メルカリ vs Yahoo!フリマ（旧paypayフリマ） どっちが売れる？

出典:メルカリ　Yahoo!オークション　ラクマ

人気フリマアプリのメルカリとYahoo!フリマ。どちらもよく耳にするけれど、実際にはどんな違いがあるのでしょうか？

さらに、楽天が運営するラクマを加えた3つのフリマアプリを、手数料、配送料、支払い方法、出品のしやすさといった様々な視点から徹底的に比較していきます。

1 手数料を比較！

フリマアプリで商品を販売する際、必ず発生するのが手数料です。販売価格に応じて手数料が決まる仕組みなので、事前に確認しておきましょう。

手数料だけ見ると、Yahoo!フリマが最も安く、メルカリが最も高くなっています。特に、LYPプレミアム会員（※）であれば、Yahoo!フリマの手数料は3%まで下がるため、非常にお得です。

しかし、手数料の安さだけでフリマアプリを選ぶのは早計です。他の要素も考慮して、総合的に判断することが大切です。

※旧Yahooプレミアム会員のこと。ちなみにLYPとは提携企業であるLINE、Yahoo!、PayPayのイニシャルの略称

2 配送料は？

フリマアプリでは、商品を発送する際の送料も重要な要素です。送料は、商品のサイズや重さ、配送方法によって異なります。

3つのフリマアプリとも、様々な配送方法に対応しており、匿名配送も可能です。送料の安さや配送方法の豊富さなど、自分に合ったサービスを選べるよう、事前に各アプリの配送サービスを比較検討することをおすすめします。

3 支払い方法をチェック！

フリマアプリで購入した商品は、様々な方法で支払うことができます。

どのフリマアプリも、主要な支払い方法に対応しています。

メルカリはメルペイ、Yahoo!フリマはPayPay、ラクマは楽天ペイと、それぞれ自社の決済サービスとの連携を強化しているのが特徴です。

4 出品のしやすさは？

フリマアプリで商品を販売するためには、出品作業を行う必要があります。出品のしやすさは、アプリの使い勝手や機能に大きく影響されます。

3つのフリマアプリとも、スマートフォンで手軽に出品できるのが魅力です。それぞれのアプリの特徴を理解し、自分に合ったものを選びましょう。

出典:メルカリ公式

メルカリ、Yahoo!フリマ（旧paypayフリマ）、ラクマと3つのフリマアプリを比較してきましたが、結局のところ、どれが一番「売れる」のでしょうか？ 結論から言うと、総合的に見てメルカリが最も売れやすいと言えます。

その理由を、ユーザー数、売れやすい商品カテゴリー、メルカリで売れるコツの3点から詳しく解説していきます。

1 圧倒的なユーザー数を誇るメルカリ

フリマアプリで商品を売る上で最も重要な要素の一つが、ユーザー数です。ユーザー数が多いほど、商品を見てもらえる機会が増え、それだけ売れる可能性も高まります。

メルカリは、国内最大級のフリマアプリとして、月間アクティブユーザー数が2,000万人を超えています(※1）これは、Yahoo!フリマ（旧paypayフリマ）やラクマを大きく上回る数字です。

例えば、2021年に行われたMMD研究所の「フリマサービス・アプリに関する利用実態調査」（※2）によると、フリマアプリの利用率はメルカリが68.8%と最も高く、Yahoo!フリマ（旧paypayフリマ）は30.4%、ラクマは17.0%という結果が出ています。

多くのユーザーが利用しているメルカリでは、それだけ様々な商品が取引されており、活発な売買が行われています。そのため、出品した商品が多くのユーザーの目に触れやすく、売れる確率も高くなるのです。

※1メルカリ公式（https://about.mercari.com/press/news/articles/20230630_infographics/）
※2MMD研究所「フリマサービス・アプリに関する利用実態調査」（https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1952.html）

2 メルカリで売れる商品カテゴリーランキング！

メルカリでは、実に様々なジャンルの商品が取引されています。しかし、その中でも特に売れやすい商品カテゴリーがあるのは事実です。

メルカリの公式発表では、取り日件数の多いカテゴリーをランキングで発表しています。2023年上半期の取引件数が多いカテゴリーは以下の通りです。

1. エンタメ・ホビー　　　　28％
2. レディースファッション　18％
3. メンズファッション　　　16％
4. 家電　　　　　　　　　　9％
5. スポーツ・レジャー　　　7％

出典:メルカリ公式

これらのカテゴリーの商品を出品する際は、高値で売れる可能性も高いため、積極的に活用していくことをおすすめします。

また、季節やトレンドに合わせた商品を出品するのも効果的です。例えば、夏には水着や浴衣、冬にはコートやマフラーなど、季節感のある商品を出品することで、ユーザーの目に止まりやすくなるでしょう。

3 メルカリで売れるコツ

メルカリで商品をより早く、より高く売るためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。

これらのコツを実践することで、メルカリでの販売を成功させる可能性を高めることができます。

出典:Yahoo!フリマ

2章ではメルカリのメリットを中心に解説しましたが、Yahoo!フリマにも、もちろんメリットはあります。

本章では、Yahoo!フリマならではのメリットを紹介し、メルカリに負けない魅力を掘り下げていきます。

3.1 LYPプレミアム会員でお得に！

出典:LYPプレミアム

Yahoo!フリマの大きなメリットの一つに、LYPプレミアム会員向けの特典が充実している点が挙げられます。

LYPプレミアム会員になると、販売手数料が通常の5%から3%に割引されます。これは、メルカリの手数料10%と比べると、かなりお得です。

販売手数料が安くなるということは、その分利益を増やすことができるということです。利益が増えれば、販売価格を下げて、商品をより売れやすくすることも可能です。

また、LYPプレミアム会員は、毎月5のつく日（5日、15日、25日）にPayPayモールで買い物をすると、PayPayポイントが+4%付与されます。この特典を利用すれば、Yahoo!フリマで販売した商品をPayPayモールで仕入れる際に、お得に購入することができます。

さらに、LYPプレミアム会員は、送料が割引になるクーポンを定期的に受け取ることができます。送料を抑えることで、利益を増やし、商品をより売れやすくすることができます。

3.2 PayPayとの連携がスムーズ

出典:Yahoo!フリマ　PayPay公式

Yahoo!フリマは、PayPayとの連携が非常にスムーズです。

Yahoo!フリマで商品を販売した売上金は、すぐにPayPay残高にチャージすることができます。チャージした残高は、PayPay加盟店でのお買い物や、公共料金の支払いなどに利用することができます。

また、Yahoo!フリマで購入する際にも、PayPay残高を利用することができます。PayPay残高で支払うことで、PayPayポイントを貯めることもできます。

PayPayは、現在多くのユーザーに利用されている人気の支払い方法です。そのため、PayPayとの連携は、Yahoo!フリマが多くのユーザーに選ばれる理由の一つと言えるでしょう。

3.3 Yahoo!フリマで売れるコツ

Yahoo!フリマで商品を売るためのコツは、以下の点が挙げられます。

これらのコツを実践することで、Yahoo!フリマでの販売を成功させる可能性を高めることができます

フリマアプリを利用する上で、安全性は非常に重要な要素です。個人間での取引となるため、トラブルや詐欺などのリスクを心配する方もいるかもしれません。

しかし、メルカリとYahoo!フリマはどちらも、ユーザーが安心して取引できるよう、様々な安全対策を講じています。本章では、それぞれのアプリの安全対策を比較し、より安全に利用するためのポイントを解説していきます。

1 メルカリの安全対策

メルカリは、以下のような安全対策を実施しています。

2 Yahoo!フリマの安全対策

Yahoo!フリマも、メルカリと同様に、様々な安全対策を導入しています。

3 どっちが安全？

メルカリとYahoo!フリマ、どちらも充実した安全対策を講じていますが、強いて言うなら、メルカリの方が安全対策の面でやや優位と言えるかもしれません。

メルカリは、ユーザー数が多い分、トラブル発生のリスクも高くなります。そのため、トラブルを未然に防ぐための対策や、トラブル発生時のサポート体制がより充実していると考えられます。

しかし、Yahoo!フリマも安全対策に力を入れており、安心して利用できるフリマアプリであることは間違いありません。

4 より安全にフリマアプリを利用するために

フリマアプリをより安全に利用するためには、以下の点に注意しましょう。

これらの点に注意することで、トラブルを未然に防ぎ、安全にフリマアプリを利用することができます。

そう思った方もいるかもしれません。しかし、フリマアプリによって同時出品に関するルールは異なります。

本章では、メルカリとYahoo!フリマの同時出品に関するルールを解説し、それぞれのアプリで効率的に商品を売る方法について考えていきます。

1 Yahoo!フリマでは同時出品は禁止！ペナルティや通報されることも

結論から言うと、Yahoo!フリマでは同時出品は禁止されています。

Yahoo!フリマの利用規約では、「同一商品を他のフリマアプリやオークションサイトなどに出品すること」を禁止行為として明確に定めています。

これは、購入者が重複して商品を購入してしまうことや、取引が混乱することを防ぐための措置です。

もしYahoo!フリマで同時出品が発覚した場合、アカウントの利用制限や出品の削除などのペナルティを受ける可能性があります。また、他のユーザーから通報される可能性もあります。

一方、メルカリでは同時出品に関する明確なルールは設けられていません。そのため、メルカリと他のフリマアプリで同時出品することは可能です。

ただし、メルカリでも同時出品を行う際には、以下の点に注意する必要があります。

2 それぞれのアプリで効率的に商品を売る方法

Yahoo!フリマでは同時出品が禁止されているため、メルカリとYahoo!フリマを併用する場合は、以下のような方法で販売するのがおすすめです。

このように、それぞれのアプリのルールや特徴を理解した上で、販売戦略を立てることが重要です。

出典:メルカリ　Yahoo!フリマ

ここまで、メルカリとYahoo!フリマ（旧PAYPAYフリマ）を様々な角度から比較してきました。

どちらもメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは一概には言えません。

しかし、最終的に「どっちが売れるのか」という点に絞ると、メルカリに軍配が上がるでしょう。

理由は、圧倒的なユーザー数です。2,000万人以上のアクティブユーザーを抱えるメルカリは、商品を見てもらえる機会が多く、売れる可能性が高いのです。

実際、メルカリでは様々なジャンルの商品が活発に取引されています。

らくらくメルカリ便などの便利な配送サービスや、出品をサポートする機能も充実しています。

Yahoo!フリマにも、手数料の安さやPayPayとの連携など、メリットはあります。

しかし、ユーザー数や売れるための機能・サービスを考えると、総合的にメルカリの方が売れやすいと言えるでしょう。

どちらのフリマアプリがおすすめなのか、改めてまとめます。

メルカリがおすすめの人

Yahoo!フリマがおすすめの人

今回の記事を参考に、自分にぴったりのフリマアプリを選んで、不用品販売を成功させてください！

フリマアプリについてよくある質問をまとめました。

Q. メルカリとラクマではどちらが売れやすいですか？

A.一般的にはメルカリの方が売れやすいと言われています。

理由は、メルカリのユーザー数が多いからです。ユーザー数が多いほど、商品を見てもらえる機会が増え、売れる可能性も高くなります。

実際、メルカリの月間アクティブユーザー数は2,000万人を超えていますが、ラクマは約700万人にとどまります。

ただし、ラクマにもメリットはあります。販売手数料がメルカリより安い点や、楽天ポイントと連携できる点などが挙げられます。

どちらのフリマアプリが自分に合っているか、よく比較検討してから利用するのが良いでしょう。

Q. メルカリとペイペイフリマの利用者数は？

A.メルカリの利用者数の方が多いです。

2021年に行われたMMD研究所の「フリマサービス・アプリに関する利用実態調査」によると、フリマアプリの利用率はメルカリが68.8%と最も高く、Yahoo!フリマ（旧paypayフリマ）は30.4%という結果が出ています。

メルカリは国内最大級のフリマアプリであり、月間アクティブユーザー数は2,000万人を超えています。

一方、Yahoo!フリマは、PayPayとの連携がスムーズで、手数料が安いというメリットがあります。

Q. ヤフオクとメルカリのどっちが安全ですか？

A.どちらも安全に利用できるよう対策が施されています。

ヤフオクとメルカリは、どちらも本人確認の徹底や取引履歴の管理、違反行為への対策など、様々な安全対策を講じています。

ヤフオクは、Yahoo! JAPAN IDと連携しており、信頼性の高いアカウントで利用することができます。また、取引評価システムを導入しており、過去の評価を参考に取引相手を選ぶことができます。

メルカリは、電話番号による本人確認を導入しており、なりすましや不正利用のリスクを軽減しています。また、取引履歴はメルカリのシステム上で管理されており、万が一トラブルが発生した場合でも、メルカリが対応してくれます。

どちらのプラットフォームも、安全に配慮した仕組みが整えられていますので、安心して利用することができます。

Q. メルカリとメルカリShopsで同時出品できますか？

A.はい、同時出品は可能です。

メルカリとメルカリShopsは、どちらもメルカリが運営するサービスですが、それぞれ異なるプラットフォームです。

メルカリは、個人間での中古品売買が中心ですが、メルカリShopsは、事業者が新品の商品を販売することができます。

そのため、同じ商品をメルカリとメルカリShopsの両方に出品することができます。

ただし、在庫管理や購入者への対応には注意が必要です。

Q. 日本の3大フリマアプリは？

A.メルカリ、Yahoo!フリマ、ラクマの3つです。

メルカリは、国内最大級のフリマアプリであり、月間アクティブユーザー数は2,000万人を超えています。

Yahoo!フリマは、PayPayとの連携がスムーズで、手数料が安いというメリットがあります。

ラクマは、楽天が運営するフリマアプリであり、楽天ポイントと連携できる点が特徴です。

助手

博士、今日は本当に勉強になりました！ フリマアプリって、奥が深いんですね。

そうじゃろう？ これからも、色々な商品を売買して、フリマアプリの世界を楽しんでくれ。

博士

今回の記事では、メルカリとYahoo!フリマ（旧paypayフリマ）を徹底比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説しました。

「結局、どっちが売れるのか」という疑問に対しては、ユーザー数や機能の充実度を考えると、メルカリの方が売れやすいという結論に至りました。

しかし、Yahoo!フリマにも、手数料の安さやPayPayとの連携など、独自のメリットがあります。

最終的にどちらのフリマアプリを使うかは、あなたの目的や状況によって異なります。

今回の記事を参考に、自分にぴったりのフリマアプリを選んで、快適なフリマアプリライフを送ってください！