリアプリの問題ではなく、スマートフォン側の問題で認証がうまくいかないケースは意外と多いものです。
ログインを試す前に、以下の点を確認してみることをおすすめします。
特に、指紋は乾燥やケガで、顔は髪型やメガネの変更で認証精度が落ちることがありますね。
一度スマートフォン本体の設定から、指紋や顔の情報を再登録してみるのも有効な手段です。
何を試してもパスキーでログインできない場合は、一度パスキーを再設定する必要があります。
パスキーの情報は、お使いのスマートフォンやブラウザの安全な領域に保存されています。
機種変更で端末が変わったり、ブラウザのデータを消去したりすると、この情報が失われてログインできなくなることがあります。
このような場合は、アカウントの回復手続きを行い、新しい端末でパスキーを再設定しなくてはなりません。
手続きには、マイナンバーカードを用いた本人確認が求められることもあります。
この手順はセキュリティに深く関わるため、必ずメルカリ公式サイトの最新情報を確認しながら、慎重に進めるようにしましょう。
どうしても解決しない場合は、事務局への問い合わせが必要になります。
▼メルカリ事務局への問い合わせ方法については、こちらの記事をチェック!

ここまで紹介した方法で解決しない場合でも、まだ確認すべき点が残っています。
落ち着いて、最後のチェックリストを確認していきましょう。
機種変更後にログインできない場合、アカウント情報の引き継ぎが正常に完了していない可能性があります。
新しいスマートフォンでメルカリを利用するには、今まで使っていたアカウントでログインする必要がある、という点をまず思い出しましょう。
まず、以前の端末で利用していたログイン方法を正確に思い出してください。
メールアドレスで登録していたなら同じメールアドレスを、Googleアカウントで連携していたなら同じGoogleアカウントを選択する必要があります。
異なる方法を選ぶと、当然ログインはできません。
機種変更と同時に電話番号も変更した場合、SMS認証が壁になることがあります。
可能な限り、古い端末が手元にあるうちにメルカリに登録した電話番号を更新しておくのが理想的と言えるでしょう。
これは非常に多い見落としですが、アプリの初期画面で「ログイン」ではなく「新規登録」を選んでしまうと、「この電話番号はすでに登録されています」と表示され先に進めません。
必ず「ログイン」画面から手続きを進めているか確認してください。
何を試してもログインできない場合、メルカリの規約違反によりアカウントが利用制限されている可能性も考えられます。
メルカリでは、禁止されている商品の出品や不適切な取引、複数アカウントの所持などが確認された場合、アカウントの利用を一時的または永久に制限することがあります。
これは、すべてのユーザーが安全にサービスを利用するための措置です。
利用制限がかかると、多くの場合、登録しているメールアドレス宛にメルカリ事務局から通知が届きます。
まずは、迷惑メールフォルダも含めて、メルカリからのメールが届いていないかを確認してみましょう。ログイン画面に利用制限に関する特別なメッセージが表示されることもあります。
もし身に覚えがないのに制限が疑われる場合は、次のステップである事務局への問い合わせが必要です。
すべての方法を試しても解決しない場合は、メルカリ事務局へ直接問い合わせて状況を確認しましょう。
ログインができない状態でも、専用のお問い合わせフォームから連絡することが可能です。
お問い合わせの際は、
といった情報を準備しておくと、その後のやり取りがスムーズです。

ログインできない状況が続くと、つい新しいアカウントを作りたくなるかもしれません。
しかしその選択は規約違反にあたるため、絶対に避けるべき理由を解説します。
メルカリでは、一人で複数のアカウントを持つことが利用規約で明確に禁止されています。
これは、公平な取引環境を維持するための重要なルールです。 例えば、不正な取引やトラブル時の責任逃れに利用されることを防ぐ目的があります。
もし複数アカウントの所持が発覚した場合、両方のアカウントが利用停止になる可能性が非常に高いと言えるでしょう。
売上金の没収といった厳しいペナルティにつながることもあるため、安易な再登録は大きなリスクを伴います。
▼メルカリの複数アカウントについては、こちらの記事もチェック!▼

どのような状況であっても、まずは既存アカウントの復旧に全力を注ぐべきです。
これまでの取引履歴や評価は、あなたにとって大切な資産だからです。 この記事で紹介した手順を一つずつ試せば、ほとんどのケースでログイン問題は解決に向かうでしょう。
自力での解決が難しい場合でも、メルカリ事務局が本人確認の上でサポートをしてくれます。 時間や手間がかかるかもしれませんが、正しい手順でアカウントを取り戻すことが、結果的に最も安全で確実な方法です。
ここでは、メルカリのログインに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
A: パスワード以外の原因が考えられます。
ご自身の入力は正しくても、ブラウザの自動入力機能が古いパスワードを記憶していたり、コピー&ペーストした際に目に見えないスペースが紛れ込んでいたりする場合があります。また、メルカリ側のシステム障害やメンテナンスが原因の可能性も考えられます。まずはこの記事の1章で紹介した原因を一つずつ確認してみましょう。
A: 時間を置いてから再度試しましょう。
短時間に何度もログインを失敗すると、セキュリティの観点からアカウントが一時的にロックされることがあります。この場合、正しい情報を入力してもログインできません。まずは数時間、それでも解決しない場合は1日ほど時間を空けてから、落ち着いて再度ログインを試みることが重要です。
A: OS更新時に自動設定された可能性があります。
スマートフォンのOSをアップデートした際などに、無意識のうちにパスキーが設定されていることがあります。もしパスキーでの認証がうまくいかない場合は、ログイン画面にある「パスワードでログイン」など他の方法を選択できないか確認してみましょう。それでも解決しない場合は、パスキーの再設定が必要です。
A: ブラウザのキャッシュや拡張機能が原因かもしれません。
一度ブラウザのキャッシュやCookieを削除してから、再度ログインを試してみてください。また、広告ブロックなどの拡張機能が影響している可能性もあるため、別のブラウザやシークレットモード(プライベートブラウジング)でログインできるか確認するのも有効な手段といえるでしょう。

メルカリにログインできない7つの原因と対処法を解説しました。
パスワードが正しいと思い込んでいても、自動入力やパスキーなど意外な原因が潜んでいることは少なくありません。
慌てずこの記事を参考に、一つずつ確認を進めれば、きっと解決の糸口が見つかるはずです。




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