
出典:メルカリ公式ページ:「メルカリ、オークション機能の提供を開始」
メルカリに新たに追加された「オークション機能」。
フリマ形式とは違う新しい販売方法ですが、そのやり方やルールはご存じでしょうか。
この記事では、基本的な使い方から禁止行為、ヤフオクや通常出品との違いまで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説していきます。

出典:メルカリ公式ページ:「メルカリ、オークション機能の提供を開始」
メルカリに新たに追加された「オークション機能」。
フリマ形式とは違う新しい販売方法ですが、そのやり方やルールはご存じでしょうか。
この記事では、基本的な使い方から禁止行為、ヤフオクや通常出品との違いまで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説していきます。

メルカリのオークション機能は、出品者が決めた開始価格からスタートし、購入希望者が競り合うことで最終的な販売価格が決まる仕組みです。
フリマとは違う、価格が上がっていくワクワク感も楽しめます。

メルカリのオークション機能は、2025年1月29日から提供が開始された比較的新しい販売方法です。
これまでメルカリになかった「競り合い」による価格決定方式が導入され、出品の選択肢が大きく広がりました。
特に、自分で価格を決めにくい商品や、希少価値の高い商品を売りたいユーザーにとって便利な機能として注目されています。

この機能が持つ最大の魅力は、なんといっても購入希望者同士の「競り合い」によって価格が上がっていく点にあります。
通常のフリマ出品では、出品者が設定した価格で「早い者勝ち」で売買が成立します。一方オークションでは、複数の購入希望者が入札を重ねることで、出品者が予想していなかったような高値で売れる可能性があります。
このライブ感と期待感が、オークションならではの醍醐味と言えるでしょう。

オークションの終了時間は、最初の入札があった日の翌日20時台に自動で設定されます。
出品者が自由に終了日時を決めるヤフオクとは異なり、メルカリでは最初の入札を起点として自動的に終了時間が決まるのが大きな特徴です。
これにより、出品者は終了時間を細かく管理する手間なく、スムーズに取引を進められます。

万が一、誰からも入札がなかった場合、その商品は通常のフリマ商品と同じように出品され続けます。
オークションは最初の入札が入ることで初めて期間が設定されるため、入札がない限りは終了しません。もちろん、出品者はいつでもオークション形式の出品を取り消したり、価格を変更したりすることが可能です。

ここでは、出品者と購入者それぞれの立場から、オークション機能の具体的な使い方を解説します。
手順はとてもシンプルなので、誰でもすぐに実践できますよ。
出品時の操作は、販売形式で「オークション形式」を選ぶだけで、フリマ出品とほとんど変わりません。
通常の出品と同じ流れで写真や説明文を用意し、以下の手順で進めるだけで簡単に出品が完了します。
すでにフリマ形式で出品している商品を、後からオークション形式に変更することも可能です。


購入したい商品を見つけたら、「入札する」ボタンから希望の金額を入力するだけでオークションに参加できます。
フリマアプリでの買い物と同じように商品の状態を確認し、欲しいと思ったら気軽に入札してみましょう。 落札後は24時間以内に購入手続きに進む必要があります。


オークションの入札には、最低入札額は100円以上、そして終了間際の入札で終了時間が5分延長されるという重要なルールがあります。
これらのルールは、公正な価格競争を促し、すべての参加者が納得して取引できるように設けられています。
一度入札されたオークションでは、現在の価格に最低でも100円以上を上乗せした金額でなければ次の入札はできません。
これにより、1円単位での細かすぎる入札を防ぎ、スムーズな価格上昇を促す仕組みになっています。
オークション終了時刻までの残り時間が5分を切ったタイミングで新たな入札があると、終了時刻が自動的に5分間延長されます。
これは、終了直前に入札して逃げ切る「スナイプ入札」を防ぐためのルールです。この仕組みにより、最後まで競り合いたい参加者全員に公平な機会が与えられます。

この章では、メルカリオークションのメリット・デメリットを解説します。
どんな商品がオークションに向いているのかも紹介するので、出品時の参考にしてください。
オークション最大のメリットは、相場以上の価格で商品が売れる可能性がある点です。
通常のフリマ出品では出品者が決めた価格が上限ですが、オークションでは欲しい人が複数いれば価格はどんどん競り上がっていきます。
自分では価値が判断しにくい商品でも、市場の需要が価格を決めてくれるため、思わぬ高値で落札されることも少なくありません。入札が入るたびに価格が上がっていく過程は、フリマにはない楽しみ方とも言えるでしょう。
一方で、オークションはすぐに売買できない点や、価格が確定しない点がデメリットといえます。
オークションは最初の入札から翌日の20時台まで続くため、出品者にとっては「今すぐ売りたい」、購入者にとっては「今すぐ欲しい」というニーズには応えられません。
また、入札が集まらなければ開始価格に近い金額で落札されてしまうリスクや、購入者側からすると欲しかった商品が予算以上に高騰し、手に入れられない可能性もあります。
オークション出品では、希少性やコレクション性のある商品が特に盛り上がりやすい傾向にあります。
一点物や限定品など、「欲しい」と思う人が複数いる可能性のある商品は、オークション形式と非常に相性が良いです。
具体的には、以下のようなジャンルが出品に向いていると考えられます。
ポケモンカードや遊戯王など、レアリティの高いカードはコレクターからの需要が高く、価格が上がりやすい代表例です。
廃盤になったブランドの小物や、コラボレーションで生まれた限定スニーカーなどは、探しているファンが多く入札が期待できます。
レトロゲームのソフトや限定版のフィギュア、模型なども、特定のファン層に強く支持されており、オークション向きといえるでしょう。
生産終了となった旧モデルの音楽プレイヤーや、限定カラーのイヤホンなど、市場にあまり出回らないガジェットも狙い目です。
これらのジャンルは、欲しい人が複数いるため価格が競り上がりやすいといえるでしょう。

メルカリのオークション機能と通常のフリマ出品は、どちらも便利な販売方法です。
両者の最も大きな違いは価格の決まり方と取引成立までのスピード感にあり、これを理解することが売上を伸ばす鍵となります。
オークションとフリマの**最大の違いは「価格が変動するかどうか」という点です。
通常のフリマ出品は、出品者が決めた価格で「早い者勝ち」となるため、すぐに購入者が決まるスピード感が魅力です。
一方、オークション出品は購入希望者が入札を重ねて価格を競り上げていくため、時間はかかりますが、価値が上がる可能性を秘めています。
両者の特徴をまとめると、以下のようになります。
| 比較項目 | 通常のフリマ出品 | オークション出品 |
| 価格設定 | 出品者が固定価格を設定 | 購入者が入札で価格を決定 |
| 取引速度 | 即時購入が可能(早い) | 終了日時まで待つ必要あり(遅い) |
| 価格変動 | 基本的になし(値下げ交渉あり) | あり(競り合いで上昇) |
このように、すぐに売りたいのか、それとも時間をかけてでも高く売りたいのかによって、選ぶべき方法が変わってきます。
どちらの機能が優れているかではなく、売りたい商品や目的に合わせて「賢く使い分ける」ことが最も重要です。
すべての商品をオークションに出せば良いというわけではありません。
商品の特性や、自分が何を優先したいのかを考えることで、最適な販売方法が見えてきます。
例えば、一般的な洋服はフリマ出品で素早く販売し、入手困難なトレーディングカードはオークションで価値の最大化を狙う、といった使い分けが効果的と言えるでしょう

ここでは、メルカリオークションとヤフオクの主な違いを比較します。
どちらがあなたの商品に適しているのか、じっくり考えていきましょう。
ヤフオクとメルカリオークションの使い分けは、それぞれの「ユーザー層」と「終了タイミング」を理解するのが最大のポイントです。
両者は似ているようで、利用している人の層やオークションが終わる時間に明確な違いがあります。売りたい商品に合わせてプラットフォームを選ばないと、期待した価格まで上がらない可能性も考えられます。
具体的にどのような違いがあるのか、以下の表で確認してみましょう。
| 比較項目 | メルカリオークション | ヤフオク(Yahoo!オークション) |
| 主なユーザー層 | 20代〜30代の女性が中心 | 30代〜50代の男性が中心 |
| 向いている商品 | 日用品、アパレル、ライトな商品 | 専門品、コレクター品、高額商品 |
| 終了タイミング | 初回入札があった翌日の20時台に自動終了 | 出品者が終了日時を自由に設定可能 |
このように、売りたい商品が若者向けか、あるいは専門的なコレクター向けかによって、どちらのプラットフォームが有利かが変わってきます。
販売手数料に大きな差はありませんが、取引の「利便性」や「安心感」に関わる仕組みは異なっています。
利益に直結する手数料はもちろん、個人情報を守る匿名配送の使いやすさも重要な比較ポイントです。どちらも便利なサービスを提供していますが、細かな違いが存在します。
こちらも表で比較してみましょう。
| 比較項目 | メルカリオークション | ヤフオク(Yahoo!オークション) |
| 販売手数料 | 販売価格の10% | 落札価格の8.8%〜10% |
| 匿名配送サービス | ・らくらくメルカリ便 ・ゆうゆうメルカリ便 | ・ヤフネコ!パック ・ゆうパック/ゆうパケット(おてがる版) |
手数料だけで選ぶのではなく、自分が使い慣れている配送方法が使えるかどうかも、プラットフォーム選びの重要な判断材料になりそうです。

この章では、メルカリオークションのキャンセルや出品取り消しに関するルールを解説します。
万が一の事態に備え、正しい手順と注意点をしっかり確認しておきましょう。
一度成立した取引を、落札者都合や出品者都合で一方的にキャンセルすることは原則として認められていません。
オークションの落札は、通常のフリマ出品での購入と同じく、売買契約が成立した状態を指します。
やむを得ない事情がある場合は、当事者間で合意の上、メルカリ事務局に問い合わせる必要がありますが、安易なキャンセルはペナルティの対象となる可能性が高いです。
取引は責任を持って行いましょう。
落札者が24時間以内に購入手続きをしなかった場合、自動的に他のユーザーも購入できるようになります。
落札者には24時間の独占的な購入期間が与えられますが、その時間を過ぎても購入されなかった場合、出品者が何か特別な操作をする必要はありません。
商品は落札価格のまま誰でも購入できる状態になり、もともとの落札者を含むすべてのユーザーが改めて購入手続きを行えるようになります。
オークションへの入札が1件も入っていない場合に限り、出品者は自由に出品を取り消すことができます。
一度でも入札が行われると、そのオークションには購入を希望する参加者がいると見なされるため、出品者の都合で一方的に出品を停止したり削除したりすることはできません。
これは入札者の不利益を防ぎ、公正な取引を担保するための重要なルールです。
SNSなどでは「メルカリのオークションはキャンセルが多い」という声も見られますが、これは落札後のペナルティが比較的緩やかな点に起因すると考えられます。
ヤフオクなど他のプラットフォームでは、落札後のキャンセルに対して「非常に悪い」評価が付くなど、厳しいペナルティが課されることが一般的です。
一方メルカリでは、落札後24時間以内に購入しなくても明確なペナルティがすぐに発生するわけではないため、気軽な入札や購入意思の低い入札につながりやすい側面があるのかもしれませんね。
とはいえ、悪質な行為が続けば利用制限の対象となるため、責任ある行動が求められる点は同じです。

この章では、メルカリオークションで特に注意すべき禁止行為を解説します。
ペナルティを受けずに安心してサービスを利用するため、しっかりルールを理解しておきましょう。
出品者自身や関係者が別のアカウントを使って入札し、意図的に価格を吊り上げる行為は、公正なオークションを妨げる重大な違反行為です。
商品の価値を不当に高く見せかけ、他の入札者を欺く行為は固く禁じられています。
このような行為が発覚した場合、厳しいペナルティが課される可能性があります。
コメント欄などで他のサービスへ誘導したり、メルカリの決済システムを使わない直接取引を持ちかけたりする行為は、規約で禁止されています。
これは、ユーザーを詐欺などのトラブルから守るための重要なルールです。メルカリ内の取引で完結させることで、万が一の際にも事務局のサポートを受けられます。
チケット類や福袋など、メルカリのガイドラインで禁止されている商品をオークション形式で出品することも、もちろん禁止されています。
オークション形式であっても、出品できるもののルールは通常のフリマ出品と全く同じです。
出品前には必ずメルカリのガイドラインを再確認し、禁止出品物に該当しないかチェックしましょう。
参考:メルカリヘルプセンター:「禁止されている出品物」

メルカリのオークション機能を利用する際、特に初心者が抱きがちな細かな疑問点をQ&A形式で解消していきます。
A: 24時間経過後に取引の継続かキャンセルかを選べます。
落札者が商品を購入(支払い)しないまま24時間が経過すると、出品者の判断で取引をキャンセルできるようになります。また、そのタイミングで落札者以外も商品を購入できる状態に切り替わるため、他の購入希望者が現れるのを待つという選択も可能です。ペナルティは購入しなかった落札者側に課されるため、出品者が不利益を被ることはありません。
A: 一度行った入札は、いかなる理由でも取り消しできません。
メルカリのルール上、入札のキャンセルや金額の変更は認められていません。入札は「購入の意思表示」として非常に重い意味を持つため、金額をよく確認し、本当に購入するつもりがある商品にのみ入札するよう心がけましょう。責任が伴う操作であると認識しておくことが重要です。
A: 出品者であれば、好きなタイミングでの早期終了が可能です。
出品者は、オークション開催中に商品詳細ページから「落札価格を確定する」ボタンをタップすることで、その時点での最高額入札者を落札者としてオークションを終了させることができます。「この価格なら満足」と思える金額に達した際に活用するとよいでしょう。

この記事では、メルカリのオークション機能について、基本的なやり方から禁止行為、ヤフオクや通常出品との比較まで詳しく解説しました。 ポイントを押さえて、あなたの出品スタイルに取り入れてみましょう。
メルカリのオークション機能は、特にコレクション品や限定品など、自分で価格を決めにくい商品の価値を最大限に引き出せる可能性を秘めています。
相場がわからないアイテムも、欲しい人が価格を決めてくれるため、適正な市場価値で手放せるのが大きな魅力と言えるでしょう。
もちろん、すぐに売りたい、決まった価格で手放したいという場合は、これまで通りのフリマ出品が最適です。
このように、商品の特性やあなたの目的に合わせて賢く使い分けることが、メルカリを上手に活用する一番のコツです。
一方で、入札は取り消せない、落札後のキャンセルは原則不可など、フリマ出品とは異なるルールも存在します。トラブルを避け、気持ちよく取引するためにも、今回紹介した注意点や禁止行為をしっかりと理解しておきましょう。
フリマ出品とは一味違う、価格が上がっていくライブ感はオークションならではの楽しさです。
この記事を参考に、まずは「これ、いくらになるんだろう?」と気になる一品から、気軽にオークション機能を試してみてはいかがでしょうか。




| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
| 即金性 | ★★★☆☆ |
| ビジネス継続性 | ★★★★☆ |
| 仕入れに必要な資金目安 | 5万円~ |
| 目指せる利益額 | 30万円以上 |

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