メルカリは平均何日で売れる？服・本・ハンドメイドの目安や、閲覧数やいいねが「あるのに」売れない時の対策を解説！

助手

まずは、平均で何日くらい待てば良いのか知りたいです。

よし、商品が売れる平均日数と、判断基準になる閲覧数・いいねの目安を見ていこう。

博士

メルカリで商品が売れるまでには、平均的な目安が存在します。

ここでは、具体的な日数や、判断材料となる数値基準を解説します。

売れるまでの平均は5日～7日

メルカリで出品した商品が売れるまでの日数は、平均で「5日～7日」程度が目安です。

メルカリは毎日多くの商品が出品されるため、1週間を過ぎるとタイムラインの下位に埋もれ、ユーザーの目に触れにくくなります。

もちろん、人気商品は出品から数分で売れることもありますが、一つの基準としてこの期間を意識すると良いでしょう。

服・本・ハンドメイドが売れる日数

商品カテゴリーによって、売れるまでの日数目安は異なります。

需要の高さや専門性によって売れるスピードは変わるため、大まかな傾向を把握しておきましょう。

服はトレンドや季節が合えば比較的早く売れますが、本やハンドメイドは、必要とする人が現れるまでに時間がかかる傾向があります。

売れる「閲覧数」の目安

売れる可能性を判断する指標として、閲覧数の目安を把握することが重要です。

閲覧数は、その商品がユーザーの検索結果に表示され、クリックされた回数を示します。

あくまで目安ですが、閲覧数が1桁台の場合は、そもそもユーザーの目に触れていない可能性が高いと言えるでしょう。

売れる「いいね数」の目安

いいね数は、閲覧したユーザーが「購入を検討している」度合いを示す指標です。

いいねが多い商品は、それだけ購入候補としてリストアップされています。

いいねが20以上付いても売れない場合、価格がネックになっているか、他の商品と比較検討されている可能性が考えられます。

7日売れなければ対策を検討

出品してから7日（1週間）が経過しても売れない場合は、何らかの対策を講じるタイミングです。

そのまま放置していても、商品はタイムラインに埋もれていき、売れる可能性はどんどん低くなってしまいます。

重要なのは、売れない原因が「閲覧数」にあるのか、「いいね数」にあるのかを見極めることです。次の章から、具体的な対策を解説していきます。

助手

博士、閲覧数が少ない商品と、閲覧数はあるのに売れない商品、どちらも対策が知りたいです！

うむ。どちらも原因が違えば対策も変わる。まずは『閲覧数が少ない』時の施策から見ていこう。

博士

メルカリで商品が売れない時、閲覧数は原因を探る重要な指標です。

この章では、閲覧数が「少ない」時と「多いのに売れない」時の対策を分けて解説します。

閲覧数が少なくて売れない時の5つの施策

閲覧数が少ない最大の原因は、商品がユーザーの目に触れていないことです。

タイムラインに埋もれているか、検索結果でクリックされていない可能性があります。

まずは、以下の5つの施策で商品の露出を増やしましょう。

施策①：100円値下げで上位表示を狙う

メルカリの「自動値下げ機能」を活用し、上位表示を狙います。

メルカリには、設定した最低価格まで毎日100円ずつ自動で値下げを行う機能があります。

この機能を使うと、値下げのたびにタイムラインの上位に表示されやすくなるため、露出を増やす効果が期待できます。

手動で値下げする手間も省けるため、活用を検討しましょう。

施策②：売れる時間帯に再出品する

商品のターゲット層が活動する「売れる時間帯」を狙って再出品します。

出品から時間が経つと、商品はタイムラインの下位に埋もれてしまいます。

ターゲット層がメルカリを見る時間（例：主婦層なら平日の昼間、社会人なら夜）に合わせて再出品することで、改めて多くの人の目に留まる機会を作れます。

▼メルカリの売れやすい時間については、こちらの記事もチェック▼

メルカリのゴールデンタイムを解説！売れやすい時間・曜日・日・月、全て教えます。

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2025.09.17

施策③：1枚目の写真（サムネイル）を改善する

検索結果で目立つよう、1枚目の写真（サムネイル）を魅力的なものに変更します。

ユーザーは検索結果一覧で、1枚目の写真を見てクリックするかを瞬時に判断しています。

写真が暗い、何の商品かわかりにくい、魅力が伝わらないものでは、クリック（閲覧）されません。

明るさ、背景、構図を見直し、商品の魅力が一目で伝わる写真に差し替えましょう。

施策④：検索されるキーワードを見直す

ユーザーが検索で使うであろうキーワードをタイトルや説明文に追加します。

そもそも検索にヒットしなければ、閲覧数は増えません。商品名だけでなく、ブランド名、型番、商品の特徴（例：「A4収納可能」「オフィスカジュアル」など）を適切に盛り込むことで、検索流入の増加が期待できます。

施策⑤：相場価格を再調査する

商品価格が相場とかけ離れていないか、再度リサーチして調整します。

ユーザーは価格にも敏感です。検索結果一覧で、明らかに相場より高い商品はクリックされにくい傾向があります。

メルカリ内で同じ商品や類似商品の売却済み価格を調べ直し、適正な価格設定に変更しましょう。

閲覧数は「多いのに」売れない時の3つの施策

閲覧数は多いのに売れないのは、商品ページの内容に問題がある可能性が高いです。

ユーザーはクリック（閲覧）したものの、「欲しい」と思うに至らず離脱しています。

これは「いいね」が少ない場合の典型的なパターンでもあります。

以下の3つの施策で、商品ページの魅力を高めましょう。

施策①：2枚目以降の写真を追加・変更する

購入者が知りたいであろう情報を、2枚目以降の写真でしっかり提示します。

1枚目の写真に惹かれてクリックしても、商品の状態がわかる写真が少なければ購入をためらいます。

バッグなら内部や底の四隅、服ならタグや素材感がわかる写真など、ユーザーの不安を解消する写真を追加しましょう。

施策②：商品説明文（型番・サイズ等）を見直す

商品説明文に、サイズ、型番、状態などの詳細情報を正確に記載します。

写真だけでは伝わらない情報は、説明文で補う必要があります。特にサイズ（着丈、身幅、縦横高さなど）や、正確な型番、傷や汚れの具体的な状態が抜けていると、購入者は不安を感じて離脱してしまいます。

必要な情報を網羅的に記載しましょう。

施策③：商品のリペアやクリーニングを行う

できる範囲で商品のクリーニングやリペアを行い、状態を改善します。

写真や説明文で「汚れあり」と記載するだけでなく、その汚れがクリーニングで落ちるものなら、対応するだけで商品の価値は上がります。

洋服の毛玉取りや、革製品の簡単な手入れなど、できる範囲で状態を良くし、その旨をアピールすることも有効です。

助手

閲覧数は増えたんですが、今度は「いいね」が少なくて…

うむ。閲覧と「いいね」は別物じゃ。いいねに応じた対策を見ていこう。

博士

閲覧数が集まっても、必ずしも「いいね」が付くとは限りません。

ここでは、いいねが少ない時に売れない原因と、いいねが「多いのに」売れない時の対策を解説します。

いいねが少なく売れない時の原因

いいねが少なく売れない主な原因は、商品ページで魅力を伝えきれていない点にあります。

「閲覧数」は検索結果でクリックされた回数ですが、「いいね」は商品ページを見て「この商品が欲しい」と感じたかどうかの指標です。

閲覧はされているのにいいねが付かない（＝売れない）のは、「商品ページの魅力不足」が解消されていない状態と考えられます。

具体的には、以下のような原因が挙げられます。

これらの原因は、「閲覧数はあるのに売れない時」と共通する部分が多く、商品ページの改善（写真追加、説明文見直しなど）によって改善が見込めます。

いいね数が「多いのに」売れない時の3つの施策

いいねが集まっている（多い）のに売れないのは、多くの人が「欲しいけど、買うか迷っている」状態です。

商品自体に魅力は感じているものの、価格や出品者への信頼感など、購入を決定づける「あと一押し」が足りていません。

ここでは、迷っている人の背中を押す3つの施策を紹介します。

施策①：期間限定セールで背中を押す

購入を迷っている人には、期間限定のセールが効果的です。

人は「今買わないと損をする」という状況に弱いため、「週末限定セール」や「本日限り値下げ」といった告知は、購入の強力なきっかけになります。

セールを行う際は、単に値下げするだけでなく、タイトルや説明文の冒頭でセール中であることを明記しましょう。

特に10%以上の値下げを行うと、いいねを押したユーザー全員に通知が届くため、高い効果が期待できます。

施策②：プロフィールを充実させ不安を解消する

出品者への不安が、購入のブレーキになっている可能性もあります。

高額な商品やブランド品であるほど、購入者は「この出品者は信頼できるか」を厳しくチェックします。

プロフィールが初期設定のままだったり、自己紹介が短すぎたりすると、不安を感じて購入を見送られてしまうかもしれません。

以下のような情報を記載し、プロフィールを充実させましょう。

安心感が伝われば、購入の後押しにつながります。

施策③：コメントで値下げ交渉に応じる

柔軟な姿勢を見せることで、購入に踏み切ってもらえる場合があります。

「いいね」を付けている人の中には、「少し安くなれば買いたい」と値下げを待っているユーザーも多く含まれます。

説明文に「値下げ交渉OK」と記載しておくだけで、コメントのハードルが下がり、交渉がスムーズに進むかもしれません。

すべての交渉に応じる必要はありませんが、購入希望者と積極的にコミュニケーションを取る姿勢を見せることが、最終的な売上につながるでしょう。

助手

博士、閲覧もいいねも十分あるのに、なぜか売れない商品があります…。

うむ。それは購入者が『あと一歩』を迷っておる証拠じゃ。最終手段を試す時じゃな。

博士

基本的な対策を講じても購入に至らない場合、最後の「あと一押し」が必要です。

ここでは、商品の価値を高めたり、購入のハードルを下げたりする3つの最終手段を解説します。

施策①：まとめ売りで価値を高める

関連する商品をまとめて出品すると、単体で売るよりも価値が高まる場合があります。

購入者にとっては、個別に買うよりも送料が安くなり、一度の手続きで関連品が揃うメリットがあります。

出品者側も、販売単価を上げつつ、個別に梱包・発送する手間を削減できるでしょう。

例えば、以下のような組み合わせが考えられます。

メルカリの「まとめ買い機能」を待つだけでなく、最初からセット商品として出品し直すのも有効な戦略です。

▼メルカリのまとめ買いについては、こちらの記事もチェック▼

メルカリのまとめ買いは迷惑？出品者の本音と双方のメリット・注意点を解説

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2025.04.29

施策②：セット販売を提案する

すでに出品している複数の商品に対し、セット販売をコメントで提案するのも有効な手段です。

これは、特定の商品に「いいね」をしてくれた購入検討者への直接的なアプローチとなります。

例えば、あなたが同じキャラクターのグッズをAとBの2点出品していたとします。Aに「いいね」をくれた人に対し、Aのコメント欄で「Bも出品しております。セットであれば合計金額から〇〇円割引しますが、いかがでしょうか？」と提案してみましょう。

購入を迷っていた人の背中を押すきっかけになるかもしれません。

施策③：送料設定（匿名配送など）を見直す

購入者が無意識にためらう送料や配送方法の設定を見直すことも重要です。

「送料込み（出品者負担）」は基本的な対策ですが、それ以外にも見落としがちな点があります。

助手

博士、対策をしても反応が薄い商品もあるのですが…

うむ。商品カテゴリによっては、そもそも売れるまでに時間がかかりやすいものもあるんじゃ。

博士

ここまで様々な対策を紹介しましたが、商品によっては売れるまでに時間がかかる傾向があります。

もし出品した商品がこれらに当てはまる場合、7日を過ぎても焦らずじっくり構える視点も持ちましょう。

ニッチな趣味のアイテム

購入者層が限定されるニッチな商品は、売れるまでに時間がかかる傾向があります。

特定の愛好家やコレクターでなければ需要が発生しないため、一般的な商品と比べて買い手が見つかるタイミングが限られます。

高額なブランド品

購入のハードルが高い高額商品も、購入者が慎重になるため日数を要します。

ユーザーは商品の状態や真贋（本物かどうか）、他の出品物とをじっくり比較検討します。

数万円もするような買い物で即決する人は少ないため、売れるまで時間がかかりやすいといえるでしょう。

季節外れの商品

コートや水着、扇風機といった季節性の高い商品は、シーズンを外れると売れにくくなります。

当然ながら、冬に水着を探す人や、夏にダウンジャケットを探す人は稀です。

これらの商品は、需要がピークになるシーズンの少し前に出品するのが最適であり、時期を逃すと長期戦になりがちです。

コンディションが特殊な商品

傷や汚れが多い、または動作未確認などの「ジャンク品」扱いの商品は、需要が特殊です。

「使えれば安いほうがいい」という層や、部品取り・修理を目的とする人が探すため、一般的な商品よりも買い手が見つかるまでに時間がかかります。

出品数が多い定番商品

人気商品であっても、メルカリ内に同じ出品が溢れている定番商品は価格競争になりがちです。

多くのライバル出品の中に埋もれてしまうため、価格を相場より少し安くする、セットにするなどの付加価値がないと、なかなか選んでもらえません。

出品した商品が売れないと、つい焦って「値下げ」という簡単な手段に頼りがちです。

筆者も過去、反応がないことに不安を感じ、すぐに価格を下げて利益を減らしてしまう失敗を繰り返していました。しかし、売れない原因が価格以外にある場合、値下げは根本的な解決になりません。実際、写真や説明文を工夫するだけで、価格を維持したまま売れるケースは多くあります。

ただし、あらゆる施策はコストパフォーマンス、すなわち「かけた手間や費用に見合うか」をセットで考える視点が重要です。

例えば、売値を上げるためにバッグのリペア（修繕）を行ったとしても、その作業に数時間かけたり、高価な道具代を投じてしまっては、値下げするよりも手元に残る利益が減ってしまうかもしれません。

一方で、そのリペア作業で得た技術が、今後の他の出品物にも活かせる「資産」となるならば、一時的なコストを超えた価値を生むとも言えます。

大切なのは、値下げだけに執着せず、施策ごとのコストを冷静に判断することです。焦らずに原因を見極め、費用対効果の高い工夫を実践していきましょう。

メルカリでの販売日数や期間に関して、よくある質問をまとめました。

Q: 1ヶ月売れない商品は放置してもいい？

A: 放置しても売れる可能性はあります。

ただし、新着順で表示されるメルカリでは、1ヶ月経つと商品はタイムラインの奥深くに埋もれてしまいます。放置していても売れる確率は低いため、価格や写真、説明文を見直して再出品する方が効率的です。長期間反応がない場合、何らかの対策が必要です。

Q: 売れない時にやってはいけないことは？

A: 頻繁すぎる再出品や、安易な値下げです。

1日に何度も削除と再出品を繰り返す行為は、ペナルティの対象となる可能性があります。また、焦って値下げを繰り返すと、本来得られるはずの利益を損ないます。まずは売れない原因を閲覧数やいいね数から分析し、適切な対策から試すことが重要です。

Q: 出品期間に最長はありますか？

A: 出品期間に最長（期限）はありません。

商品は、売れるか自分で削除するまで無期限で出品され続けます。しかし、メルカリの仕様上、出品から時間が経つほどユーザーの目に触れにくくなります。そのため、多くの出品者は一定期間売れない場合、対策を講じた上で再出品を行っています。

Q: 「何分で売れた」の表示はいつまで出ますか？

A: 出品から24時間以内に売れた場合です。

出品してから24時間以内に商品が購入されると、「SOLD (〇分前)」や「SOLD (〇時間前)」といったバッジが商品画像に表示されます。これは出品から24時間限定の仕様であり、出品者の販売スピードを示す目安の一つです。24時間経過後に売れた商品には表示されません。

助手

出品して7日経ったら、まずは状況分析ですね。

うむ。閲覧数といいねの状況に応じて、適切な対策を打つことが肝心じゃ。

博士

メルカリで商品が売れるまでの日数は、対策次第で短縮が可能です。

出品して5日～7日経っても売れない時は、この記事で解説した、

の各状況に合わせ、適切な施策を試してみましょう。

単に値下げを待つのではなく、原因を分析し、小さな改善を積み重ねることが早期売却への近道です。