【少額でもOK】せどりを始めるのに必要な資金はいくら？金額目安を解説

では早速、せどりを始めるために準備すべき資金について解説していきます。

最初の必要資金目安は10〜20万円程度

結論、せどりの準備資金は、事前に必要なものを用意する費用と仕入れ費用を合わせて10～20万円程度あるのが理想。

まずせどりに必要なものは以下のようなものがあります↓

中でもパソコンやプリンターは購入費用が大きくなりがち。既に持っているものがあるならその分費用は抑えられますが、せどりに必要な物を全てイチからそろえるとなれば10万円は必要になるでしょう。

さらにせどりで販売する商品を仕入れるための資金として、手元に10万円ほどあると安心。

せどりで利益を得るためには仕入れる商品の「金額」よりも「数」が重要になってきますが、10万円あれば例えば1,000円の商品なら100個仕入れられます。多く仕入れられると、仮に1つや2つ売れない商品があっても大きなマイナスはありません。もちろん仕入れる商品の金額にもよりますが、10万円程度の軍資金があれば少しずつ利益を増やしていけますし、多少の失敗にも対処できるでしょう。

まずは10万円程度から始め、徐々に資金を増やしてみてください！

理想の仕入れ資金は稼ぎたい金額の5倍〜10倍ほど

なお、仕入れの準備資金として最初に10万円ほどあれば安心だとお伝えしましたが、これはあくまでも初期費用のお話です。

運転資金と考えれば、一般的には月々に稼ぎたい金額の5倍〜10倍ほどの仕入れ資金が必要。稼ぎたい金額別に必要な資金目安は以下の通りです↓

つまり10万円の資金であれば稼げる金額は目安として1万円なので、少々物足りなさは感じるかもしれません。

資金・利益ともに少しずつ増やしていけば問題ありませんが、最初から大きく稼ぎたいという方はその金額の5倍〜10倍を目安に資金を準備しておきましょう。

「せどりを始めたいけど全く資金がない…」そのような場合は、資金を調達しないといけません。

そこでここでは、誰でも取り組めるせどりの資金調達方法を3つ紹介していきます！

1．不要品を販売する

せどりを始める資金を調達する方法として、まず試して欲しいのが不要品の販売です。

あなたが使わなくなった趣味の品やブランド品などを売れば、仕入れの初期資金として必要な10万円程度の金額を売り上げるのは十分可能。例えばスポーツブランドの「adidas」の古着やスニーカーでも、フリマアプリでは1万円近く、もしくはそれ以上で売れることもあります！

さらに不用品販売はせどりと同じ領域のビジネスなので、商品販売の経験を積むことにもつながります。商品を販売する感覚を養うためにも、不要品の販売は取り組んでおくと良いでしょう。

2．アフィリエイトのセルフバックを行う

そして、アフィリエイトのセルフバックで資金を集める方法もあります。

アフィリエイトのセルフバックとは「A8.net」「もしもアフィリエイト」などのASPサイトを経由して商品やサービスを購入（利用）し、その謝礼として報酬を得る手法のこと。

セルフバックには、主に以下のような案件があります↓

特にFXの口座開設やクレジットカード作成は数千円の高額報酬を受け取れるケースが多く、狙い目の案件。せどりの仕入れにクレジットカードを使いたいと考えている方は、この機会に作っておくと良いでしょう。

コツコツと取り組めば、セルフバックで10万円程度の資金を稼ぐことは十分可能です！

なお、セルフバックのやり方は簡単で、ASPサイトに登録して「セルフバック」専用ページから商品やサービスに申し込むだけ。せどりを始めるための運転資金をサクッと稼ぎたい方は、セルフバックをフル活用しましょう。

3．少額からコツコツせどりで稼ぐ

もしも手元に4万円、5万円でも使える資金があるなら、とりあえずせどりを始めて徐々に資金を増やしていく方法もありです！

「少ないお金で利益なんて出せるの？」と思われたかもしれませんが、せどりは正しいやり方で取り組めば、たとえ少額から始めても十分利益を出していけます。

例えば最初の仕入れ資金が5万円・利益率20％だった場合の利益シミュレーションはこちら↓

【初期投資5万円の場合】

5万円の小さな元手でも、前の月の利益をせどりの運転資金に回していくと、半年後には約15万円（3倍）まで増やせるんですね。実際にこのシミュレーション通りにいくとは限らないものの、しっかり商品をリサーチして売れる戦略を立てれば高い確率で利益は出せるでしょう。

少しでも資金があるなら、思い切って始めてしまうこともぜひ検討してみてください！

なお、せどりをするうえで最も避けるべきなのは資金不足です。

せっかく良い商品が見つかっても、資金が足りていないと仕入れられません。特に初心者のうちは、資金を守るための対策を徹底する必要があります。

資金のショートを防ぐためには、これから紹介する3つのポイントを意識しましょう。

1．資金管理を徹底する

まず、資金のショートを防ぐためには資金管理の徹底が欠かせません。

資金管理をおろそかにすると、気が付いたら商品を仕入れるためのお金が底を突いていたという事態に陥る可能性があります。ExcelやGoogle SpreadSheetなどの表計算シートを活用し、最低でも「仕入れ額」と「売上金額」の2つは徹底的に管理しておきましょう。

お金の出入りが分からなければ、どれだけの利益や損失があったのかを把握できないほか、仕入れに使える金額すら不明確になります。

表計算ツールであれば一度計算式を組むと仕入れ額と売上金額を入力するだけで利益の計算も簡単にできるので、楽に資金管理をしたい人はぜひ活用してみてください！

2．高額商品には手を出さない

そして、資金が少ないうちに値段が高い商品を仕入れるのは危険です。

高額商品を仕入れると1回の利益金額は大きくなる傾向にある反面、量を仕入れられなくなるため回転率が低くなりがちです。結果、資金がなかなか増えない状態に陥る可能性も…。また、万が一売れなかった場合は、たった一つの商品でもあっという間に運転資金を圧迫してしまうでしょう。

仕入れ額を抑えるコツは、安価な商品が多いジャンルを選ぶこと。

逆に「家電」「ゲーム」「家具」などのジャンルは単価が高い傾向にあるので、資金が少ないうちは仕入れに向いていません。

着実に運転資金を増やしていくには、元手資金に見合った金額の商品をターゲットにする必要があります。資金が少ないうちに高額商品へ手を出すのは絶対に避けましょう！

3．感覚的に商品を仕入れない

最後に、感覚的に商品を仕入れない点も必ず徹底してください。

特に初心者は利益が出ることだけを確認してなんとなく仕入れてしまいがち。ですが当然、いくら利益の出る商品だからといって売れなければ収入は得られません。「なんとなく売れるだろう」といった曖昧な判断で仕入れてしまうと、結局売れなかったり薄利になったりして、仕入れ資金だけがなくなっていく羽目になります…。

正しい仕入れ判断を行うなら「過去の販売データ」や「ランキング推移」などの数値を参考に、本当に売れるのかも分析しなければなりません。

なのでせどりの仕入れ時は「keepa」や「せどりすとプレミアム」などのツールを活用し、商品をしっかりリサーチしてから仕入れましょう。ただ利益が出るだけではなく、本当に売れるのかも調べてから仕入れることを徹底してください。

なお、仕入れ過ぎを防ぐには「仕入れる数は1～3個」のようなルールを定めておくのもあり。加えて「仕入れ額は運転資金の8割までに抑えておく」などと決めておけば、感情的に商品を仕入れてしまうのを避けられるでしょう。

というわけで、最低でも10万円程度あればせどりを始めることは可能です！

ただし、一般的には稼ぎたい金額の5〜10倍ほどの仕入れ資金が必要。よって、本格的に大きく稼ぎたいならその分大きな仕入れ資金が欠かせません。

現状全く現金がないという方は、本記事で紹介した方法を実践してまずは初期費用だけでも集めてみましょう。せどりを始めた後は資金のショートに十分気をつけつつ、少しずつ利益を増やしていってみてくださいね！